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2018年 活動記録


2018年12月23日(日)  
納会山行(例会山行) 高御位山299.7m(姫路市) ☆☆
山行コース 四季の森公園Ⓟ8:00=9:45北山鹿島神社Ⓟ10:10-12:40中塚山10:45-11:40
高御位山頂上(昼食休憩)12:25-13:15東鷹ノ巣山ー13:25鷹ノ巣山ー13:45百間岩ー
14:10鹿島神社ー14:20鹿島神社大鳥居Ⓟ=16:10四季の森公園Ⓟ
参加人数 13名(男7名、女6名)
 2018年「山の会ささやま」の締めくくりとして、この例会を納会山行とし、参加者募集を行いました。目玉はなんといっても、年末の寒さの中での「温かいおぜんざい」をみんなでいただき、この一年間歩いた山々に感謝の想いを届けるということで、13名が参加しました。
 3台の車に分乗し、R372を一路西へ走ります。北山鹿島神社駐車場に車を停め、1台を鹿島神社大鳥居駐車場に回します。
 この山は麓から登山コースが手に取るように見えるので、エスケープルートまで説明できるのが特徴です。鹿島神社に安全祈願して10時10分出発。登り始めから岩場の連続で、急な登りが中塚山山頂まで続きます。年末とは思えない気温に、皆汗だくのあり様。中塚山山頂では、タイツを脱ぐ人、Tシャツ姿になる人、それぞれに暑さ対策を行う。
 中塚山山頂からは登っては下るの繰り返しで、岩場の小高御位山に辿りつく。一寸疲れた様子の人も出始め、いつもの掛け声で気合いを入れる。さらに岩場を登り続け、11:40鷹御位山頂上に着く。重い思いに岩座に立ち、展望を満喫する。
 さあ、いよいよ「ぜんざい屋」の準備に取り掛かる。小豆餡1kgに対し水1Lの比で鍋に餡を入れる予定だったのが、インスタントラーメンのお湯やら水が先に入り、一体何リットル入っているのか判らない。もう目分量とカンの調理となる。
 一方で餅を焼いてもらっているが、餅と餅がくっつくやら、餅が箸にくっつくやらで悪戦苦闘のぜんざい屋であった。なんとかぜんざいが皆にいきわたる。第一声の「美味しい」の声にほっとする。おかわり自由の100円ぜんざいの完売である。
 高御位山頂をあとにして、まだまだ尾根歩きが続く。途中、桶居山分岐に近づき、来年3月17日の公開山行の宣伝をさせていただく。鷹ノ巣山に到着する頃、ポツポツと雨が降ってきた。予定より1時間半程早い。幸いポツポツなので、なんとか百間岩を過ぎるまで待ってくれと先を急ぐ。案の定、私は百間岩でスッテンコロリンでお尻着地。鹿島神社で無事下山の御礼と転んだ反省に二礼二拍手一礼。来年もよろしくお願いします。
 


2018年12月10日(月)  
登山道調査&例会山行 槇ヶ峰467.4m(篠山市) ☆
山行コース 四季の森公園Ⓟ8;30-バザールタウン篠山NEWS館~島姫神社~10:00槇ヶ峰頂上~
11:00展望台~11:20宇土観音~12:00バザールタウン篠山NEWS館
参加人数 7名(男5名、女2名)
 バザールタウン篠山NEWSⓅに車を停め、出発です。9:00に島姫神社の鳥居をくぐります。今日のコースは短いですが、標高467mで想像した通り勾配の
きついコースです。30分ほどで尾根道に出、勾配が楽になりました。
 小さなピークを越え、休憩しながら1時間程で槇ヶ峰の頂上に登頂です。三差路になっていますが標識がありません。初めて来た人のために標識がほしいところです。記念撮影して下山します。眺望もあっていいコースです。そうこうしているうちに展望所に到着。きれいな青空が広がって絶好のピクニック日和となりました。少し休んで宇土観音に下ります。立派な仏舎利塔に立派な銀杏。葉っぱはもう落ちてしまってありません。紅葉の盛りにちょっと寄ってみたい山でした。 


2018年 12月5日(水) 
登山道調査 白髪岳721m・松尾山686m ☆☆☆
山行コース 文保寺8:30~9:20肩越の辻~10:00松尾山~10:10鐘掛の辻~11:00白髪岳~鎖場~椿の山道~ワン谷林道~13:00鐘掛の辻~13:20肩越の辻~14:20文保寺
参加人数 6名(男3名、女3名)
 白髪岳は私の家のベランダから見え、ほんの少し顔をだしています。私にとっては丹波の山の中でも親しみ深い山です。
 天気予報では朝は曇りで午後から晴れるとのこと。朝の曇り空に躊躇することなく、集合場所の四季の森公園Ⓟに向かいます。参加者6人、其々の車で史保寺に向かい、楼門横に駐車hしました。余談になりますが、この楼門は天正時代の建立とか。大きくて立派な門で、篠山市文化財の指定を受けています。
 楼門を8時半出発。二村神社の境内を抜け、文保寺の宿院の静かな佇まいの間を登ります。
 本堂と鐘楼を左に見ながら紅葉の落葉を踏みしめ、獣除け柵の扉を開け、白髪岳まで70分の案内標識に着く。谷の右すそを登り、そして谷を渡り、渓流を見ながら土砂崩れで狭くなった山道に注意しながら、続いてロープを頼りに登ってベンチのある見晴らし台に着きます。残念ながら木が伸びていて展望はない。
 ここで服装を整え、ジグザグの山道をしばらく登って肩越えの辻に9時20分着。ここから松尾山目指して直登し、10時山頂着。休憩と記念撮影をして、鐘掛けの辻まで10分、ここからは平坦な山道を散策気分で進み、味間奥登山口への分岐を過ぎると、前方が開けて白髪岳の雄姿が見えてきます。紅葉の時期ならば、ここからの白髪岳はまた格別であります。
 ワン谷への分岐を直進して、689P(俗称水山)の巻道コースを選び、最後の岩場の急登に挑戦、ロープを頼りに約10分の奮闘で11時に頂上です。狭い岩場の頂上ですが、天気が良ければ360度の展望は絶景です。しかし、天気の予想が外れガスで下界はぼんやりと霞んでいます。早めの昼食を済ませ、住山に向けて下山します。
 頂上から南に岩場の尾根を下り、鎖場を通過してしばらくして尾根を外れ、急斜面をジグザグに下って銀鉱穴跡の谷を渡り、暫くして住山登山道から別れ、山椿の群生地の散策道をワン谷林道東屋に向かいます。山椿は1月下旬頃開花とのことで、質素で艶やかな花はお預けでした。
 林道で休憩し、鐘掛けの辻への林道を登ります。途中、大きな杉の倒木が道を塞いでいましたが、足の短い人もこれを乗り越えて13時に鐘掛けの辻に到着しました。ここから松尾山の北を巻くようにして、肩掛けの辻に出、文保寺の楼門駐車場に14時20分、全員無事に到着しました。
 出かける前、何年ぶりかのリーダー役で少し不安も感じましたが、今日一日の山行で少し自信もつきこれからまた皆さんと一緒に山登りしたいと思いました。
 平成27年に、白髪岳からとんがり山を見て、住山~白髪岳~とんがり山の縦走計画を計画しましたが、あいにく体調不良のため実現できなかったことを思い出しました。いつかこの縦走計画を実現したいと思った次第です。
 参加者の皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
 


2018年11月24日(土)  
例会山行 宮島 厳島弥山535m(広島県) ☆☆
山行コース 篠山市民センター22:00=2:30宮島口(仮眠)~7:15発フェリー乗船~7:30宮島桟橋(厳島神社
参拝)~大聖院コース~9:45弥山頂上~くぐり岩~紅葉谷~13:30宮島桟橋~フェリー~宮島口
=18:30篠山市民センター
参加人数 5名(男2名、女3名)
 23日午後10時に篠山市民センター集合。深夜の高速道路、スピード控えめにし、一度休憩を入れ、宮島口に午前2時半に着く。朝まで車の中で仮眠し、6時半に起きて、7時15分発のフェリーに乗る。会場から厳島神社の大鳥居を眺めながら10分ほどの船旅で宮島桟橋に着く。登山の前に厳島神社に参拝し、神社を抜けたところでミーティング。いよいよ大聖院コースに向かう。
 鹿の姿を見かける水路を抜け、路地の正面に見える大きな尾根を目指す。歴史を感じさせる大聖院の手すりのある長い石段を上がり、途中で橋を渡り、白糸の滝を左手に見てしばらく登ってゆくと、海に浮かぶ大鳥居や瀬戸内海が一望できる東屋に着く。ここで一休み。
 再び橋を渡って右岸を進むと石積みのダムがあり、そこから右手に沢を渡る。東屋の先は長い石段が続く道が石畳になり、傾斜が緩やかになると稜線が近づき、仁王門跡の峠で稜線に飛び出す。仁王門跡から左に行けば弥山頂上に到着する。
 9時45分巨石がずらりと並ぶ頂上に着く。頂上はロープウェイで登って来た人たちもいて賑わっている。展望所からは瀬戸内海に浮かぶ島々が眼下に広がり、厳島神社の大鳥居も見える。「日本三景の一の真価は山頂の展望にあり」視界もよく、感動の景色でした。
 下山は石段道を下って巨岩の「くぐり岩」をくぐって、ロープウェイ分岐から紅葉谷を下ります。紅葉谷コースは、紅葉谷を右手に見ながら花崗岩が風化した沢筋に付けられた石段や石畳の道です。紅葉を満喫しながら紅葉谷公園に下りました。ここから土産屋を覗いたりしながら午後1時30分に宮島桟橋に到着しました。
 帰りは、宮島口から往路、高速道をたどって篠山市民センター駐車場に午後6時30分に無事到着。宮島桟橋から約5時間の旅でした。
 今回の厳島弥山は、元気・視界・紅葉と三拍子揃った山行で本当に最高でした!参加してくださった方々ありがとうございました。
 


2018年11月20日(火)  
例会・登山道調査 愛宕山648m(篠山市) ☆☆
山行コース 四季の森公園Ⓟ⇒龍蔵寺Ⓟ→龍蔵寺~南コース~武庫川源流域~愛宕山~母子分岐~
東コース ̄みつまた群生地~龍蔵寺Ⓟ
参加人数 6名(男3名、女3名)
 愛宕山には東コース、中央コース、南コースとあるのですが、今回は南コースを登ることにしました。登山道調査ということで、鉈、ノコ、剪定鋏、テープなど
を用意して登山道の目印テーピング、倒木切除、枝切り、足元の落葉・落枝整理、草木のカットなど可能な範囲で手直ししながら進みます。丸太橋の老朽具合等の安全性のチェックをし、登山道の安全性を調査します。修正に必要な箇所については市に報告し手直しを要請します。
 途中、武庫川源流という場所があり、水がしみ出していました。これが武庫川の源なのかと思うと、なぜか感動的でした。
 愛宕山の頂上は展望が良くて、北に多紀アルプス三嶽、小金ヶ岳が確認できました。空気が澄み、遠くまで見渡せ、壮観でした。
 愛宕山は松茸山ということでしたが、マツタケは見つからず、下山時にヒラタケを見つけました。ちょっと興奮ものでした。
 登山道調査山行には初参加でした。このような裏方の山行を毎年繰り返すことで、安全で快適な登山が保たれていることを身を持って知ることが出来ました。そう考えると、地域住民の方々、市の山を守る地道な努力に頭が下がる思いでした。特に台風、大雨のあとは、大変な労力を払われていると聞きました。これからは山とそれに関わる方々に感謝しつつ、登山道調査に参加したいと思いました。
 


2018年11月17日(土)~18日(日)  
金剛山(1125m)耐寒テント泊 ☆☆☆
山行コース 1日目:ロープウェイ前登山口~(文殊中尾根コース)~ちはや園地~キャンプ場
2日目:キャンプ場~展望台~葛木神社(金剛山頂上)~転法輪寺~岩屋文殊~キャンプ場~下山
    (伏見峠コース)
    山頂周回1時間、下山約1時間40分
参加人数 4名(男2名、女2名)
 今回はロープウェイ前の登山口から細尾谷コースを登る予定でしたが、少し早くルートに入ってしまったようで、文殊尾根コースを登ることになりました。初め、急な登りが続きますが、しばらくすると尾根つたいに平坦な道、そしてまた木の根っこをかいくぐるような登りと、バリエーション豊かで青い空と杉の木がとても美しく、気持ちの良いルートでした。駐車場でザックを担ぐと「重い~」と口ぐちに言っていた私たち、楽しいルートにその重さも忘れ・・・と書きたいところですが、実際は「やっぱりもっと無駄な物置いてこよー」「この荷物がなかったらもっと楽しい道なのに」なんて声が。やはり10kgを超えるザックはこたえます。頂上とロープウェイ駅への分かれ道に出たところで、頂上は2日目の朝にして一路キャンプ場に向かいました。キャンプ場の受付がどこかわからず迷走してしまいましたが、なんとか昼過ぎに到着し、さっそくテントの設営を開始。それぞれ助け合いながら、そして伊藤リーダーからアドバイスを受けながら和気あいあいとテントを設営することができました。ちはや園地キャンプ場は地面も整備され、トイレもウォシュレットがあるほど綺麗。そしてバーベキューコンロやお皿の貸し出しまであり、至れり尽くせりでした。夜はもちろん、頑張って担いできたお肉と」ワインでBBQです!美味しいお肉とワイン、そして仲間との楽しい語らい。山でのキャンプの醍醐味です。あまりに会話が弾みお風呂の時間が過ぎてしまったほどです。この日は流を期待星群が見られるタイミングで期待していましたが、夜はさすがに寒くて私は断念。Hさんだけが流れ星にお願いをすることができました☆
 2日目の朝に行った展望台では大峰山系、ダイヤモンドトレールの和泉葛城山系、奈良盆地が一望で、関西空港もくっきり見えました。野鳥のヤマガラも間近で見ることができました。そのあと葛木神社、転法輪寺、岩屋文珠をⅠ時間ほどで回りました。途中にあった夫婦杉の石碑には20代は愛で、30代は努力で、40代は我慢で、50代は諦めで、60代は信頼で、70代は感謝で、80代は一心同体でそしてそれからは空気のようなふれ愛でと刻まれていました。「もうすでに空気やわ」とのつぶやきが聞こえましたが、みなさんはいかがでしょうか?キャンプ場に戻り荷物着きました。を整理した後、伏見峠コースで下山。水飲み場や滝、千早トチノキなど見所もありましたが、ずっと舗装道路でちょっと残念。午後一時過ぎに駐車場に到着。帰路につきました。衣食住を持って山に登るってすごいですよね。来シーズンはアルプスでテント箔!が合言葉になりました。
 


2018年11月11日(日)  
一般公開山行(初級コース) 鬼ヶ城544m(福知山市) 
山行コース 四季の森公園Ⓟ8:00=丹南篠山IC=福知山IC=9:00室尾谷山観音寺~鬼ヶ城・烏ヶ岳分岐~烏ヶ岳~分岐~鬼ヶ城~分岐~室尾谷山観音寺
参加人数 18名(男6名、女12名) 一般参加8名、会員10名
 但南篠山ICから福知山ICに向かう。今日の天気予報では、福知山市では晴天、気温20℃と最高の天気予報だった。まさに「登山日和」。午前9時過ぎに観音寺駐車場に到着。現地集合の4名の方は待ちくたびれた様子。早速登山の準備を整え、ストレッチ体操を始める。いつもより少々眺めのストレッチで、待ちくたびれた方の精神状態を収める。自己紹介の後、本日のコースを説明する。
 初めは谷筋の登りが長く続く。谷なので一部ぬかるんだ所もあり、ちょっと陰気。足元に1mを超す蛇に出くわし、ブーメラン。やがて最初の尾根が「烏ケ岳」と「鬼ケ城」の分岐で、皆さんと地図を広げ、自分の位置を確認する。
 15分ほど休憩し、「鬼ケ城」へ出発。やがてこのあたりから体力の差が出てくる急坂の上り下りに差し掛かる。気合を入れなおしてひと登りで頂上に着く。
 山頂でお弁当を広げながら、ほぼ360度の展望を楽しむがすこし靄があった。さて、恒例の誕生会、今回は該当者1名に美しいコーラスで祝福。記念品が残るので、あと5名を選出する「マメマメスクワットゲーム」を開催。皆さんにスクワットで更なる体力・脚力を養っていただきました。私はしんどいので口だけの参加。今回も全員無事下山でめでたし、めでたし。
 


2018年11月7日(水)  
例会山行 紅葉の生野高原達磨ヶ峰912m~段ヶ峰1103m縦走 ☆☆☆
山行コース 四季の森公園Ⓟ⇒道の駅まほろば⇒生野高原登山口9:00~10:00達磨ヶ峰~最低コル~
11:20フトウヶ峰11:30~12:00段ヶ峰(昼食)~フトウガ峰13:00~14:00杉谷登山口~
(林道経由)~15:00生野高原登山口
参加人数 7名(男名、女4名)
  7時30分四季の森公園Ⓟ出発。舞鶴道、北近畿豊岡道で道の駅まほろばへ。ここで会員2名をピックアップして生野高原登山口へ。ゴルフ場横の登山口より9時にスタート。最初から急登。最低コルまでゆっくり歩きます。山道のあちこちに紅葉が見られます。コルを越えるあたりからスピードを上げ、フトウガ峰に11時20分着。このあたりはまさに山というより高原で標高差がほとんどありません。ケンケンで段ヶ峰に向かいます。12時に頂上着。頂上からの展望はすばらしく、全山紅葉です。
 帰りはフトウガ峰まで戻って杉谷登山口ルートで下ります。遠望していた紅葉の中へ入っていきます。贅沢な紅葉の眺めを満喫hしながらの川沿いの林道を約1時間。自然林と別荘地の人工林の紅葉を堪能できました。7時間半の予定のコースおw無理なく6時間で歩けました。いい山行でした。
 


2018年11月4日(日)  
例会山行 焼杉山717m・翆黛山577m・金毘羅山572m ☆☆☆
山行コース 四季の森公園Ⓟ6:30=(若狭道、R27、R307経由)=大原寂光院入口Ⓟ9:30~ミチバタ谷~
11:50焼杉山717.4m~12:50翆黛山577m~14:00金毘羅山572.5m~江文神社~大原中学校=四季の森公園Ⓟ
参加人数 4名(男名、女2名)
 予定通り6時30分に四季の森Ⓟを出発、舞鶴道経由で京都の大原に向かいます。天気予報では曇りのち晴れで雨の心配をしていなかったのですが、福知山あたりからいつもの朝霧が水滴に変わってきて、気分のほうも曇りがちです。
 鯖街道に入ると安曇川沿いは紅葉が深まってきていました。大原あたりもきっと見頃だろうと期待が高まってきます。ただ、花折峠に差し掛かってくると、山裾あたりの杉林が辺り一面に倒れている光景が目に入ってきます。台風21号の影響によるものでしょうか。
 途中トンネルを抜けて大原に入ってもワイパーは水滴を拭っています。”大原も雨か・・・”とモチベーションが下がってきます。三千院周辺とは対照的に寂光院周辺のパーキングはガラガラ、入り口のパーキングに車を置きました。
 9時半に登山開始。寂光院への道に沿って土産店やカフェ、旅館が立ち並んで風情を醸し出しています。寂光院からしばらく歩くと谷川を隔てれ左向かい側に阿波の内侍の墓へと続く狭い階段が目に入ってきます。翠黛山からの下山ルートがこの墓のところに出てくるようです。
 登山道入り口の獣除けゲートをくぐって登山道に入っていきます。1時間も歩くと、汗がしたたりおちてくるため雨具脱ぎました。谷沿いの険しい山肌を這うように歩いて11時半に尾根道にやっと這い上がることができました。焼杉山の頂上に11時50分着、昼食をとりました。
 食事をして余裕が出てくると、山の名が示すように杉の木ばかりで紅葉がほとんどみられないことに気が付き、がっかりしました。焼杉山から尾根道のアップダウンを繰り返して12時50分に翠黛山頂上に着きました。頂上周辺は「、寂光院に下る見h氏や、金毘羅山に至る道が錯綜していました。
 金毘羅山に向けて山頂を出発しましたが、根こそぎ倒れた倒木が次々現れるようになり、少なくとも小中学生のハイキングコースにはふさわしくない道だと判断し、一度元の山頂に戻ることにしました
 頂上に戻ってみると、「金毘羅山」と注意してみなければ見過ごしてしまいそうな案内標識を見つけることができました。木の根の張った岩場の道のアップダウンを繰り返し、一つのピークに着きましたが、案内板によると、金毘羅山は、ここから東に分岐している道の先であるらしい。気を取り直して歩き始めると、三壷大社の朱色の小振りの神社があり、そこから大きな岩を回り込むと大国主命と彫られている。さらに尾根の道を進んでやっと金毘羅山の頂上に着く。14時。
 頂上からもと来た分岐点まで戻ります。途中、三壷大社辺りの岩の上から大原はもとより京都市の全景を眺めることができました。
 分岐点まで戻って山を下ってゆくと、格式の高そうな神社が姿を現します。琴平新宮社だ。大木が正殿の屋根に倒れかかっています。新宮社から道なりに下ってゆくと、江文峠下の登山口にでました。
 決してスムーズにルートを歩いてこれたわけではありませんが、なんとか無事三山を巡って、予定通りの時間に無事下山することができました。お疲れ様でした。
 


2018年10月23日(火)  
例会読図山行  五大山569m~鷹取山566m~五台山654m縦走  ☆☆☆
山行コース 四季の森公園Ⓟ7:30-柏原年輪の森8:00-8:20森のひととき登山口8:35-10:15五大山ー10:50愛宕山ー12:00鷹取山(昼食)12:30-13:20小野寺山ー13:35五台山13:55-14:55鷹取山下山分岐ー15:30森のひとときⓅ(以上7時間)
参加人数 13名(男6名、女7名)
              
 教育部会の読図山行。久しぶりにコンパスを使う参加者もおられたようです。スタートから約30分。急登を登り切り休憩なしに読図。私も大体わかる程度です。藤井さんが頼りです。尾根道の途中で2回目の読図。途中は、今自分がどこにいるのか、コンパス以前の読図能力が問われます。3回目は五大山。ここは頂上ですから現在地はわかります。五大山から愛宕山にかけてヒカゲツツジの大群落があります。今は端境期。とりあえず読図。4回目は愛宕山。ここもわかります。5回目が登山道の途中。現在地の確認には、スマホが頼りです。鷹取山の頂上で6回目。真面目に読図山行に取り組めました。これで以後の山行では道間違いはなくなると思います。多分。
 ここで昼食、重たい空模様です。時間を検討し、午後の山行は読図中止。せっかくここまで来たので五台山までカッパ覚悟で行くことにしました。
 小野寺山にはs鳥瞰図がありますが、すこしだけ休んで大きなシャクナゲの並木道を通り五台山へ。予定通りに行けそうです。小野寺山から10分程で到着。20分程休んで往路を1時間程引き返し下山堂に入ります。もう後30分あたりから雨がポツポツ。パラパラ。幸い、ジャージャーにはなりませんでした。
 7時間の縦走。読図も頑張りました。行きたかった五台山にも行き、素晴らしい山行でした。
 


2018年10月14日(日)  
H30年度 第二回公開山行    剣尾山784m ☆☆
山行コース
参加人数 一般参加4名(男1名、女3名)、会員11名(男5名、女6名)
 午前8時に四季の森公園駐車場に集合するも、予想hしていた通り、一般参加の方々にとっては”場所不明”。電話のやりとりや、途中までお迎えに行く始末。この集合場所は一般的に認知度が低い。なんとかならないか?
 遅れながらも車3台に分乗し、マス釣り駐車場に到着。以前はキャンプ場横の道に路肩駐車していたが、今は『道路上の駐車禁止」のオフレ。でも、100円/
車・日の値段に文句も言えず。
 行者山登山口から2班編成で登り始める。初めから階段状の登りが続くため、スローペースの出だし。20分ほどで行者堂に辿りつき一休み。以後六地蔵の手前あたりまでなだらかな登りが続く。やや急坂を上がると六地蔵に対面。ここのお地蔵様を横から見ると皆後ろにソックリ返り、たいそう偉いお地蔵様のようだ。中にはつっかえ棒してこれ以上偉くならないようにしてあった。
 やがて「月輪寺跡」に辿りつく。様々な石碑の散在と井戸跡の存在により、昔の隆盛を偲ばせている。ここから15分程登ると剣尾山頂上である。気持ちのよい頂上なのでここでも15分の休憩をとる。大きな岩に乗り秋の陽と風に心が和む。

 山頂ではハイカーも数人おられ、若い女性3人組がコンロでパスタ料理を始める。「パスタは湯がくのに時間がかかれい大変でしょう?」と声をかけると、「3分です」と返ってきた。今のパスタはインスタントラーメン級であった。別の場所でも若い女性3人組がコンロでパスタ料理。パスタが流行なのか、ここでは「おいしそうですね」とだけにとどめた。
 さらに足を進め横尾山(784.8m)に向かう。ここには三等三角点がある。他ノハイカーは剣尾山までのピストンが多かった。この横尾山は大きな標識も看板も無く、地味~な山。展望は北側のみ開けており、それでも深山・小金ヶ嶽・御嶽が気持ちよく見渡せる。目前の展望台のある山を大野山と思っていたが、「山と高原地図」を広げて確認すると「深山」であることが判明。先入観とイメージ判断は禁物であった。
 横尾山で昼食をとり、誕生月祝いとジャンケン王による抽選会を行う。我々を除いて山は静かである。トンビガラの岩峰を越え頂上広場で休憩。ここからは分岐が連続するコースであるので要注意。おにやんまの道ー小鳥のテラスーひと休み峠ー水辺の広場へと下る。
 いよいよ最後の難関である「渡渉」だ。過去の経験で水量が多く、渡るところを探すのに苦労し、河原の石を拾い集め、投げ込んだ。挙句の果てに滑って靴中に水が入り散々思いをした。今回は幸いにも水量が少ないため容易に渡渉完了。誰かが滑って転んだらワッと盛り上がるのですが.....期待外れ。
 午後2時30分に駐車場に到着、全員無事下山にほっとする。今回初めての公開山行リーダーであり、「皆で楽しい登山」を念願に、残る公開山行を推進してゆきます。
 帰路は篠山市のあちこちで「味祭り」や各種イベントが開催され、渋滞に巻き込まれるが、この時期の篠山のパワーは、丹波市民である私にはうらやましいかぎりであります。
 


2018年10月13~14日(日)  
例会山行  大和葛城山(959.2m)テント泊山行  ☆☆☆
山行コース 1日目: ロープウェイ登山口~(北尾根コース]~大和葛城山山頂(テント泊)   約3時間
2日目: 大和葛城山テント場~(櫛羅の滝コース)~ロープウェイ登山口      約2時間
参加人数 4名(男2名、女2名)
      
 今回山行したのは、ダイヤモンドトレイルで有名な奈良県御所市の葛城山で、六甲山より少しだけ高い山です。
 8時集合でリーダーの車をシェアし、一路葛城山ロープウェイ登山口へ。10時到着、10時20分登山開始。ロープウェイを横目に、いきなり急登が1キロ以上続くルートを選択。北尾根ルートといい、別名秋津州展望ルートともいわっれます。ダイヤモンドトレイルの北尾根に出るまでは結構な斜度、しかも視界が開けない林間道でしたが、この時期はひんやり空気で快適そのもの。木の根道、花崗岩の小石道、地盤が軟らかいのかV字に抉れた道となかなか楽しませてくれますが、ずっしりと背中にのしかかるリュックは体力を奪います。
 北尾根に出ると道巾も広めになります。流石にダイヤモンドトレイルのコース、標識はしっかりと整備されていました。見上げると青空が見え出し、キャン農場の看板も。続いて白樺食堂があり、右手にススキの原があり、その中を分けいると頂上が。ここは360度大パノラマの展望台でした。西は大阪平野を一望、大阪湾はもちろん、向こう岸の神戸に六甲山系が見えます。北はダイトレの二上山と生駒山があり、東は御所市と奈良市を一望。奈良といえば耳成山、畝傍山、天香具山がくっきりと。南には大阪府最高峰、標高1125mの金剛山がでーんと聳えていました。頂上は一面のススキの原、穂は陽で黄金に輝き、すっかり秋。ランチを摂り、テント泊の申し込みを済ませたら、奈良盆地の絶景で登頂を祝って乾杯です!
 明るいうちにテント設営。ふらふらしながらテント設営しましたが、ペグ打ち、掛け方をリーダーからh指導してもらいました。フライシートは内側のテント本体と隙間が出来るように広げて張るのがコツでした。無事設営完了後、国民宿舎へ汗を流しに。筋肉痛には最高の癒しです。丁度国際ステーションが日本上空を通過予定でしたが、曇っていて残念。戻りは頂上を散歩。大阪平野側は明るく百万ドルの夜景、さすがですね。奈良盆地は漆黒に染まる古都らしい夜景で対象的でした。
 テント場に戻るとたくさんテントができていて、この山の人気ぶりがうかがえました。夕飯は自炊です。ワイン、おでんの差し入れで満腹になり、酔いも手伝い、話の弾むこと!あっという間に夜8時。早、就寝タイム。ここのキャンプ場はトイレが遠いこと。真夜中一人歩きは外灯があるけれど心細いですね。寝ている間にパラパラと雨がありましたが大事には到りませんでした。ご来光を見るため、5時前に起床も天気予報通り曇っていて残念!6時には朝食タイム。そのあとテント撤収です。8時過ぎに下山開始。滝目当てで自然研究路から下りましたが、台風の影響か、不動の滝(二の滝)への道は通行止めでした。櫛羅(くじら)の滝は見事な水しぶき、大迫力でした。川砂に金色の粒を見つけ、すわ砂金か!そんな訳ないですよね、黄銅鉱かな?この櫛羅の谷のコースも、北尾根コースも大差なく斜度のきついコースでした。川沿いに下るとまもなくロープウェイ登山口駅に到着です。
 リーダー、そして皆さんお疲れ様でした。メンバーに恵まれてほんとに楽しいテント泊になりました。それに昼すぎに下山できて、いいですよね。皆さん口を揃えて、次は金剛山でテント泊しよう!
 


2018年9月27日(木)  
登山道調査  大沢城跡・火とぼし山・音羽山(530m)  ☆☆
山行コース 四季の森公園Ⓟ=篠山口Ⓟー大沢第一公園ー八幡神社ー大沢城跡ー火とぼし山ー音羽山ー火とぼし山ー佐幾山城跡ー大沢第一公園ー篠山口駅Ⓟ=四季の森公園Ⓟ
参加人数 7名(男4名、女3名)
 篠山口駅Ⓟから出発、大沢第一公園でKさんと合流。八幡さんでザックをおろし準備体操をして9時20分に登山開始。約30分で緑庄城跡に到着。立て看板が設置されていて緑庄城跡のいわれが書いてありました。ただ、周りの木が大きくなっていて眺望はききません。少しだけ下の景色が見えました。次は大沢城跡に向けて出発。
 途中、展望の展望のいい箇所に休憩所があったのでしょう。ベンチがありましたが朽ちていました。
 大沢城跡から約10分で眺望のいいところに出ました。山肌に何の図形かわかりませんが、木が刈り込まれていました。下山して四季の森から山を見ますとよく見えました。
 そこから急坂を登り30分。火とぼし山に到着です。眺望はききません。五山の送り火の山のように思っていました。火とぼし山の意味がわかりません。
 火とぼし山から音羽山に向けて出発です。30分で到着。少し引き返して大きな高圧線鉄塔の下で昼食。ここからは篠山の町が良くみえました。ゆっくり昼食をとり、火とぼし山に引き返して佐幾山城跡に向かって下ります。
 今回のルート全般ですが、倒木が多く、途中で登山道を探すことがありました。また立て看板が腐って倒れていました。外材の杭は太いですが腐りやすいです。建築屋の感想です。
 PM2時頃には下山できました。またいつかh白髪岳、松尾山まで足を延ばしたいと思います。
       
 


2018年9月6日(木)   
登山道調査&例会山行  弥十郎ヶ嶽(715.1m) 篠山市 ☆☆
山行コース 四季の森公園Ⓟ9:00=畑市薬師ヶ原キャンプ場跡Ⓟ9:50-吹越峠10:22-洞窟11:23ー
弥十郎ヶ嶽頂上12:02ー14:08後川(竹谷コース)下山口
参加人数 3名(男2名、女1名)
]弥十郎ヶ嶽の5回目の登山で、一度も通ったことのない、後川に下りる竹谷コースに行ってきました。朝、後川のトンネルを下ったところにある登山口に車を一台置きに行って、畑市の薬師ヶはらキャンプ場跡地からの入山です。
 下山の竹谷コースは、マイナーなコースで草ぼうぼうの藪漕ぎかと思っていましたが、林道が奥まで続いており、登山道もしっかりしていて、ところどころ道標もあって整備されたいいコースでした。
 大雨や台風20号、21号の影響で登山道が倒木などで塞がれていまhしたが、少し迂回するぐらいで、予定通りのコースで下山できました。しかし、立派な檜の大木が倒れ、登山道を塞いでいて台風の威力の凄さを感じました。杉林は、枝がたくさん落ちていて、登山道がかくれて少しわかりずらくなっていました。落ちた杉の枝にカヤランがついていまhした。
 竹谷コースにはちいさな滝がいくつかありました。その上に木の橋が渡してあるのですが、高さがあり、湿っていたのもあってかなり怖く感じました。手すりのようにロープが渡してあるのがゆるゆるで却って怖かったです。
 弥十郎ヶ嶽には、北の薬師ヶ原キャンプ場のコース、曾地中から四十九印刷跡を通るコース、南の竹谷コース、篭坊温泉コース、農文塾コースと色々なコースがあり、4時間くらいのほどよい登山が楽しめるおすすめの山だとおもいます。
 


2018年7月15日(日)、7月31日(火)  
ワンポイント講座 岩トレ(RC)、沢トレ(WH)報告

山行コース 7月15日 岩トレ 丹波市春日町 三尾の岩場
7月31日 沢トレ 神戸市北区 逢山峡
参加人数 岩トレ 6名(男4名、女2名)  沢トレ 5名(男3名、女2名)
1..岩トレ(RC)
 当会tで取り組んでいる岩登りは「トップロープ」と呼ばれるクライミング入門クラスです。
 久しぶりに岩トレ実施できる喜びに一杯で三尾の岩場に向かいました。
 心配していた林道には大雨の被害もないと安堵した直後、大きな木が林道を塞いでいました。そこからは歩いてゆくことにしました(帰りには綺麗に片づけてありました。Oさんありがとう)。岩場は大雨で綺麗に木の葉や小枝が洗い流されて綺麗になっていました。
 登攀準備を整えて、さあ練習開始。クライミングは「合図に始まり合図に終わる」。確保者と登攀者がお互いに声を掛け合ってロープの結束等を確認しあいます。クライミングの基本は手で登るのではなく、足で登ります。靴は岩場に対して直角に当て、手足の三点で支えます(3点支持)。

2.沢トレ(WH)
 当会で取り組んでいるのはウォーターハイキング(WH)と呼ばれる沢歩きです。
 1年振りの沢歩きに、わくわく気分で逢山峡に向かいました。台風の影響で水量は少し多めでしたが、沢歩きに影響がでるような状況ではありませんでした。快適な状態でした・・・
 沢歩き(WH)は」、夏を楽しむハイキングの新しいスタイルです(本格的な沢登りの入門クラスです)。
 


2018年8月26日(日)  
シャワークライミング(沢登り) 比良・明王谷 ☆☆☆

山行コース
参加人数 4名(男2名、女2名)
        
 猛暑の中シャワークライミングを楽しんできました。武奈ヶ岳の登山口としても知られる坊村から、林道を約1時間遡り、入川。比良山系の渓谷の水は°どこまでも透明で冷たく、火照った体に心地よい。川の両岸には自然林と岩が景観を彩って、大自然のなかにいることを実感する。
 小さな淵を無数に越え、4mの滝に出合う。いつもなら高巻くところだが、Fさんがスルッと登ってしまい、残りの3人は簡易ハーネスを付け、確保されながら攀じ登る。レスキュー講座等で、簡易ハーネスの作り方は習っていたが、実践で使ったのは今回が初めてでした。その後も遡上を続け、滝つぼにダイブして遊ぶ。暑い夏の一日、沢遊びをたっぷりと楽しみました。

参加者A 今年の沢トレ第二弾もとても楽しめました。透き通った水、素晴らしい景色最高でした。岩場、滝登り、泳ぎと色々助けていただき本当にありがとうございました。来年も是非訪れたいですね・・・ 企画よろしくお願いします。
参加者B 「楽しかった」の一言です。水が澄んでいて、写真を撮りたくなる程きれいな景色でした。足元は滑らなかったし、涼しくて快適でした。川の流れに逆らって石の間を登ってゆく楽しさ、岩の上からのダイビング等、時間の経つのを忘れ・・・・ 最高の一日でした。

 当会の技量では
本格的な沢登りは少しハードルが高いなと思い、内心、少し心配していました。でも入渓して30分もたたない内に心配事は払拭しました。口では「こわいこわい」と言いながらも岩場を軽々と越えてくる。滝も少しのアシストで登ってくる。
 女性二人にh刺激され、男性二人も頑張りました。今までの練習が成果を上げた瞬間でした。今年のように猛暑が続くひは、涼しく爽快な沢歩きは最高!
 来年の夏の取り組みを準備しなくては・・・・ 鬼が笑うかな?


2018年7月23日(月)  
登山道調査 篠山市 高城山(459m)/八上城跡 ☆
山行コース 四季の森公園駐車場→八上Ⓟ~藤ノ木坂登山口~崩壊現場~三本杉~西蔵丸跡~馬駈場
(尾根道~高城山山頂~野々垣分岐~朝路池~野々垣登山口~八上Ⓟ
参加人数 5名(男4名、女1名)
    先般の豪雨後最初の登山道調査山行。事前情報で崩壊地があるとの情報を入手していました。四季の森公園駐車場に集合して、車2台で八上集落に向かいまhした。藤ノ木坂登山口付近には駐車場がないので、地元の方の了解を得て空き地に車を停めさせていただきまhした。出発の準備をしながら、今日も猛暑になる予感がしました。
 今回の調査は、事前情報で崩壊地があることがわかっていましたので、藤ノ木坂ルートで調査を行うことにしました。登山口には、『危険箇所あり「通行注意」
』の表示がありました。
 登山口から数百メートルで、清瀬寺川(沢)の崩壊地に着きました。傷跡が生々しく残っていました。NHKの大河ドラマ{明智光秀」縁の地になっているので、今後訪れる方が増えると予想されるので早期の復旧が望まれます。崩壊地から三本杉間の谷沿いの登山道もかなり荒れていました。ただ、尾根筋の西蔵丸跡からの馬駈場は問題ありませんでした。
 山頂は雑草が生い茂っていました。下山は、野々垣ルートで下りることにしました。途中にはお城の守りの要「大掘切」、伝承地「朝路池」がありましたが、こちらも登山道が荒れているところがありました。野々垣登山口にまお、『危険箇所あり「通行注意」』の表示がありました。野々垣集落からは多紀連山の「小金ヶ嶽・御嶽」の雄姿を望むことができました。

          
    藤ノ木坂登山口                 馬駈場(尾根筋)                 八上城本丸跡
   

 大堀切                 朝路池跡                 野々垣登山口


2018年7月22日(日)  
福井県若狭町 真夏の三十三間山(842m) ☆☆
山行コース 四季の森Ⓟ7:00~倉見登山口Ⓟ8:55~風神の滝9:13~最後の水場9:32~夫婦松10:23
尾根11:06~三十三間山頂上842.3m 11:44~夫婦松~倉見登山口Ⓟ14:30
参加人数 5名(男4名、女1名)
 
先輩から『三十三間山は見晴らしが良くていい山よ』って聞いていたので一度行ってみたいと思っていました。京都の三十三間堂の棟木に、この山の木が使われたことが山の名前の由来だそうです。
 篠山の気温35度。連日の猛暑を避けて高い山に逃げて来たのに暑かったです。尾根に出た途端に熱風、日差しを遮る木がなく、山頂直下に大草原がありました。
 そこからの景色は素晴らしかったです。暑い中登った甲斐がありました。その場所から琵琶湖と左に日本海の若狭湾が望め、素晴らしい眺望で真っ青な空には、大きな取りが飛んでいました。猛禽類のようでした。ドローンが飛び立つと1羽だったその鳥がドローンの周りに8羽ほど集まってきました。なかなかの見ものでした。登り始めて20分くらいのところに風神の滝がありました。また夫婦松という枯れた松がありました。二股に別れた一本は切られていたような・・・悲しい末路。
 登山道はブナやミズナラの林で、秋紅葉の季節におすすめの山だと思いました。登山道に黄緑色のラン科の山野草の花があり、写真のピントが合って無いので確定できませんが、オオバノトンボソウに似ていて、珍しい植物に出合えて嬉しくなりました。私が山に登る楽しみの一つです。
 往復5時間半8.6km暑い中頑張って歩きました。春か秋にまた来たい山でした。

 


2018年8月17日(金)~8月19日(日)  
夏山特別山行 北八ヶ岳トレッキング ニュウ~天狗岳と入笠山(1955m)☆☆☆☆

山行コース 8月17日 白駒池登山口11:10-白駒池11:25-ニュウ13:05-中山峠2:55-東天狗4:25
       根石岳ー17:00根石岳山荘(泊)
8月18日 根石岳山荘7:10-東天狗7:55-西天狗ー唐沢鉱泉11:40=(タクシー移動)=
       白駒池登山口Ⓟ=東山オーベルジュ(泊)
8月19日 沢入登山口10:00-入笠湿原11:00-入笠山頂上12:00-入笠湿原13:40-
       沢入登山口14:00
参加人数 8名(男1名、女7名)
   篠山をスタートして7時間後、予定より1時間遅れで白駒池駐車場に到着する。天気は台風通過直後とあって朝から快晴。20日までは天候が安定しているとの予報で意を強くする。希少な原生林と苔の森を散策してほどなく白駒池に到着。ここから先は一般観光客のいない静かな登山道となる。前日までの大雨でぬかるんだ滑りやすい道を抜けたあとは、暗い樹林帯のきつい登りとなって、急登を登りきるとまもなく樹林帯を抜け出して岩稜の山「ニュウ」2351mに到着です。目の前に赤岳、硫黄岳、南には富士山がくっきりと姿を現す。眼下には今登ってきた白駒池が樹海の中にたたずんでいます。ここで昼食とします。
 ニュウの頂上を辞して稜線歩きを楽しんで中山峠に到着したのが15時前。生ビールが目の前にちらつきだし、10分先にある黒百合ヒュッテでの宿泊も考えたのですが、天候が驚異的に安定していること、加えてメンバーが意気軒昂なことから当初の予定通り根石岳山荘を目指す。
 東天狗岳へは踏みしろの大きなきつい登り。頂上からの下りは滑落の危険もある今回の最難関コースだったが、無事突破、5時に根石山荘に到着する。
 稜線の鞍部に位置する当山荘は強風に耐えるために、古ぼけた本館の屋根にはたくさんの石が載せられていて、まるで写真でみた大正時代のノスタルジックな山小屋そのものでした。
 17時30分からの夕食は生ビールで乾杯。赤ワインフルボトル2本は私とTさんの二人で空けてしまいました。新築された別館でふかふかのダウン布団に包まれて就寝。20時消灯。
 二日目の今日も朝から快晴、最高の登山日和。朝ご飯を窓越しに北アルプスを眺めながらいただく。昨日来た道を東天狗まで戻り、双耳峰の西天狗に登頂(今山行の最高地点2645m)。土曜日ということもあって昨日とはうってかわって登山者が多い。西尾根の樹林帯を唐沢鉱泉目指して激下り。12時前に一軒宿の温泉に着く。
 本日の最終到着地をここ、唐沢鉱泉とする。黒百合ヒュッテを経由して白駒池駐車場まで戻る予定でしたが、温泉旅館のまったりした空気にはまり、昼食を摂り、温泉でのんびりすることに予定変更shました。参加メンバーからも圧倒的な支持をいただいた。
  タクシーで白駒池駐車場まで戻り、車山のオーベルジュに4時前にチェックイン。18時半から暮れなずむ八ヶ岳連峰を窓越しに眺めながらディナータイム。
 宿泊客はカップルのお客さんがほとんどですが、私は女性7名に囲まれてハーレム状態。赤ワインフルボトル2本、今夜もほとんど私とTさんでいただきました。
 三日目の今日も天気快晴。南アルプス最北端の山「入笠山1955m」に登りました。
 南アルプスといっても八ヶ岳とは指呼の間、花の山として有名です。ゴンドラに乗るつもりが、道間違いで山の中腹を車でドンドン登ってしまい、たどり着いた先は沢入登山口。往復のゴンドラ代が節約できてまあいいかということになる。
 シラビソとクマザサの茂る登山道を歩いて1時間で無数の高山植物の茂る高層湿原に到着。15分程先の斜面には雄大なお花畑。8月下旬ということもあり、あまり期待していなかったが、花の多さと種類にびっくりする。
 入笠山山頂は広くさえぎるものが無く、八ヶ岳、南アルプス、北アルプス、中央アルプスと360度の展望が楽しめる山だった。途中、山彦山荘で昼食の後、下山する。
 帰路、諏訪インター手前のドライブインで買い物をして篠山着22時。解散する。
 


2018年8月2日(木)~8月4日(土)  
夏山特別山行 唐松岳(2696m)、五竜岳(2814m) ☆☆☆☆
山行コース 8月2日 篠山市民センター~篠山IC~北陸道~糸魚川IC~白馬八方アルペンライン~八方池山荘
      唐松岳頂上山荘(泊)
8月3日 唐松岳頂上山荘~唐松岳~唐松岳頂上山荘~五竜山荘~五竜岳~五竜山荘(泊)
8月4日 五竜山荘~大遠見山~小遠見山~アルプス平駅~テレキャビン(下山)~タクシー移動
      ~八方アルペンラインⓅ~道の駅小谷(温泉・昼食)~糸魚川IC~篠山IC~篠山市民
      センター
参加人数 8名(男5名、女3名)
        AM4:00篠山市民センターをOさん、Fさん運転の車2台に分乗して出発。舞鶴道から北陸道に乗り継ぎ、糸魚川ICでR148に下りて白馬村のリフト乗り場に午前10時前に到着。早いけれど昼食にしようと食堂を探すが、どこも開いていない。この辺はスキー客がメインなので夏場はのんびりしているとのこと。仕方なく、2回目のリフトを降りた黒菱平で食べることに。食堂の大きな窓ガラス越しに白馬三山が見える。先が楽しみ。
 もうひとつリフトに乗って八方山荘前で降りると登山客、観光客が入り混じって大勢の人。山荘前スタート11時30分。八方池までは八方尾根自然研究路のトレッキングコースとなっており、お花畑が広がっている。あちらこちらに花の名前入り立て札がたてられている。木道にもなっているので老人から子供まで楽しんでいる。
 八方池辺りからは不帰の嶮の厳しい岩肌をくっきりと拝むことができる。さあ!ここからが唐松への登山道。いくつのピークを越えていくのだろうか?ダラダラとした長い登りが見える。山荘が見えたと思いきやう回路の登りが待っていた。唐松岳頂上山荘着15時35分。
 唐松岳には明朝登る予定なので、喫茶でケーキを食べた後、本を見たりしてゆっくりと過ごす。寝床は案外とゆったりしていた。
 二日目の朝はご来光を見に4時半起床で山頂に向かう。風が強い。ご来光は出たものの雲がかかる。でも朝焼けの美しさに満足して下山。5時40分からの朝食を済ませ、風の強い中、五竜山荘に向かう。すぐに牛首の鎖場の岩場を越える。今まで経験したことのないきつい風。足の置場もないような崖を鎖を頼りに結構な距離を進む。周りの景色はガスのために見えない。慎重に歩を進める。思えばいい経験をさせてもらいました。大黒岳、白岳と越えて五竜山荘に着いたのが10時。
 ゆっくり休んで五竜岳に登る準備。サブザックにいるものを詰めて、ヘルメットを被る。目の前の五竜岳は険しい岩山。山小屋の人が牛首の岩場を越えてきたなら楽々ですよ、の言葉で安心する。いつしか風もおさまりいい天気。すばらしい景色。14時までに小屋に戻ればお昼を食堂で食べることができるとのこと。頑張って登る。思ったより登りやすい。頂上からの景色がすばらしい。白馬三山、唐松岳もしっかりと見え、隣の鹿島槍も手に取るようにみえる。
 いつまでも見ていたい景色。だが14時までには下りなければ・・・・ということで山頂にお別れ。山荘に13時着。おかげでおいしいキノコうどんを食べることができました。関西人向け味付けでした。部屋が決まって、行ってみてびっくり。今までみたこともない有様。びっしり敷き詰められた布団。並び方がちょっと変わっていた。これも勉強と辛抱、辛抱。五竜山荘の夕食は17時40分。カレーが出た。美味しかった。おかわりができるので少し入れてもらった。満足でした。夜は身動きが出来なかったので腰が痛くなり2回外へ腰伸ばしに出た。星空がきれいで、火星がすぐ上で輝いていて、遠くの街の灯りが美しく、遠くの空では雷が鳴っているらしく、稲光が光っていた。花火のように見え綺麗だった。これもひとときのの美しい思い出となりました。
 朝食が5時なので山荘スタートは5時45分。山荘を横目に急な岩場の下り坂が暫く続く。可愛く咲くアズマギクに見送られる。今日も天気に恵まれて五竜岳、鹿島槍が素晴らしい。何度も振り返り写真を撮る。登ってくる人が少ないと思っていたが、大遠見山くらいまで下りてくると出合うようになった。その後は多くの人が登ってくる。お年を召した人も結構おられたが、この坂を登ってくるには大変だったろうと思う。
 今回、このルートを下りに使ってもらって感謝しています。アルプス平からゴンドラリフトのテレキャビンで一気に白馬五竜高山植物園まで下りてきた。タクシー移動のタクシーも運よくロータリーに出るとすぐ2台を拾うことが出来、白馬スキージャンプ台や白馬三山を車窓から楽しみながら八方アルペンラインの車置き場まで帰ってきました。時間は午前11時前。
 三日間の汗を小谷の道の駅の小谷温泉で洗い流し、食事も済ませて帰路につく。篠山市民センターには明るい内に着きました。長い距離運転hしてくださったOさん、Fさんお世話になりました。参加者の皆さん楽しい思い出が一つ増えてよかったですね~。
             

2018年7月20日(金)~7月22日(日) 
夏山特別山行 西穂高独標(2701m)、焼岳(2445m)
☆☆☆☆
山行コース 7月20日 19:00JR篠山口駅集合=21:30大阪梅田三番街発上高地行直行バス乗車
7月21日 5:20上高地バスターミナル5:50-6:00河童橋6:05-6:24ウェストンレリーフー
       6:35西穂高登山口ー10:06西穂山荘10:35-11:00丸山ー12:15西穂独標ー
       13:45西穂山荘(泊)
7月22日 西穂山荘5:40-6:51槍見台ー7:10池ー9:04焼岳小屋9:26-11:03焼岳北峰
       頂上11:20-12:20焼岳小屋12:39-14:44焼岳登山口ー15:00田代橋ー
       15:20上高地バスターミナル15:40=22:25大阪梅田三番街バスターミナル
参加人数 9名(男4名、女5名)
        
 本夏山山行は現地に着くまでの会員による運転の負担を軽減する試みとして、上高地直行便を利用しての山行としました。この試みは成功だったとおもいます。朝目覚めたら上高地というのはなかなか気分のいいものだったし、全員が同じ条件でスタートできるというのも嬉しいことでした。
 早朝の上高地は、猛暑の中をはるばるやってきた関西人にとっては、本当にすがすがしい別天地でした。バスターミナルから河童橋に向かうと穂高連峰が眼前に迫ってくるし、梓川畔に立って振り返ると焼岳が朝日を浴びて輝いています。河童橋で記念撮影していざ出発。天気は快晴、これ以上の天気は望むべきもありません。
 梓川右岸の河畔林の道を進みウェストンレリーフ過ぎてまもなく西穂高登山口に。いよいよ長い登りの始まりです。25分歩いて5分の休憩。3時間の登りならば、これを6回繰り返せば尾根に辿りつくという想定でスタートです。シラビソを主体とする樹林の下の良く踏まれた登山道をゆっくり登る。朝まだ早いので、爽やかな風もあって快適です。ひとしきり登って、尾根状となった中間点付近、宝水を通過すると、キヌガサソウ他色んな花が迎えてくれ、疲れを癒してくれます。 登山口から約3時間で焼岳への分岐に着く。西穂山荘までもう急な登りはなく一安心だ。分岐を過ぎると一気に展望が開け、南に乗鞍岳、焼岳が顔を見せてくれます。分岐から山荘まで写真タイムで時間を費やしながら約20分で西穂山荘に着く。 西穂山荘で小休止し、荷物を預けてサブザックで西穂独標に向かいます。山荘ラーメンのタイムリミットが14時なので、それまでに帰ってくるぞと勇んで10時35分に山荘を出発。稜線からの眺望が本当に素晴らしく、正面に西穂の峰々、西に笠ヶ岳~双六、東に六百山~霞沢山、南に乗鞍岳、焼岳。足下には梓川の流れが輝いています。帝国ホテルの赤い屋根、河童橋も見えます。丸山を過ぎ、順調に高度を上げてゆきます。
 独標がすぐ前に見えるポイントで一息入れ、独標までのルートと様子を確認します。登山者は思ったほど多くはないものの、やはりかなりの登山者が列を作っています。独標にもかなりの人影がみえます。渋滞も覚悟しなくてはならないようです。ここで全員ヘルメット着用。
 独標まで若干の渋滞はあったけれど、12時15分に頂上に到着しました。独標は残念ながら登山者で混雑しているので落ち着かず、記念撮影だけ済ませて早々に立ち去ることに。丸山まで下って全員で改めて記念撮影しました。  西穂山荘着13時45分。西穂ラーメンのタイムリミットに間に会って早速生ビールと共に注文、乾杯です。
 山荘は混んでいたけれど、到着が早かったので10人部屋に我々9人パーティーを割り当ててもらって、狭いながらも気兼ねなくゆっくりできたのが幸いでした。満点の星空を楽しむこともでき、快適な山小屋の夜を過ごすことができました。
 5時の朝食を済ませ、山荘を5時40分にスタート。今日も絶好の登山日和。割谷山経由で焼岳に登って上高地までと今日も結構長丁場です。割谷山までの尾根道は樹林帯の道ですが、展望が良く、槍見台からは富士山も遠望することができ、振り返ると槍ヶ岳まで姿をみせてくれ、展望を楽しみながらの楽しい道でした。
 焼岳小屋に9時着。展望を楽しみながらの道なので思っていたより時間がかかってしまったので、温泉はあきらめかな。
 焼岳小屋から焼岳頂上まで約1時間半、砂礫の急坂、岩礫帯が続きますが、快適に登ります。振り返ると穂高連峰の奥に槍ヶ岳の姿も見え、頂上近くの岩礫帯では硫黄の蒸気を噴出している噴気孔があったりで、変化のある登山道でした。14時44分焼岳北峰頂上着。焼岳小屋から約2時間かかりました。
 焼岳頂上でしばし休憩、360度の大パノラマを満喫。穂高連峰はあくまで美しく、乗鞍岳はのびやかだ。もう何年ぶりかの北アルプスの景観を瞼に焼き付けて下山する。今日は山を満喫し過ぎて、おそらく上高地温泉に入浴する時間はないだろう。残念ではあるけれど、そんなに残念とも感じないのは素晴らしい山々のお陰です。改めて山の神様に感謝して頂上を辞する。 若いころは山を辞する時、「また来るねー」と挨拶したものですが、最近は、「もう来れないかもしれないねー」と挨拶する私を発見する。
 焼岳小屋からの下りも急で長い。途中長い梯子があったりと、気を許せない下りが続くが。やがて穏やかな下りになって、梓川沿いの美しい河畔林の中の道を、焼岳登山口に下る。
 上高地バスターミナルに着いたのは15時20分、バスの出発時刻の20分前でした。思ったより時間がかかってしまいましたが、皆元気で車中の人となりました。車中のビールに心地よく酔っていつのまにか夢の中をさまよっていました。参加メンバー各位お疲れ様でした。感謝の一言です。
 


 2018年6月30日(土)~7月1日(日)  
播州高原(千町ヶ峰・段ヶ峰、杉山)&草木川 ☆☆☆☆
山行コース
こぶしの村~千町ヶ峰~基幹林道~新千町峠~段ヶ峰~大谷鞍部~杉山~山頂庭園~岩塊流~総合作業所~上千町~こぶしの村
※当初予定の30日大段山往復縦走、1日の草木川沢トレ(WH:ウォーターハイキング)は雨と増水のため取りやめました。
参加人数 8名(男4、女4)
30日(初日)
 いつもの四季の森公園駐車場はなく、宿泊が伴うので、篠山市民センター駐車場に午前8時に集合して、車2台でこぶしの村に向けて出発、丹波市のお二方とは、こぶしの村で待ち合わせすることになっている。途中、山崎のスーパーで食材の買い出しを行い(夕食は焼き肉の予定)こぶしの村に向かう。
 こぶしの村キャンプ場に到着すると、既にお二方は到着をしていました。雨は降ったり止んだり状態でしたが、草木川は増水していました。
 休憩後、大段山の往復登山は雨模様のため取り止めることにしました。代わりに救急法とツエルト・テントの設営練習を行いましたが、雨模様なのでツエルトで幕営することは取り止めました。今年のこぶしの村はヤマヒルが多く発生していて「戦々恐々」楽しみが半減してしまいそう。
 温泉に行くことになりましたが「まほろば湯」は工事中で休業していることが判明しましたので、少し遠くなりますが「よい温泉」に行くことになりました。まほろばの湯が休業中のためか入浴客はかなり多い。
 夕食は豪快にバーベキューに舌鼓を打つことに。ところが備え付けの器具は底が抜けボロボロ、上手く炭が起きるか不安になってきた。
ところが風通しが良いのか、炭は勢い良く燃え上がり、肉に野菜が美味しく焼け、話も大いに盛り上がりました。23時就寝。
                 
1日(二日目) 夏山トレーニング
 朝早く帰宅するお二人に合わせてか5時起床。お二人を見送った後、朝食の準備に取りかかる。
囲炉裏で薪でご飯を炊く、日頃なかなか体験できない昔懐かしい。
はじめチョロチョロ中パッパ・・・・・  美味しく炊き上がりました。
炊き上がったご飯に納豆と卵かけご飯、たまらない・・・・・
昼食用梅ご飯のおにぎりを作ることにする。普通梅干しはおにぎりはご飯の真ん中に入れるが、夏バージョンの梅おにぎりは梅の種を取り除き、果肉だけにしてご飯に混ぜ込む。こうすることにより梅の殺菌効果が全体に広がり、美味しくいただくことができる。
 朝食後、夏山トレに出発。ところが出発して直ぐに「ヤマヒル」の洗礼を受ける。登山道から、木の上から、両面攻撃にあう。千町ヶ峰山頂近くの弘法の池までいたるところにうようよしている。ヒルに気をとられ、トレーニングに集中でいない。千町ヶ峰から舗装の林道に下りほっと一息・・・・・
 段ヶ峰登山口の小屋に喫茶の旗があるので声をかけるとコーヒーはできるがアイスクリームはないとのこと、諦めて段ヶ峰に向かう。急な坂を2か所登ると山頂が見えてきた。見なれた光景だ。
 山頂には数人の先客がいたが、昼食をとることにした。今朝作った梅おにぎりを美味しくいただく。3個も食べてお腹一杯になる。
 山頂からの眺望は雲がかかりいまいちだ。集合写真を撮り出発。
 大谷鞍部を過ぎると、杉山への登りになる。お腹一杯で体が重い。坂を上がりきると宍粟50名山3座目杉山だ。風力発電所の予定地だったが、計画は取りやめになり環境が守られ安堵しています。
 杉山の次は大岩が点在する山上庭園だ。
 今回は、笠形山へは行かず、岩塊流に下ることにしました。
 岩塊流は、大きな岩の塊が谷間を埋めている。
その中の一つに「クジラ岩」がある。クジラそっくりだ。
 どうどう橋を渡り再び山に地へ・・・?ところが様子が変だ・・?
山道が消え、林道が広がっている。なんのための林道開発だ?山道はズタズタだが、なんとか総合作業所に到着した。(14:00)
ここから約1時間半、炎天下の舗装道路歩きになる。
おしゃべりをしながらのんびりと歩くも、足の底が痛くなってくる。
やっとの思いでこぶしの村に帰ってきました。7時間、ツカレタ。
 参加者の皆様、お疲れさまでした。ありがとうございます。
 大段山登山・沢トレができなかったことが心残りです。次の機会には全部やりとげましょう。
          


 2018年6月24日(日) 粟鹿山(962m)  ☆☆
山行コース 四季の森公園8:00~山東自然の家Ⓟ9:15~粟鹿山11:30~山東自然の家Ⓟ14:45~四季の森公園15:50
参加人数 14名(男5、女9)
 今日は本県朝来市に位置し、丹波・但馬地域境にある一等三角点で県北2番目に標高が高い粟鹿山(あわがやま)標高962mに総勢14名(女性9名、男性5名)で登ってきました。
 梅雨の合間の晴れで予想気温は32度でしたが、山は心地よい風が吹いて、雨上がりの渓流はヒンヤリとしていて、強い陽射しもあり暑かったのですが、清々しく快適な山行ができました。
 西宮市所有の山東自然の家から、道のり約9キロ、標高差750mを約5時間かけて往復しました。緩やかな登りから、徐々に傾斜がきつくなりましたが、ジグザグに道が整備されており、1か所だけロープがありましたが、比較的登り良い道でした。
 尾根の車道に出てからは、アスファルト道路を歩いて頂上へ。山頂は電話用なのか、大型の中継局があり、拓けていた感じがありました。周囲より頭ひとつ高い頂上なので、パノラマの景色が広がっていました。遠くには氷ノ山の山並みが見え、手前眼下にはあの天空の城、竹田城を認めることができました。暫し感慨深く、眺めてしまいました。
 頂上付近には雪をせき止める四段に積まれたガードレール壁が張られ、積雪量を量る長いスノーポールが至る所にあり、冬の厳しさ、雪深さが感じられました。中継局への車道は冬にはラッセルされているはずなので登ることができたら、ソリで楽しみながら下りられるかもしれません。昼休憩をとったあと、帰路は同じ道を辿りました。
 下山も終わる頃に山東自然の家の敷地内に入ると、雄滝雌滝を見に脇道を進みましたが、雄滝へは良い道があり、そこには水量豊富で勢いのある滝がありイオンを全身に浴びて木陰で癒されました。
 雌滝はそこから更に300m奥に登らないと行けないのですが、荒れているとのことで断念しました。雄滝は適度な傾斜があり、沢トレに適しているとの話でした。雄滝の沢トレが企画されるのを楽しみにしています。


2018年6月12日(火) 丹波市市春日町 天皇坂~猪野口山(黒井城山)縦走  ☆☆
山行コース 黒井登山口車デポ~8:30柏原年輪の里集合~9:00天皇坂出発~9:50亀の座~11:15三日月山~12:00昼食及び五大山往復~13:00ヨコガワ峰~13:20大野坂13:40千丈寺山~14:20猪野口山(城山)~14:40下山開始~15:10黒井登山口
参加人数 9名(男4、女5)
 梅雨の真っただ中の山行。朝からピリピリ雨。カッパを身にまとい天皇坂からアタック開始。雨に負けない猛者ばかり9名。その勢いに雨のほうが負けて15分くらいで雨が上がりました。
 三日月山までは急登が続きます。ゆっくりゆっくり。雨はすっかりあがって、最後までもちました。やっとこさ11時15分三日月山到着。
 ここで予定外。「五大山に寄りたい」「じゃあ寄りましょう」。昼食を食べて空荷ですぐに出発。往復3~40分、12時頃にヨコガワ峰に向かって最出発。その途中に珍しくないけれど珍しいもの発見。登山道で水道のバルブ。コルのような場所です。サイホンの原理を利用した水路と聞いたことがあります。


 ここからも上り下りはありますが、わりかしなだらか。ヨコガワ峰を越え千丈寺山は疲れているので頂上は避けて巻き道。2時半頃城山到着。ここで城山の名物おじさん二人と出合いました。城山登山6千回(以上)のおじさんです。天気が心配で下山にかかっていましたので、話はできませんでした。すごい人がいるもんです。無事下山して車に乗ると少し雨が降っています。本日参加の皆様の普段の行いに感謝します。6時間を超えるロングランとなりましたが、いい山行でした。


★ 2018年6月3日(日) 鹿倉山(547.8m) ★ ☆  
 山行コース
 
河谷登山口9:45~稲荷社~桑原分岐~深山分岐10:20~大文字跡10:40~11:00山頂11:20~天狗岩~烏帽子岩
熊野神社12:00~深山林道入口12:20~深山分岐~桑原分岐~12:50河谷登山口
参加人数 17名(男9、女8)
 四季の森公園Ⓟに9時集合。3台の車に分乗し、桑原の河谷登山口に向かう。現地でSさんと合流。今日は総勢17名の大所帯。2班に分かれていざ出発。
稲荷神社参道を登り、神社裏からフェンスを開けて山に入る。暫くは雑木林の落ち葉道が続く。案内板は見やすくしっかりと立っている。
そのうちに植林された杉林に変わり、炭焼窯跡に着く。何かが飛び出てきそうな口が開いている。そのすぐ上が福知山市から登って来た道との合流点が深山分岐。ここからの尾根道が急登。暫くあえぎながら登ると展望の良い大文字跡に出る。多紀アルプスの小金ケ嶽、御嶽、西ケ嶽が南方、目の前に見える。
 私はこの方向から眺めるのは初めてだからうれしかった。山頂へはちょっときつめの登りが終わると突然出る。祠が祀られている。展望は福祉山方面が望める。市内の音無瀬橋みたいな橋が見えている。
 お昼には早いが昼食をとり写真に収まり、天狗岩に向かう。高さのある大岩で歩けるがちょっと危険。烏帽子岩も近くにあるのだが私は見過ごしたのか登れなかった。暫く急な下りになるがすぐ熊野神社に着く。
 山シャクヤクが1輪の花をつけていたが盛りなら素晴らしい光景だろう? アスファルトの山道を下ると横道があり篠山との境の深山林道分岐につく。これで福祉山側を周回して来て戻ったことになる。ここからは来た道を下り稲荷神社に戻りお礼を伝え登山口に戻る。帰りは黒豆の館で一服して四季の森公園Pに帰着。
 今回お天気に恵まれた山行でしたが、お気の毒なことにSさんが深山分岐から急登にさしかかったところで体調が悪くなり、その場で登頂を止め、Kさんの連れ添いで体を休め、皆が下山してくるのを待つことになった。幸い、深山分岐に皆が下りて来た時には体調も良くなり自力下山できてよかったです。
      


 多紀連山春シリーズ第二回(多紀連山シリーズ五回目・最終回)
★2018年5月23日(木)
夏栗山(600m)・黒頭峰(602.6m)金山(540m)★ ☆☆☆
 山行コース
 
佐中ダム最深部Ⓟ~佐中峠~夏栗山~黒頭峰~瓶割峠~金山~追入神社Ⓟ
参加人数 11名(男6、女5)
 今年1月から取り組んできた「多紀連山5回シリーズ」も今回で最後だ。
車をデポするため、追入神社登山口にある駐車場でY氏と合流して、待ち合わせ場所の四季の森公園駐車場に向かう。駐車場で参加者の皆様と合流し、3台の車に分乗して佐中ダム最深部の林道入口に向かう(8:35)
 佐中ダムの林道入口より登山開始、天気は申し分ない。林道で佐中峠の登山口まで行き、本格的な登山道に入る。夏栗山までの登山道は途中までは標識もあり判りやすいが、山頂手前は標識もなくわかり難い。登りきると鉄製の櫓が現れる。ただ、ここは山頂ではない。そこから数分で祠のある山頂に到着(10:00)
 夏栗山から登ってきた登山道を引き返して、黒頭峰へ踏み跡をたよりに急な登山道を登りきると黒頭峰の山頂に出た。山頂には三角点があるが、眺望は今一つだ(11:30)。昼食には少し早いので先に進むことにし、平らな山頂の奥坪山で昼食をとる(12:00)
 この先は急な下りが続く。途中には前回指摘した向きが異なる標識があるはず。標識は正しい向きに修正されていた。(地元の方に感謝)
二つある瓶割峠を通過すると、金山への急登になる。ここまで5時間は歩いている。やっとの思いで金山山頂に到着(14:00)
 山頂で少し長い休憩をとり、山頂からの眺望を楽しみ、最終回の記念の写真撮影をして下山開始し、間もなく鬼の架け橋、この岩に攀じ登り眺望を楽しむ強者もいた。鬼の架け橋を後にし、粘土質の滑りやすい登山道を注意しながら追入神社に到着し、5回シリーズで取り組んだ多紀連山の全山縦走は終了しました。(15:00)
       


 夏山トレーニング第一回目
★ 2018年5月19日(土)~20日(日) 大山山系烏ヶ山1448m~甲ヶ山★ ☆☆☆
   
 山行コース
 
1日目: 四季の森Ⓟ6:00=中国自動車道蒜山IC=10:00鏡ヶ成キャンプ場10:25-11:15新小屋峠ー12:45烏ヶ山
     14:03-船上山少年自然の家(車中泊)
2日目: 自然の家6:00-6:50行宮碑ー7:05船上神社ー9:05勝田ヶ山ー(甲ヶ山目指すもゴジラの背中の岩場で登頂
断念、引き返す10:50)-13:35千丈のぞきー15:50自然の家=帰途につく
参加人数 3名(男1、女2)
 烏が山へは以前に大山に登った時に東側に鋭く突き出たマッターホルンのような山があり、一度は登ろうと考えていました。
 今回、夏トレ企画をしましたところ、参加者3名でちょっと寂しい気がきました。久しぶりの大山ですがあいにくの雨で周辺にある鏡ヶ成のレストランで情報収集をして、今回の計画の再検討も行い山頂をめざし出発しました。雨にもかかわらず高齢者は私だけで、後から若いパーティーが登ってきて頂上にてシャッターを切りあいました。
 登山道は火山帯とあって黒土で雨が降るとじくじくで滑りやすくて大変、ピラミッド型の山とあって登るにしたがって胸突八丁の連続、そして緑のトンネルをくぐると頂上である。
 頂上には大きな岩がのしかかっていて晴れていたら大山連峰が一望できると思い、残念でした。そして頂上には鳥取労山の以前にここで遭難された女性の方のレリーフが撃ち込まれていました。改めて気持ちを引き締め祈願をして下山する。
 二日目は、船上山から矢筈山までのコースに切り替えて登りました。下界での天気予報では晴れ時々曇りの予報、しかしここらの山は稜線、北方は日本海がまじかに見ながらの登山で西から回復であっても山は上昇気流の影響もうけて、ガスと小雨でなかなか天気は回復してきませんでした。雨具を着たままの行動でありました
 大山山系の自然は氷ノ山のブナよりもはるかに古木も多くみられ、高山植物も花を少しづつ咲かせていました。そして船上山は神社仏閣も平安時代から栄えて寺院跡も見受けました。
 甲ケ山までのアプローチは船上山~勝田ケ山までの熊ササの茂った登山道を黙々と進むと甲ケ山の難所、ゴジラの背にさしかかったときに自然保護パトロールの青年と出会う。甲ケ山の頂上はこの岩を登り越せば目の前でしたが、パーティー全体の力量を考え、リーダーとして撤退を決意して下山しました。時期を改めてトレーニングを実施したいですね。
 ここの麓には、県立船上山自然の家があります。収容人数200人。大人、子供を問わず5名以上であれば利用できる(TEL0858-55-7111)。山の自然観察と学習を含め企画してもよいのではないでしょうか。
 今回、天候が悪かったが、夏山トレーニングということで決行しました。昨年の台風で縦走が不可能で大幅にルート変更しました。
 烏ケ山は独立峰で、一日目はここだけにし、二日目の下山予定の船上山自然の家へ向かいました。人数が3人と少なかったのでトイレのそばで車中泊とし、早めの就寝。星がきれいで明日は山がきれいに見えるだろうと期待しましたが、朝は曇っていて一日中山の上は霞んでいました。
 船上山に登るコースは、正面コース、東坂コース、西坂コースがありましたが、帰りの時間を考慮して東坂コースを選びました(後醍醐天皇が下りに使った道並みに、登りは正面コース、上級者コースで時間も長くかかる)。
 行けるところまで行って引き返そうということでしたが、甲ケ山の手前のゴジラの背中の岩登り(頂上残りわずか)で帰りのことも考え断念引き返しました。その代わりとして滝のぞき、千丈のぞきをしました。(急斜面)。
 登山道はわかりやすかったのですが、ササがおいしげり両サイドから木が覆いかぶさり、広い道はすべりやすく、十分に夏山トレーニングができました。
 眺望こそききませんでしたが、ユキササ、マイヅルソウ、サンカヨウ、エビネ、イワカガミ、ヤマボウシ、タムシバ・・・・・・他が見られて満足でした。
 しかし、正面コースからの登山、大休峠までの登山、野田ケ山から大山へ・・・と、課題を沢山かかえてしまいました。船上山の休憩舎は新しく泊まるんだったら最高だと思います。


 多紀連山春シリーズNo.1(通算4回目)
★ 2018年4月28日 多紀連山 堂ヶ峰(572m)~鋸山(605.9m)★ ☆☆☆
   
 山行コース
 
栗柄登山口Ⓟ8:35~御在所山~堂ヶ峰~高坂分岐~12:50鋸山~鏡峠~佐中分岐~西の覗~三尾・佐中峠分岐~15:30佐中峠~佐中ダム最深部Ⓟ
参加人数 14名
                  
 天気も良く上機嫌で集合場所の四季の森公園駐車場へ。FがCLを務める例会山行で14名もの参加者があるのは初めてかも?? 7時間も歩くと案内しているのに不思議な現象だ・・・・
 サブリーダーのOさんと、Yさんにお願いして、車1台を佐中ダム最深部にデポしていただきました。
 栗柄登山口から少し離れた道路わきの駐車スペースに車3台を置き、登山開始(8:35)。栗柄登山口は、工事が終了して元の場所に戻りましたが、判り難くなっています。直ぐに急登になり、まだ体が馴染んでいないのでキツイ、先が思いやられる。やっとの思いで尾根筋に。ここからは穏やかな尾根歩きになった。御在所山をピストンで登り、本日最難関の堂ヶ峰に向かう。踏み跡が残らない石ころの多い地質に悪戦苦闘し、約2時間で堂ヶ峰の山頂に到着。つかれた~
 ここから鋸山まではアップダウンの繰り返し(数えたら17回?)。高坂分岐は休憩なしで通過したが12時までに鋸山に到着できそうにないので、日当たりの良い場所で休憩を取ることにしました。
 休憩後、鋸山を目指して出発し、急な岩稜帯を登り、12時50分頃に到着、いや長かった。でも参加の皆さんは元気だ。へたっているのは私Fだけかも?途中でこむら返りなりかける トホホ
 2月の登山道調査のときは、鏡峠から下山した(このルートは荒れていて危険、利用しない方がいい)。
 アップダウンの数を25回まで数えたが、身体が限界に近付いてきていて余裕がなくなり、数えるのをあきらめた。先頭を歩くOさんは元気だ。近道の佐中ダムへの分岐はパスして予定したコースへ。西の覗を通過し、三尾山を眺めながら、三尾山・佐中峠分岐に到着。やっと終わりが見えてきた。
 急な下りを避け、う回路で佐中峠に下る。7時間かけて、いくつものピークを越えてやっとの思いで佐中峠に到着することができました。身体に感謝、参加者の皆様に感謝です・・・・ (15:30)
 お疲れ様でした。参加者の皆様は、夏山に十分参加できるだけの体力を持っていますね。

お詫び  今回の山行で撮影した集合写真・風景写真は、の私Fのカメラの不調でメモリーに一枚の記録も残されていませんでした。掲載の写真は2月の登山道調査時に撮影したものです。申し訳ありません。


★ 2018年4月15日 宍粟市赤谷山(1216m) ★ ☆☆   
 山行コース  四季の森Ⓟ6:30~8:55戸倉スキー場9:15~赤谷山山頂11:50~戸倉峠~新戸倉トンネル13:45~戸倉スキー場15:00
参加人数 4名
            
 6時30分、四季の森公園Ⓟに集合する。滝野インターから中国道に乗り、山崎インターから国道29号を戸倉スキー場へ向かい8時55分に到着する。
 準備にかかり、赤谷山を目指して出発する(9:15)。いきなり急登のスキー場を上がると広いファミリーゲレンデに出る。ゲレンデの右端を進むと赤谷山登山口がある。
 空は少し青空も出てきた。今日の天気は雨でも小雨、丹波方言のピリピリ降り。まだ芽吹きの気配もない林の中をもくもくと進む。タムシバが迎えてくれる。
 いくつかピークを越えるが山頂はまだ遠いらしい。背丈以上の笹をかき分け進む場所もあり、残雪を横目に進む場所ありで、やっと頂上に達するも、360度の景観はガスがかかり望めず。まずは写真に収まる。
 少し下ったところで昼食を済ませ、滑りやすい足元に気をつけて戸倉峠に向かう。林道が見えてきたのでやれやれと思い下りてみると、赤谷山登山口の表示あり。少し歩くと新戸倉トンネル手前に出た。
 新戸倉トンネル辺りの山肌は結構な荒れようでした。ここからは国道29号線の車道を1時間15分程歩く。歩いてこそ見える周囲の景色を楽しみながら、これもまたよかった。15時に駐車場に戻ってきた。
 私の春の楽しみにしているミツバツツジの花とは出合えなかったのが少し残念。一宮の道の駅に寄って野菜を買い込み帰路につく。少人数の山歩きでhしたが、今回やっと赤谷山山頂に立ってきました。ありがとうございました。 


★ 2018年3月29日 多紀アルプス御嶽793m~西ヶ岳727m ★ ☆☆☆   
 山行コース  おおたわ公園8:40~9:30御嶽~10:40西ヶ岳~12:20栗柄登山口(栗柄口BS)
参加人数 8名
            
 今回は篠山、多紀アルプス冬季縦走登山シリーズ第三回目の最終コースです。
 朝、車2台で市島を出発。栗柄の下水場の横に車を一台デポしました。参加メンバーに前日に下水場の人に許可をもらっていました。
 大たわで全員集合、まだ3月というのに暑いほどのいい天気です。私自身、何度か御嶽に登っていますが、大たわから登るのは初めてです。
 8時40分出発、今日は4時間の予定です。いきなりの急登で、ゆっくりゆっくりと登ります。約25分で尾根に到着し、前日の酒がうまい具合にぬけました。
 9時30分には、御嶽山に到着。アイゼン持参になっていましたが、全く必要はなさそうです。少し休憩して西ヶ嶽に向かって出発。おおきなピークがたくさんありましたが4つ目のピークがやっと西ヶ嶽、10時40分です。ここまで歩いてきましたが、花がありません。前日28日春日町の山に入っていましたが、ミツバツツジやタムシバが咲き始めていました。篠山は少し寒いのかなと感じました。
 休憩して11時、昼には少し早いのでもう少し歩きます。15分歩いて今回使う下山道の分岐に到着。ここで昼食にする。天気がいいので木陰を探してゆっくりとした時間がとれました。
 11時45分下山開始。登山道を左に取り下水場の方向に向かいます。下山堂はこの道以外にも栗柄中心部に降りる道などいろいろありそうです。今回の下山道は整備もよくできていましたが、階段が多くあり、下りに使うルートだと感じました。12時20分に全員無事下山。少し早いですが、まずはめでたしめでたし。


★ 2018年3月25日  六甲山黒岩谷・瑞宝寺谷 ★ ☆☆   
 山行コース
 
9:14東おたふく山登山口BS~9:45桶割峠~10:30おこもり谷分岐~11:05全縦走路~11:09一軒茶屋~11:20六甲最高峰12:00~12:17瑞宝寺谷~12:56鋼管ダム~13:29筆屋道合流~13:45瑞宝寺~14:05有馬温泉駅
参加人数 10名
            
  俗にクラシックバリエーションと呼ばれるルートは、槍ヶ岳北鎌尾根、前穂北尾根、八ヶ岳小同心、剣岳源次郎尾根等、体力、岩登り、ルートファインディングの相当の登山技術が必要とされます。六甲黒岩谷や瑞宝寺谷をバリエーションルートとはおこがましい限りですが、「山と高原地図」にのっていない、「登山・ハイキングガイド」にあまり紹介されていないルートで、広義の意味で使っています。
  六甲最高峰への登下降ルートには次のルートがあります。
    ①七曲り(一般ルート)、②黒岩谷西尾根(バリルート)、③黒岩谷(バリルート)、④おこもり谷(バリルート)、⑤蛇谷北山(一般ルート)、
    ⑥全縦走路(一般ルート)、⑦船坂谷(破線ルート)、⑧白水尾根(バリルート)、⑨十八丁尾根(バリルート)、⑩瑞宝寺谷(バリルート)、
    ⑪瑞宝治寺西尾根(バリルート)、⑫魚屋道(一般ルート)、⑬白石谷(破線ルート)等です。
  2年前に、白水尾根を登り瑞宝寺谷西尾根を下るルートを例会で行いました。今回は黒岩谷を登り、瑞宝寺を下るバリルートです。
  今日はメンバー全員が元気で、一軒茶屋には11時頃到着し、少し早いが六甲最高峰で「モグモグ」Timeをとることにした。山行計画では、下山を魚屋道で下る予定だが、魚屋道を下ると1時間程で有馬に着いてしまうので、違うルートで下山しようと、山行教育部長(伊藤さん)と相談し、危険な箇所がなければと、OKが出る。
 メンバーに図ると、「ソダネー」と瑞宝寺谷を下ることに決定。瑞宝寺谷を下り始めたところ、ボランティアで登山道を整備されている「オッチャン」遭遇し、一寸立ち話をした。来るたびに歩きやすくなっていたのは、この「オッチャン」のお陰で有難いことだ。堰堤を下る所には随所にロープがフィックスされていて、安全に下ることが出来た。又、途中に鋼管ダムを潜る所があり、面白いコースでした。
 今回バリルートに挑戦して頂いた皆様お疲れ様でした。これからも「バリルート」や破線ルート」を「山行計画していきますので、参加してくださいね。登山のスキルアップができますよ。 


★ 2018年2月22日  小金ヶ岳(725m) ★ ☆☆☆   
 山行コース
 
四季の森公園Ⓟ8:00⇒上笹筱見Ⓟ8:45~登山口~林道合流点~小倉たわ~小金ヶ嶽~おおたわ⇒上筱見⇒16:00四季の森公園駐車場
参加人数 9名
            
 多紀連山冬シリーズ2回目、前もって参加者にお願いしをして、車を1台おおたわにデポしていただきましたので、直接上筱見の駐車場所に行くことができました。感謝です。
 前回車をデポした上筱見の路肩に車2台を駐車し、鹿ゲートをくぐり林道を登山口に向かいました。
 林道には雪が僅かに残っていましたが歩行には何ら問題ありませんでした。登山口で衣服調整をして登山道へ、ショートカットして小倉たわに行けると思っていたのに結果的には、前回峠山から下ってきた林道との合流点に出てしまいました。何のためのショートカットだったか??(反省)
 気をとりもどして、尾根筋を小倉たわに向かう。日当たりが悪い場所では雪が登山道に残ってきた。
 地図にピークの等高線が無いものをふくめコブを登っては下りの繰り返しで小金ヶ嶽に12時少し前に到着しました。小雪が降り続き木々は霧氷?の花が咲いていました。三嶽は半分雲に覆われていました。小金ヶ嶽からの下りは雪が固まっていて安全のためアイゼンを着けて下ることにhしました。
 おおたわまでの尾根筋は岩稜帯の連続で「鎖」があるところも数か所あり慎重に、h慎重に越えを掛け合いながら通過しました。おおたわにある施設は冬期休業状態でした。事前にお聞きしていましたがおおたわから火打岩に下る車道は工事で通行止めになっていました。そのためデポしていた車に9名が乗り上筱見の駐車場所に藤阪回りで戻りました。四季の森公園駐車場には16時前に戻ってきました。
 参加者の皆様アイゼンの事前準備有難うございました。事故なく終了できまhした。次回もよろしくお願いいたします。
         
 


★ 2018年2月18日  公開山行 烏ヶ岳(528.3m)★   
 山行コース
 
四季の森公園Ⓟ8:00⇒JR三田駅北口9:00⇒9:15三田市上槻瀬つくしの郷Ⓟ9:35→9:50林間広場10:00→10:30峠
→10:50烏ヶ岳頂上11:15→12:00林間広場(昼食)13:00→13:15つくしの郷Ⓟ
参加人数 会員17名、一般参加4名、計21名
 今日は羽束川流域の上槻瀬のつくしの郷に車を置かせてもらい頂上を往復、そして麓の林間広場でゆっくり昼食休憩を楽しもうという計画です。おだやかな天気に恵まれて、楽しい里山散策することができました。
 林間広場近くのため池手前の奥の駐車スペースまで車を一台乗入れ、本日の目玉豚汁材料と鍋・コンロ他を運び入れる。ここから林間広場まで5分くらいで、皆で手分けして運んでいただきました。
    
 林間広場に組織部の世話役を2名に残ってもらい、豚汁の準備をお願いして、頂上に向かいます。昨年秋の台風でナナマツの森の樹木が大きな被害を受け、倒木が登山道を塞いでまともに歩けない状況になっていたのが、当日は嘘のようにきれいに整備されていて、公園を管理されている方に感謝しながら落葉の道を登ります。倒木一つない整備された道を峠まで登り、うっすらところどころ雪化粧した明るい雑木林の尾根を登って頂上に立ちました。
 雑木林に囲まれた烏ヶ岳の頂上は冬が一番。冬の日差しが差し込む明るい頂上は、本当に心休まる空間です。でも今日は19人の大所帯。さすがにお気に入りの頂上もいっぱいです。早々に記念撮影して豚汁の待っている林間広場に下ります。
 林間広場に到着すると、鍋から豚汁のいい香りが漂ってきます。世話役二人に感謝しながら早速豚汁をいただきます。冷えた体と弁当には最高でした。
 豚汁で体もほかほか、続いてクイズで楽しんで、コーヒータイム。
 参加者全員、ご機嫌で記念撮影して帰途につきました。
 豚汁の準備に奔走していただいた世話役、車の運転を買って出ていただいた会員諸氏の協力あっての公開山行と、改めて感謝です。
     
 


★ 2018年2月12日  三峰山(1235m) ★ ☆☆☆  
 山行コース
 
JR篠山口駅 6:16 ~8:50 榛原駅着・みつえ青少年旅行村行きバス 9:15~10:05 旅行村11:35~登山口~11:50山小屋(昼食)12:10
~三畝峠~12:50三峰山頂上~八丁平~三畝峠~新道峠~15:10旅行村

参加人数 12名 
 今日は、関西百名山・日本三百名山の一つ、三峰山に登る。今年は雪が多いのでどんな霧氷に出会えるか楽しみです。篠山口駅から榛原駅までは高見山の霧氷山行で乗っている。榛原駅前からみつえ青少年旅行村行きバスに乗る。旅行村で装備を整えアイゼンもはく。周りは雪景色。お天気に得まれ上々。
 11:10出発。舗装された林道をかなり歩く。雪質は良く、サラサラ。歩きやすい。林道から樹林帯に入ってもよく踏まれた雪道で助かりました。つづら折りと言いたいがくの字くの字のきつい登りが続く。途中にある高さ20mくらいの不動の滝に一時癒される。この滝だけを見に来る人もいるらしい。良い滝でした。歩き易いとはいえひたすら、ひたすら登ると山小屋に着く。ホットする。ここで昼にすることになり中に入ってびっくり。人、人でいっぱい。落ち着いては食事ができない。厚かましく席を取り食べ始める。20分程過ごして外にでる。
 ちょっと吹雪いていたが先をいそぐ。ここからは天然林の霧氷の世界。霧氷のトンネル。メルヘンの世界。素晴らしい景色。木々の先までしっかり海老の尻尾。三峰山山頂からの眺めは見ることができなかったが、周りの景色のすばらしさで帳消しに。写真に収まり山頂を後に八丁平にむかうも広い笹野原は吹雪の中。すぐに樹林帯に入った。高見山も今日は見えず。新道峠に向かう。こちらの道は歩く人が少なく、貸切状態。只ただ続く白い道。ヒメシャラの木の群生が続き驚きまhした。
 大木も多く、かなりの広範囲に渡っているので花の時期に来てみたいと心が躍った。アップダウンを繰り返し新道峠も越えてかなり歩いたと思っていると林道に出た。暫く歩くとやっと旅行村に着いた。一日中アイゼンをつけていたが足の疲れは感じなかった。程良い雪量のお陰だったからだろう。4時のバスまでは時間があったので、温かいちくわと甘酒をいただいて温まりました。羽田さんには毎年、霧氷の折にはお世話になっておりありがとうございます。心やりお礼もうしあげます。
       


★ 2018年2月6日  大迫力の氷瀑 笠形山の扁妙の滝 ★ ☆☆   
 山行コース
 
四季の森会館Ⓟ7:30 - 8:00 丹波年輪の里Ⓟ 8:00 - グリーンエコー笠形Ⓟ 9:14 - アイゼン装着 9:23 - 9:46扁妙の滝 - 12:05 笠形山(939.4m) - 14:13 滝見台 - 14:48グリーンエコー笠形Ⓟ

参加人数 12名 
 1月の次から次へとやってくる最強寒波のお陰で、落差65mの扁妙の滝は9割方凍っていて、見事な氷瀑を見ることができました。
 何カ月も前に決められた山行日なのに、ここまで条件が揃い、完璧な氷瀑を多くの会員さんと見ることができたこと、本当にラッキーでした。リーダー大隅さんの運の強さに感謝です。
 この日も朝、篠山はー6℃。しかし道路には雪もなく、グリーンエコー笠形の駐車場まで問題なく行けました。残念だったのは、この日h施設が休業日で、トイレがどこも使用できなかったことです。
 滝まで30分くらいですが、山中の雪が踏み固められていて、アイゼンなしではつるつるで登れませんでした。氷瀑は、写真でみるより、かなり迫力があり、感激でした。 お日様が当たると、氷瀑が蒼く見えると、写真を撮りにきた方にききましたが、ずっと待つわけにはいかず、帰りに期待して笠形山の山頂を目指しました。
 山中の小川の表面が分厚く凍っていました。これも美しかったです。山頂は青空が広がり、淡路島、播磨灘、明石海峡大橋、千ヶ峰と360度の素晴らしい展望でした。
 下山途中滝見台に回りました。離れたところから見る、扁妙の滝もまた素晴らしく、大満足のコースでした。 



★ 2018.1.28(日) 東山(1510.9m) ★ ☆☆☆  
 山行コース
 
フォレストステーション波賀 9:07 - 登山口 10:05 - 頂上 11:33 - (往路を戻る)-フォレストステーション波賀 14:05
参加人数 8名 
 今年の宍粟の山々には大量の積雪があり、待望のスノーシューイングのスタートです。
 滑りやすい圧雪路を4駆でフォレストステーション波賀に無事到着。駐車場前の斜面では大勢の家族連れがソリ遊びを楽しんでいた。
 除雪された林道をしばらく歩いてから、スノーシューを装着。積雪は約40cmで先行者のつけたトレールがついており、45分で登山口に到着する。
  その後、ジグザグの登山道を登り30分程で尾根筋に出るが、周辺はガスがかかり眺望は望めず。吹き続ける寒風に耐えながらアップダウンを繰り返す。雪に埋もれた樹林帯はシーン・・・・とh静まり返り、聞えるのは私たちの話声だけ。
 低気温で行動を続けていないと凍える寒さ。スタートしてから約2時間30分で東山山頂に到着する。何もさえぎるものもなく、風雪の吹き抜ける中で立ったままの昼食をとる。
 スマホのバッテリーも使えなくなった。帰りの周回ルートをあきらめて帰路に着く。今回のスノーシューイングの入門者は2名。徐々に参加者が増え底辺が広がってきています。雪が降ると、遠きふるさとに眠る父母を思い出します。
 来シーズンは信州のオーベルジュに泊り、スノーシューで雪原歩きを楽しみませんか。
      


★ 2018.1.8(木) 八ヶ尾山(677.6m)・峠山(630.6m) ★ ☆☆☆   
 山行コース
 
四季の森公園駐車場(8:00)→つまご坂登山口P~八ヶ尾山頂~西ノ峰~四十八滝上部~四十八滝分岐~峠山山頂~林道合流点~林道~鹿ゲート~上筱見(車デポ)→四季の森公園駐車場
参加人数 12名 
 私にとって事実上今回が2018年度初山行だ。多紀連山3回シリーズの第1回目、「八ヶ尾山」で思い出すのが、2年前の9月に同じように八ヶ尾山を計画して、地元の方に「マツタケ山」で入山禁止だと叱られたことです。でも今回は1月の実施、安心して八ヶ尾山に臨みました。天気も上々、四季の森公園駐車場に12名が集合して3台の車に分乗して出発、上筱見に1台をデポして「つまご坂」登山口に回る。
 登山口よりすぐに登り坂、急な長い尾根筋を汗をかきながら登りきると、平らな山頂をもつ八ヶ尾山の山頂に到着だ。山頂からは雨石山が雲の中から姿を見せている。休憩と集合写真を撮り山頂をあとにする。八ヶ尾山からの尾根筋は岩稜体が連続する危険な箇所が多く、慎重に通過して西ノ峰に到着。振り返ると八ヶ尾の雄姿が大きく見える。
 筱見四十八滝上部を通過して峠山に到着。いつものことだが峠山は山頂がはっきりしない。注意していないと通り過ごしてしまいそうだ。
 長い下り坂をじぐざぐに下り切ると上筱見からの林道に合流した。ここが今回の登山道の最終地点、ここからは林道歩きとなる。予想以上に長い林道を下り、鹿ゲート到着、上筱見の集落が見えてきた。朝、車をデポした場所まではもう近い。デポ地点で参加者の方々には「ぼちぼち歩いていてね」と言って、つまご坂の登山口に車を取りに行く。3台の車で引き返し、上筱見集落の橋の付近で合流することができ、帰路に就き四季の森公園駐車場に15時頃に到着。お疲れさまでした。
 幸い今回は天気も上々、雪もなく、多紀連山の山歩きを楽しむことができました。
 参加者の皆様ありがとうございました。シリーズ2回目も是非ご参加ください。
      


★ 2018.1.6(土)~7(日) 小豆島/寒霞渓・星ケ城山&千羽ケ嶽 ★   
 山行コース
 
「第1日」 四季の森茜出発6:20→姫路小豆島フェリー9:45→福田港11:25→千羽ケ嶽登山口12:10→展望台岩棚13:10→千羽ケ嶽山頂13:30→登山口15:15→国民宿舎16:30(泊)
「第2日」 国民宿舎8:00→内海ダムP9:00→寒霞渓裏八景石門洞9:45→ロープウェイ山頂駅10:35→三笠山広場10:50→星ケ城西峰11:20→星ケ城東峰11:30→ロープウェイ山頂駅12:20→(寒霞渓表十二景)→内海ダムP13:50→福田港15:30
参加人数 9名 
 毎年、この連休は立山に行ってスキーを楽しんでいるところでありましたが、エルニーニョ現象で2年間ほどは正月明けには各地のスキー場は雪が降らず、裏切られてばかりでした。そんなこともあって、以前からロッククライミングのできる小豆島に行こうという気持ちを温めていたものを企画しました。
 例会山行では乗船して山に行くことはなかなか計画できないですが、今回思い切って計画してみましたが、予想外に多くの参加者があり、企画したものとしてはこの上ない喜びであります。
 さて小豆島は山岳信仰の山として四国八十八か所巡りと同じように第何番霊場と言ったお寺があります。1日目に千羽ケ嶽に登ろうと、市営公民館に駐車して目の前の千羽ケ嶽と市営団地を見上げた上には200m近くの親指岩が鋭く天を刺している感じでした。皆さん凄いな~の一言絶景であった。私がトップを歩いていると、千羽ケ嶽の頂上近くで、イノシシの鳴き声が近くで聞こえてきました。突進してくるとヤバイのでホイッスルを鳴らして注意を払いながら進んで行きました。ガイドブックでの案内でもあったように、藪道を通して下山路も不明でしたから早めの下山としました。 
 2日目の寒霞渓・星ケ城山は瀬戸内海国定公園として昭和9年に指定されたとのことです。ドライブコースから内海ダムの駐車場に止めて、軽く体操をして出発しました。
 遍路もアスファルトからの登りでうんざり、見上げれば奇岩が至る所に見られます。私なりに、この岩は礫岩で西日本が出来るときに隆起し、その後風化により出来たのではないかと思いました。また火山灰質の赤土も見受けられました。
 頂上のロープウエイで1億円掛けたトイレがあると聞き、行ってみたら金や銀のトイレではなくて、作った当時としてはお金が掛かったのだろうと思いました。
 参加者の皆さん、新年スタートの山行として高級なハイキングが出来て有難うございました。  (報告者N)



 朝まだ暗い四季の森駐車場に集合し2台の車で出発、姫路小豆島フェリーで1時間40分の快適な船旅(年に不足はないと優先席に陣取る)
 福田港から千羽ヶ嶽登山口駐車場まで海岸線の景色を楽しみながら20分で到着(海抜8mの所)。ここで昼食を済ませ裏の公民館でトイレも借りて登山開始、子供連れのお母さんが親切に登山口を教えてくれる(この地域では10月に大人も子供も一緒にこの山に登るそうで説明が詳しい)。
 急坂を息を切らして登り(私だけ?)大きな岩がごろごろと出てきだしたころ、よく開けた岩棚に出る。目の前に親指岩と呼ばれる巨岩が見える。誰の親指?というほど大きい、ロッククライミングにも使われるそうだ。20分ほどで山頂に到着(標識がないが1番高いところか?371m)先頭が猪の鼻息のような音を聞いたと、みんな騒然となる。おまけに猟師の鉄砲の音まで鳴り出した。
 笛を吹く者、大声を出す者等々、早々に下山、尾根道縦走のコースを途中一つ手前の尾根に入り遍路道に下りる(小豆島にも88か所巡りがあり、所々遍路道がある)3時過ぎには駐車場に到着。
 少し買い物などして宿に入る。高台にあるこの宿からは丁度入浴中に沈む夕日を眺めながら疲れを癒した。夕食では珍しい餡餅入りの雑煮を食べる。夜のひと時はNさんのリードで山の歌を合唱。早くに夢の中の人もいたが、明日の活力を得て熟眠・・・
 翌日、8時に宿を出発し内海ダム駐車場(トイレもある)から舗装された道を歩く。88か所の寺の表示が出てくる山道を登ると石門洞(18番札所)という古刹の寺に到着。岩壁に立つ社、大きな不動明王が目を引く。
 石門と言われる火山角礫岩の下を潜り(今にも崩れそう)寒霞渓裏八景の奇岩を見てロープウェイ山頂駅に。
ここでは1億円のトイレに入り、(春から景気のいいこと!)登山口から登る三笠山は山頂がはっきりせず広場を通過、歩きやすい道を進む。星が城西峰(804.9m)社を拝み1時間ほどで東峰(816.6m)到着。何枚もの石を積み重ねた塔の中に社を祭ってある。
 ここで昼食20分ほどの休憩ののち元の道を山頂駅まで戻り下山は寒霞渓裏12景の奇岩を見て(それぞれにそう見えるかのネーミング)、紅葉の落ち葉を踏みしめて内海ダム駐車場に到着。
 魚屋さんに立ち寄って、福田港からフェリーで帰路に就いた。
 運転の方、皆さんお疲れさまでした。   (報告者A)

          小豆島「寒霞渓」一言感想

(Yさん)
 映画二十四の瞳で一躍有名になった瀬戸内の小さな島、小豆島への山行き企画に参加しました。
 大阪城の築城にあたり、城の石垣に小豆島の天狗岩丁場の石が使われました。寒霞渓二十景は日本三大渓谷の一つになっています。星が城山の上りも下りも、途中に奇岩があったり、小豆島霊場があったり、変化に富んだ山行きでした。
 久しぶりに訪れた小豆島は遍路道も整備され、行き交うお遍路さんとの出会いもあり、祈りの世界と大自然の融合した素敵な島に変貌していました。

(Nさん)
 島の山行、巡る山もなぜか今までとは、海に近いせいか、環境は異なる中、風も心地よく、無事、完遂することができました。島の美しい景色もさることながら、メンバーの皆様の助けや励ましがあればこそと思います。

(Kさん)
 一日目の山は下から見るだけでも値打ちのある山でした。登ってみて新たに感動しました。素晴らしい岩山でした。
 二日目の寒霞渓は一度は歩いて登ってみたかった場所です。裏8景の石畳の登り坂。石門洞の辺りの幽玄な世界には感動。本当に楽しい二日間の旅でした。

(Yさん)
 好天に恵まれ、まずは感謝!今まで小豆島は紅葉の名所・・・の認識しかありませんでした。
 今回の山行きで表12景、裏8景を廻る登山道を案内してもらい、自然が作り出した奇岩を見ながら楽しく歩き、小豆島にも遍路道があることを知りました。中でも懸崖造りの本堂は隣の石門と一体になり、すごい!素晴らしい感激でした。
 リーダーNさん、サブリーダーYさんの細やかなご配慮に感謝。有難うございました。

(Uさん)
 登る途中に朱塗りの大師堂が眼に鮮やかに飛び込んできた。思わずミトクサンの投げ入れ堂が浮かんできた。石門も素晴らしく紅葉の時期はさぞ見事だろうと思われた。
 星が城山の烽火台から見た景色等、天気が良かったので瀬戸内の島々がはっきりと見えて最高の小豆島行きであった。
 さあ、今年も一年頑張って山に登ろうと思う。