kiroku2018zenki    2016年 活動記録          

 2017年 活動記録

★ 2017.12.21(木) 大船山(653.1m)縦走 ★   
山行コース
  MAP
三田駅北口バス停→木器バス停下車→天白神社~稲荷神社(登山口)~高平分岐~反射板~大船山山頂~大山寺跡分岐(記帳所)~戸倉峠~戸倉バス停~三田駅北口バス停
参加人数 11名 
 篠山口駅から、相野駅から、三田駅で待つ人、合わせて11名が三田駅で集合。北口バス停から9時25分発のバスで木器まで移動。たまにはバスも楽しいと気分もウキウキ。木器には一度来た記憶があるがはっきりしなかったが今日わかりました。羽束山に登った時に時間があったので隣の山のピークまで登り引き返し、木器まで来てバスで帰ったとのこと。一件落着。今回の大船山が農道からよく見える。
 いくつかピークを越えてたどり着くようだ。今日はコンパスの練習日なので早速合わせる。稲荷神社のきつい参道を登る。凍てつく日はアイゼンを付けて登るとのこと。歩いてみてわかった。
 この神社からは落ち葉の積もる勾配のある登山道を登る。普段は人が入ってない山の様子。登るに従って倒木も多くなり山もあれている。相変わらず落ち葉は積もっている。尾根筋歩きなので迷うことは無い。こういう歩きもまた楽しい。天気は文句なしの晴天。陽当たりの良いピークで昼食を済ませる。山頂までは1時間は要にかかる。皆さん頑張って歩く。大船山に近づくにつれて岩場も多くなる。反射板を過ぎるとあと一登りで山頂。3時間以上かかりやっと山頂到着。バンザ~イ

 写真に収まると、15時のバスに乗ろうと山頂を後にする。下山はよく歩かれた道を勢いよく下る。記帳所とはどんな所か気になっていたが分岐に突然現れ驚きました。そえに加えてそこからの道の荒れようにも驚き。里に出ると柿の木が一本あり美味しそうな柿がなっていた。ストックでつつき落して一つ頂きました。美味しかったです。(持ち主様、黙って頂きすみませんでした。ペコリ) 戸倉バス停には思ったより早く着きました。見上げると直ぐそばに大船山がそびえていました。
 15時4分のバスに乗り三田駅に戻りました。楽しい一日でした。皆さんありがとうございました。



★ 2017.12.11(月) 例会山行 愛宕山(924m) ★   
山行コース
  MAP
四季の森公園→JR亀岡駅→JR保津峡駅(9:00)~清滝(表参道)~水尾分岐~愛宕山~水尾分岐~ゆずの里水尾~JR保津峡駅
(16:00)→JR亀岡駅→四季の森公園
参加人数 8名 
<Sさん> 私は、京都北山の愛宕山にはこれまでに4、5回?(たぶん5回)登っていると思います。それらは、昔からの愛宕信仰に伝わる「火の用心」のお札をいただきに上がる神社へのお参り山行なのですが、毎回のようにコースが違っており、その都度の思い出が今も蘇ります。
 愛宕参り新入り3人だけで登った八木方面からの迷路?裏道コースや、7月31日真夜中、猛暑の中を登りつめた「千日参り」などは、日が経って断片的ながらも懐かしいものです。
 今回は、JR山陰線「保津峡」駅から表参道登山口「清滝」にアプローチする川沿い岩道の散策コース(約1時間)と、神社下山途中から分かれて山頂直下の水尾地区に下りてくる急坂の水尾コース(道は広く平らで迷いなく自然に下れるが、石ころ多く転倒注意)など、これまた今までとは異なった愛宕山参りが出来ました。
 保津峡」駅を9時出発して午後4時帰り着くまで7時間、登る途中で霰が一次的に降り出し、山頂神社に近い休憩小屋の温度計3℃、寒くて昼ご飯もそこそこに神社へ参拝して下山、階段が多い参道を歩き続けての長歩きで足がくたびれ「ああーしんどかった」こと。 山頂に近い杉桧の喬木の林は倒木があちこちに散在し、参道を塞いでいたと見られる倒木は細断してきれいに片付けられており、10月21号台風の爪痕を垣間見る、今回もまた記憶に残る山旅でした。


<Hさん> 当日の天気予報はおおむね晴れでした。男4名、女4名が車2台に分乗し出発。国道372号線で京都府に入った途端に濃い霧になりました。これで今日一日は晴れるかなと思いつつ、亀岡に向かいました。
 JR保津峡駅から清滝間は東海自然歩道と京都西トレイルを兼ねた道になっています。川の水が凄くきれいな清滝川に沿って歩く快適な一時間です。清滝の表参道入口から急坂が続くため気合を入れつつ写真撮影をしました。
 私は愛宕山に過去に10回以上登っていますが、いつ登っても、しんどいです。今回は特に膝関節が痛く少々不安な思いをしながらの登山です。途中で急に暗くなり、数分の霰と雨になり雨具対応に迷いました。
 愛宕神社では3℃で寒かったです。神社への最後の階段は凍結していませんでいた。いつもこの階段でバテてしまいます。
 ゆずの里水尾への下山道は、急坂で横歩きがなく休めないため足にきてしまいます。
水尾発3:40分発のバスに乗る予定でしたが待ち時間30分あり、保津峡駅まで徒歩にしました。保津峡駅に18:00頃着。7時間かかり疲れました。
     


★ 2017.12.3(日) 公開山行 千ヶ峰(1005.2m) ★   
山行コース
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四季の森公園P8:30~年輪の里P9:00~三谷登山口10:10~千ヶ峰山頂12:20<昼食>山頂下山13:15~三谷登山口14:50着
参加人数 19名 
     
 前日まで曇りと寒い日が続いていましたが、当日は快晴で最高のお天気でした。渓谷美と雄大な絶景が楽しめました。
 雌滝と雄滝がすばらしく、水はきれいで、まだ紅葉が残っていて、ゆっくり頂上に着き、いつもの美味しいKさんのコーヒータイムをしていただきごちそうさまでいた。
 頂上は何一つ遮るものがない大広場、満天の青空に360°大パノラマは最高です。
 帰りはゆっくりと下山しました。私のお薦めの山です。
 車を出していただきましたOさん、Kさん、Tさん、Hさん、大変お世話になり、ありがとうございました。
     


★ 2017.12.2(土)~3(日)美方高原~氷ノ山往復縦走 ハイキングリーダー講座終了山行兼秋山山行★   
参加人数 9名 (HL講座受講者3)
 2日間とも青空が広がる山登り日和に恵まれました。
 鉢伏高原の草紅葉・氷ノ山への尾根筋(ぶんまわしコース)の紅葉は既に終わっていましたが、代わりに樹氷(エビの尻尾)の花が咲いていました。落ちたエビの尻尾を踏むとカリカリと音がしました。天気は良かったのですが、前々日に降った雪の積雪が5センチ~20センチあり、一足早い雪山ハイキングを楽しめました。
 積雪の影響もあって予想以上の時間がかかって、、氷ノ山越えで氷ノ山登頂を断念して、来た道を引き返しました。その途中で、登るときに確認していた「なめこ」を採取してから、とちのき村に無事下山しました。
 予想以上の積雪でした。(歩行時間6:00~14:00)
 
ときのき村玄関前にて修了生3名
 
樹氷の先に氷ノ山の雄姿
 
雪の赤倉の頭
 
美方高原にて
 
鉢伏高原にて
 

 


★ 2017.11.28(火) 例会山行 弥十郎ヶ嶽(715.1m) ★   
山行コース
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曽地中P9:27~吹越峠10:00~洞窟10:47~分岐11:00~弥十郎ヶ嶽11:10(昼食)11:43~辻集落への分岐12:34~飛曽山・丈山への分岐12:49~農文塾13:10~後川新田原13:20
参加人数 12名 
 人の名前のつく山が、兵庫県では2つしかなく、三田市の甚五郎山(413m)と、この弥十郎ヶ嶽(715.1m)です。山の名前の由来は、山中に大きな洞窟があり、そこに住んでいた山窩(さんか)にちなむという説と八上(やじょう)が訛ったものという説が伝えられています。
 登山コースは、曽地中からの四十九院跡コース。畑市からの薬師ヶ原コース。後川郵便局近くからの竹谷コース。篭坊温泉コース。農文塾コースと多く、おもしろい山です。
 今回は四十九院跡から、車を下山口に回し、農文塾に降りるコースでした。ピザ屋さんと県道を挟んだところに車を5台置けるパーキングがあります。しかし看板がないのでわかりにくいです。四十九院跡とはかつて多くの僧坊が立ち並んでいたそうで、跡の石垣が多く残っていました。台風で杉葉がたくさん落ち、カヤランもいっぱい落ちていました。杉林を歩くたびにカヤランを探しましたが、やっと見つけることができ感激でした。
 登りはトラロープもあり、所々急登で結構きつかったです。その上お天気が良く11月末とは思えない暑さで喉がからからでした。そこでいただいたラ・フランスが最高に美味しかったです。ありがとうございました。小さな滝もあり沢沿いに登りきると、大きな洞窟がありました。弥十郎さんの住処です(笑)。頂上には1時間40分ぐらいで到着です。お天気が良く、多紀連山の三嶽もくっきり望めました<ここで昼食>
 そこからは、なだらかな尾根歩きや雑木林のふかふかな落ち葉を踏みしめて、今季最後の紅葉ハイキングを楽しみました。
 辻集落の分岐から15分ほど行ったところに、『飛曽山(663.0m)・シドロ北峰(723.0m)・丈山北峰725.9m)』と書かれた木札がありました。弥十郎ヶ嶽より高い山?2014年の3月に例会山行で雪の中登ったのですが・・・よく覚えていないので、もう一度登ってみたいです。
 弥十郎ヶ嶽はどのコースも制覇したいと思えるいい山でした。農文塾は火災で無くなっていましたが、後川の茶畑が残る美しい里でした。Yさんが杉林の中でクリタケを見つけられ、どうかな?と悩んでいたら、地元の人二人から、クリタケの太鼓判を押してもらい、お持ち帰りとなりました。きっと夕食のお味噌汁に入ったことでしょう。
 篠山の秘湯「篭坊温泉」の日帰り温泉は今やっておられず残念でしたが、一度は行ってみたいです。お天気に恵まれ、皆さん無事下山し、いい汗かいた楽しい山行でした。
     


★ 2017.11.23(祝 木) 虚空蔵山全山縦走 ★   
山行コース
  MAP
相野駅(集合8:45)→バス→釜屋口バス停(三本峠)~水道施設(登山口)~第51番鉄塔~第49番鉄塔~430mP~天命前虚空蔵山~虚空蔵山山頂~第14番鉄塔~八王子山~大谷山~山上山~油井バス停(下山口)~草野駅(解散16:00)
参加人数 6名 
 雨の影響で、3回連続中止していた雨男の私ですが、今回は青空のもと、秋色に染まった虚空蔵山の全山縦走を行うことができました。
 虚空蔵山は三田市相野付近から眺めると「富士山」の形をした美しい山容をしています。
 朝8時45分に相野駅前で待ち合わせて、バスで登山口のある釜屋口に行き、水道施設のところで準備をして出発。いきなりの急登を第51番鉄塔まで登る(ここはFが毎年初日の出を撮影する場所)。
 送電線下の関電道をたどり、何度か登り下りを繰り返して、430mPからの下りで、分岐を見落として右往左往、慣れた道でも油断すると陥りやすい(落ち葉の積もった道は特に判断が難しい)・・・?
 前虚空蔵を過ぎると虚空蔵山の山頂までの急な登りが待っている。途中で休憩を入れながら山頂を目指す。山頂手前の「丹波岩展望所」は本日のルートの中で一番眺望が良い処だ。Fの住んでいるつつじが丘も眺めることができる。遠く明石海峡や「おっこさんめっこさん」が霞の中に見えている。
 集合写真をとって山頂へ、周りの木が大きくなって眺望が丹波岩ほどないのが残念だ。ここで昼食と休憩を取り、記念写真を撮って八王子山へ向かう。
 八王子山という山名のピーク3カ所あることで知られている。どのピークが八王子山かは定かでない?(たぶん三角点があるピークがそれかも?)八王子山から急な山道を鉄塔がある最低鞍部まで下り、今度は大谷山へ最後の登りを登り返す。大谷山からは大きな岩がゴロゴロしている尾根道を辿り、鎖のある崖は巻き登山口の油井バス停に下る。バス停からは一般道で草野駅へ。駅に着いたら直ぐに電車が来てあわてて飛び乗る。挨拶をする時間も取れなかったことが心残りだった。
       
     虚空蔵山山頂にて             秋色の虚空蔵山
     


★ 2017.11.11(土) 若狭駒ヶ岳(780.1m) ★   
山行コース
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木地山バス停9:15~南尾根高島トレイル分岐11:25~駒ヶ越11:56~若狭駒ヶ岳13:17~焼尾谷分岐13:43~木地山バス停15:12
参加人数 8名 
 前夜に低気圧が通過して、平地では雨が上がったというのに登山口は土砂降りの雨。レインスーツを着込んでのスタートとなった。
 何回か渡河して沢伝いに高島トレイルとの合流地点を目指すが落ち葉が大量に堆積しており、登山道をロストする。初めてのコースで下見をしなかったのがアダとなった。こんな時、リーダーはめげます。そんな時にKさんが「今日は道迷いを楽しみましょう」と、声をかけてくれた。あなたが天使のように思えました。気を取り直して最後の分岐まで戻り、、沢伝いに尾根を目指した。
 ブナ林はすっかり落葉しており、ふかふかの登山道を踏んで2時間ほどで高島トレイルの尾根道に合流。今年は大型台風が襲来して、各地の山で倒木等の被害が出ているというのに、ここのブナ林は大地にしっかり根を張って悠然とたたずんでいた。
 谷から吹き上げる寒風の中、手短に食事を済ませて紅葉したモミジを見ながら尾根筋を快適にトレッキング。若狭駒ヶ岳に到着したときは、みぞれに変わっていた。
 下山時、尾根筋が何本もあり途中から違う尾根に迷い込む。Tさんの登山アプリに助けられながら尾根道を登り返し3時すぎに無事、登山口に着く。
 天候が悪かったこともあり、出会ったのは猪の家族と鹿1頭のみ。登山アプリの有効性を実感した山行となった。
注)高島トレイル:琵琶湖と若狭湾にはさまれた約80kmに及ぶ中央分水嶺の道  東西南北の気候や植生を
持つ類い稀なエリア
     


★ 2017.11.3(金) 鬼ヶ牙(488m) 、臼杵岳(697m)★   
山行コース
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城東公民館6:15→亀山インター8:25→鬼ヶ牙登山口9:15→南峰鬼ヶ山頂10:15→本峰鬼ヶ牙11:30→昼食→下山12:30→臼杵山登山口12:41→臼杵山頂上14:05→下山16:08→亀山インター→城東公民館19:00着
参加人数 4名 

 鈴鹿山脈南部、鎌ヶ岳、入道ヶ岳に隣接し、鈴鹿川の支流である安楽川水系、美しい清水が流れている石水溪の側から、鬼ヶ牙に向かって登っていきました。名前の通り、いきなりの急騰、這うような松林のザレ場の山道を固定ロープをつかみながら進み、南峰鬼ヶ島の頂上に到着、天候にも恵まれ鈴鹿連峰が見渡せました。
 それから本峰鬼ヶ牙へ向かいました。本峰からは、臼杵岳が669mの高さよりどっしりと雄大に見えました。一度下山して、臼杵山の頂上を目指し、頂上手前に、ウス岩、キネ岩の二つの大岩が臼と杵を建てたような形の石に出会い、臼杵山の頂上に到着です。
 帰路は来た道を戻りました。山里の山は整備された山と違い、技術がいるように思いました。長時間運転されたNさんお疲れ様でした。

 


★ 2017.10.8(日) 越前大日山(1320m) ★   
山行コース
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横倉登山口~新又越分岐~大日峠~1180mp~山頂、折り返し
参加人数 5名 
 大日山は石川県の南部、小松市から山中町にかけて「加南」地域と言われた所にあります。大日山は鞍掛山、富士写が岳とともに「加南三山」ともいわれていて。昨年はこの中の「写が岳」に登りました。
 今回は2度目になります。「加南三山」の大日山への挑戦です。いつものことですが、山の麓に到着するまでに難儀するのですが、今回は昨年の「我が谷ダム」への道を記憶しており、わりとスムーズに登山口に到着しました。大日山の登山道はラリー祭典の開催が予定されており、草刈りもされ整備が行き届いており、しっかりとした登山道です。ゆっくりと登ってゆくと後方から長靴を履いて一人で登ってくる凛々しい美人の方と出会いました。色々とアドバイスを受けました。
 往路の登山道で熊の糞を見つけました。その度にYさんがホイッスルを吹いて熊に遭遇しない処置をしてくれました(効果あったかなあ!!)
 避難小屋周辺はガスがかかっていましたが、時々晴れ間になり「白山」の勇壮な姿を展望することができました。頂上には1:00頃に到着しましたが、小大日までのアプローチは長く疲れを感じました。下山を開始する、ブナ林が本当に美しい場所もありました。紅葉を想像しながら下山しました。まあ~1320mの大きな大日山を堪能してきました。最後の笑い!!!
 帰路、話に花が咲き高速の出口春日ICを通過してしまいました。車中大爆笑(認知症大丈夫かなあ・・・今後乗せて貰うのは考えさせて頂きます、との声あり
\(◎。◎)/!)
    
《参加者の感想 ひと言》

 深田久弥さんの碑のある富士写が岳のまだ奥深くにどっぷりと佇む山、大日山に行きました。前日の雨、滑りやすい石、粘土質の土、上りも下りも悪戦苦闘の山登りでした。
 頂上からは白山が見え、下りでは熊の糞が無数にあり、今まで登った山の中で一番多い糞との出逢い・・・
 行き交う人も少なく山らしい素敵な山でした。見知らぬ山との出逢いは幾つになっても胸をワクワクさせてくれます。(Yさん)

 越前大日山検索して甲とついていたので、甲山を連想して楽な山と思い込みをしてしまった。登山口までの道が狭く自分では行けない・・・参加してよかったと思った。
 紅葉が始まって展望も良く白山、私が唯一登った荒島岳がきれいに見えた。やっぱり白山に登りたい・・・と思う。
 道は草刈りをしてきれいに整備されてあり、歩きやすかった。ただ笹の上はよく滑って困った。最後まで気の抜けない登山でした。(Uさん)

 大日山と付けている以上は修験の山?と思い、相当きつい山とは覚悟していたが登りはともかく下りのきついこときついこと!。この長い激下りで足に来る人もいるだろう。しかし山はいい山でした。
 白山が目の前に素晴らしい景色を見せてくれた。秋色に染まる頂上直下。木の先にツクバネを付けた今までに見たことのない木。赤く色づいた実を付けた多くの草花。ヤマボウシの実。咲いているのを見てみたいイワウチワ。と目を楽しませてくれた。
 機会があればもう一度登ってみたい山である(Kさん)
 
 久しぶりの山行で楽しみ半分、不安半分でしたが、馴染みの面々と賑やかに一路福井まで3時間余りのドライブです。
 登山口からの歩きやすい散歩道も途中まで、急登に息も絶え絶え。避難小屋のある手前のピークから頂上を望むと全山紅葉!!白山連峰を遠望しながらの昼食。だが、頂上からはガスっていて何も見えず。
 下りはナナカマドの赤い実を愛でながら、たびたび熊の糞に遭遇しながら、何度も小さなピークの続く黄葉の道。後半はブナ林の中、トラロープの張り巡らされた急下りの粘土質の道。全員5回は滑りました。ドロドロになりながらやっとの思いで下山、やれやれ!
 山中温泉で疲れも癒され、さらには美味しい釜飯でお腹も癒されて、一路篠山へ・・・思い出に残る山行でした。(Mさん)

 


★ 2017.9.23(土) 芦生原生林・・トロッコ道 ★   
山行コース
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研究林事務所~廃村灰野~ふたご谷終点~往路を戻る
参加人数 16名 
 本日は16名の参加者が4台の車に分乗、篠山の森公園Pから日吉経由で芦生の森に向かう。7:00出発。途中、かやぶきの里で休憩。田んぼの蕎麦の白い花と曼殊沙華の赤花がかやぶきの里にマッチング。この時期に通り合わせ幸運でした。  
 芦生の山の家P到着(9:20)。森の入口で入山届を出していざ出発。風情ある事務所前を通り由良川にかかる軌道橋を渡り森に入る。橋の終わりの右手には、さるなしの実がたわわに実っていた。静かな樹林帯のトロッコ道をすすむ。
      
 左側の由良川に沿ってトロッコ道が伸びている。水はすこぶる綺麗。30分程で灰野の廃村に着く(10:30)。ここからは以前に登った小野村割岳の登山口の佐々里峠に行ける。昭和36年に廃線ということは私が14歳の時なので生々しく感じ何故か悲しくなりそう。残った神社は芦生の集落の人たちが守ってくださっているとの事でホッとしています。
 苔むした石垣、大きな栃ノ木を後にする。道は最近の雨で歩きにくいのを心配していたが、歩きやすかった。皆、もくもくと先を急ぐ。岩に張り付いた苔の美しさに見とれたり落ちている栃の実、川向こうの景色と気の多い私は時には離れる。
 赤崎出合の大曲では道は大きく崩壊のため川原に下り小さな簡易の渡しと飛び石を渡り向こう岸に上がり、また続きを歩く。ふと川を覗くと二人の男性が釣りをしていた。イワナかヤマメ釣りかな?右の岩肌からは水が滴り落ち苔を育んでいた。緑が素晴らしき苔でした。突然広場にでました。
 小ヨモギ作業所跡。京大研究林を偲ばせる場所。昼食には早いから折り返し地点まで行くことになり先へと進む。結構くねくねのトロッコ道。川向こうには滝も見える。秋には素晴らしい景色を見せてくれるだろうこの道。大きく崩壊している場所に着く。ここが通行止めの折り返し地、フタゴ谷(11:30)
 ここから先に行くには川原に下り先の七瀬まで行けるとの事。私たちは折り返す。
 戻りには岩上の大杉。岩上を巻き込んでタコの様な木に見える大杉。道をふさぐ大岩と言われている線路の横にたたずんでいる岩を見て昼食場所の小ヨモギ作業所跡に戻り食事会。大イチョウ、メタセコイア、カラマツ、綺麗に植えられたケヤキが黄色く色づき早秋を感じさせてくれた。さあ・・この食事の後が大変、ヒル騒動勃発。芦生の山ヒルは知られている事なので残念でした。
 ケヤキをバックに写真に収まり出発(13:00)。来た道を戻りPに着く(13:50)
     
 帰りに美山かやぶきの里近くの河鹿荘に寄り、温泉でさっぱりとして篠山に戻る(17:00)
 車を出していただいたお方には大変お世話になり有難うございました。
 


★ 2017.9.16(土) 笛石山(千種富士)(895m) ★   
山行コース
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行者霊水駐車場9:15~笛石山山頂10:45~山頂発10:55~猫石11:00~猫石発11:10~駐車場着10:55
参加人数 5名 
 宍粟50山を少しでも登って達成できるように初秋の千種富士、笛石山に登ろうと早めから企画をして多数の会員が参加されることを待ち望んでいました。しかし、台風18号の接近に伴い、秋雨前線が刺激を受け、悪天候の予報で参加を見合わす方々もあったと思われます。まあ今回、兵庫県北部は曇り時々雨の予報で多少の雨が降らない限り中止せずに行こうと思っていました。
 いつも協力してくれるメンバーのKoさん、Kaさんと私、久しぶりに行くAさんと、雨降りはいつも中止されるので心配して連絡してくださったNさんの5名の参加がありました。
 ちょっと雨も気がかりで、計画していた板場美渓谷を登っておごしき山への周回コースを変更して、登山口から林道を入ったところにある笛石山の登山口からのピストンに切り替えて登る事にしました。
 小雨が少し降りかけ雨具を着てのハイク、県道72号線の登山口にはしっかりとした綺麗なトイレがあり、地域の観光整備も進んでいると思いました。
笛石山は宍粟杉の樹林帯、高度を稼いで2ピッチ程で895mの頂上に登りました。
 下山時に頂上直下の「猫石」に登ってニャーオと猫真似ポーズ。そこから七野の家々と黄金色の田園風景が見事でありました。
 帰り路、波賀のリンゴ園に寄って秋の味覚と温泉に浸かって帰路に着きました。
 参加された皆さん、お疲れさまでした。

 


★ 2017.9.5(火) 例会山行 大野山(753m) ★   
山行コース
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四季の森会館P8時30分集合~渓谷の森公園10:10~大野山頂上11:20(昼食)~展望台発12:30~渓谷の森公園着13:10~
四季の森会館14:20
参加人数 13名 
 前日までの天気は曇りのち雨予報で実施できるか少々心配でしたが、当日は終日曇り空でした。参加人数も思いのほか多く、久しぶりにお会いした方や初対面の人もおられました。 渓谷の森公園での駐車料金を免除できないか事務所に交渉に行くと、支配人が中学校の同級生で言い出せませんでした。
 このコースは登山道が細く斜めに傾いており、かつ砂利道になっています。ランクは☆1つですが、油断すると滑って谷へ転落します。
 皆さんかなり気を使いながら、ゆっくり休みながら登りました。頂上で少し早い昼食をとり、プラネタリウムのある展望台で景色を楽しみました。下山後、渓谷の森公園レストランで懇親会を実施しました。
 数年前実施したコースのため参加者が少ないと思っていましたが、
     1.集合時間が遅い   2.ランクが☆1つ   3.短時間の登山
などにより多くの人に参加して頂きました。 感謝!

 


★ 2017.8.27(日) 例会山行 扇ノ山 (1309m) ★   
山行コース
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参加人数 13名 
 篠山7:00 柏原7:30出発 鳥取県との県境、上山高原に9:40に到着、決行遠い。
9時50分出発、小ズッコの少し上の場所の登山口に入ります。
 距離3.1km 登山口の標高1170m 頂上まで140m まさに一つ星の山行です。
 道中はブナ林の緑の葉で天井を張ったようです。太陽の熱は木漏れ日となって優しく降り注いでくれています。1.5km位までは横歩き。杉の大木や雪のために変形したブナの木が目を楽しませてくれます。
 道中後半は大ズッコ(標識がありません。たぶんここが大ズッコ)があり、100mくらいの下り登りでピクニックから山行に移行した感じがしました。
 山頂の200m位手前に展望所がありました。ここ以外視界のいいところはありません。
 12:25 登頂 避難小屋の周りで昼食。ここで大変なことを発見しました。避難小屋の一角がこわれていました。ガラスが割れ、外壁の板がはがれています。6月26日の下見の時は異常ありませんでした。自然の風水害とは、いたみ方が違うように思います。悲しいことです。
 午後1時下山開始 2時15分に登山口まで下山しました。
 
本日は参加者の希望もあり、上山高原の道路際の小さな駐車場に車を停め、シワガラの滝に立ち寄りました。往復約1時間。滝の高さは10mですがロケーションの良さで人気抜群のこの滝。洞窟ではないけれども大きな岩で囲まれた穴倉へ水量十分な滝が流れ落ちるさまは、素晴らしいの一言につきます。
岩陰の暗いところと外部の明るさと、写真の技術も必要な、しかし技術は持ち合わせていないけれど一枚パチリ。人前に出せる写真は撮れませんでした。この付近には布滝、桂の滝、天神滝等 沢山の滝があるそうです。またの機会に滝めぐりをしてください。
 8月の山行でしたが、暑さが気にならない、いい山行だったと思います。


★ 2017.8.22(火) 例会山行 明智越え道 ★   
山行コース
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JR保津峡駅10:10~水尾歩道合流10:40~神明峠分岐11:40~明智越え登山口13:00~JR亀岡駅
参加人数 5名 
 山行日の2~3日前に大雷があり当日の天気も曇りのち雨の予報で雷を心配しましたが、終日曇りで雷が鳴りませんでした。
 四季の森を8時30分に集合しマイカー1台に5名乗車し出発。他に1名申し込みがあったのですが、私のメール見逃しで申し訳ないことをしました。亀岡(イオンに駐車)までの道路は行き帰り共、順調に走行できました。JR保津峡駅では船下りが見られました。過去何回も駅に来たことがありますが普段より閑散としておりました。
 非常に蒸し暑い中、保津峡駅出発しました。駅より3分で赤い大きな橋を渡ります。橋の三叉路で右へ行けば嵐山の渡月橋、清滝方面、左はゆずの里水尾集落方向です。今回は左へ行き水尾集落までの途中で山越えします。

 尾根で昼食をすませました。Yさんが蒸しトウモロコシを持参、美味しく頂きました。甘かったです(感謝です)。一般道へ13時頃下山しました。そこからアスファルト舗装道をイオンまで1時間程度歩きましたが暑さで、ばて気味でした(JR亀岡駅前は京都サンガ球場の造成工事中です)
     
 一般道からハイキング同への分岐  この細い橋が山越えの分岐  快適な尾根道
    (マイナスイオンたっぷりな道)
このハイキング道は(小川沿いに)水尾集落まで続いています。
この分岐より約10分で山越え道に入ります。
 転落しないように慎重に渡河。橋巾30センチ、朽ちかけている。この橋より約1時間登りになり尾根歩きになります。
明智光秀が本能寺攻めに向かった道です。亀岡からこの尾根を通り、愛宕山の愛宕神社で祈願したようです。
 明智光秀は馬でこの尾根道を引き返したと言われています。
本当かな!



★ 2017.8.11(金) 山の日記念公開山行 三岳(793.4m) ★   
山行コース
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火打岩登山口P出発8:40~三岳登山口8:45~丸山合流点9:10~鳥居堂跡9:40~大岳寺跡10:10~東屋10:45~三岳頂上10:50~下山開始11:50~休憩12:30~大タワ到着12:40~大タワ出発12:50~火打岩登山口P到着13:32
参加人数 14名 
 朝5時目覚めるとすでに明るくなっており、少し雨が降っています。今日は山の記念日で「山の会ささやま」の記念行事公開山行の日であります。
 山の日は2016年に制定された「国民の祝日」であり、「山に親しみ、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨としているが、山に関する明確な由来があるわけではないとのことです。この趣旨を理解して、これからもできる限り長く山登りを楽しみたいと思います。
 少し雨がパラパラする天候でしたが、真夏の暑い日です。雨歓迎の絶好の山日和になりました。会員10名、一般参加者4名、計14名が車に分乗して火打岩登山口Pに到着しました。
 恒例の自己紹介、準備体操を終えて出発です。民家の間の登山口から獣害柵を入ると檜林の薄暗い中の急峻な階段です。三岳にはこれまで十数回挑戦しているが、今回は体調に不安を感じながらの挑戦であり、何回か皆さんの元気に感心し、休んでくれないかなあ!!と思いました。史跡、クリンソウ群生地の入口、見晴らしの岩場などは記憶にありますが、コースはあまり覚えていないものです。やっとの思いで頂上に着きました。 太陽が顔を出し暑い、全身汗だくでしたが頂上は爽やか、南北の眺望が素晴らしい。
 山の日の記念行事としてスイカの代わりに冷たいプリンが振舞われ、竹内さんの「山のクイズ12ヵ月」でない頭を使い、正解の多い順番で景品((Kさん手作りのいろいろな果物ジャム)をいただき、N CLの名指揮で昔懐かし山の歌を合唱するなど高齢者(?)には癒されるひと時でした。
 下山は例の急な階段を大タワへ、ここからは苦難のアスファルト道路を無口で下り、火打岩登山口Pに13時30分到着しまいた。
 暑い暑い山の日の記念行事は無事終了しました。組織部の皆さんご苦労さんでした。



★ 2017.8.1(火)~4日(金) 夏山山行 燕岳&大天井岳そして常念岳 ★   
山行コース
  MAP
8/2日 中房温泉登山口~燕岳~燕山荘        行程9km 標高差1300m
8/3日 燕山荘~大天井岳~常念岳から常念小屋  行程20km 標高差460m
8/4日 常念小屋~一ノ沢登山口             行程11km 標高差1220m
参加人数 8名 
8月1日 篠山市民センター駐車場に到着すると、Nさんの姿が見えた。参加者が増えたのかと思いCLのYさんに聞くと、差し入れのスイカをいただいたということなので、早朝からの気遣いに頭が下がる。定刻通り7:00に出発した。千代川ICから高速に入り、安曇野ICを12:45に出る。途中多賀SAと駒ヶ岳SAで休憩と昼食となる。
 本日の目的地である「中房温泉」は日本の秘湯と呼ばれ、この秘湯に枯れた人が集まるらしい。標高1450mの古宿に13:40到着、夕食の18:00までにはかなり時間があり、迷路の館内冒険を終え温泉につかる。
 温泉はつるつる肌になる湯治場風のぬる湯で且つ殺風景である。困ったことに洗い場には、お湯・水の設備がないので湯船の湯を使わなくてはならない。よって衛生面を考慮し、吾輩は洗顔・シャンプーはパスしたが、平気で洗っている人もおり驚いた。
 外は雨となり、トタン屋根を激しく打ちつける音の中、やっと夕食である。お皿の数では有名旅館に匹敵するのだが、何故かビールがないと盛り上がらない料理であった。後ろの席では花柄の艶やかな浴衣の女子会(年齢制限は無いみたい)のグループ。食卓にもかなりの差に、雨以上に気分が重たくのしかかる。ありがたいことは、宿の温度計は常に25℃(壊れた温度計?)であるが、体感温度は完全に20℃以下であり、昨夜までの寝苦しい日々が嘘のようであった。

8月2日 4:50に起こされた。年寄りは早いのが苦にならないのが、若者世代に嫌われるのに。昨夜からこの古宿の分類に、空っぽの頭を巡らせる。「タオル・歯ブラシ・浴衣」は一応旅館の形態。「部屋・食事・衛生面」は山小屋の形態。いつまで考えても分類できず。
 中房温泉登山口を7:15に出発する。北アルプスの三大急登の一つ「合戦尾根」に足を踏み入れる。7:55第1ベンチ、8:25第2ベンチ、9:00第3ベンチ、9:40富士見ベンチへと我慢の登りである。やっと10:10合戦小屋(2380m)に辿り着く。ここは有名なスイカ小屋なのでいただくことにした。Nさんのスイカは未だ車の中で熟成を待つ。ここでは1/8サイズが¥800也。Nさん、ここまで来れば大儲けできますぞ!
 水分補給を終え、合戦小屋を10:35出発し、合戦沢の頭(2489m)を登り切り、岩稜帯を越えてやがて12:10燕山荘(2710m)に到着。
 燕山荘はなかなかの造りであるが、ここも迷路っぽい。奥の奥にある新館の二段ベッド建屋に案内され、荷物を置く。昼食時間帯なので男子は食堂でカレーライス又はうどんを注文する。ここのカレーライスは美味かった。女子は喫茶室でケーキセット(ケーキは2個)の大食いに満足だったらしい。
 サブザックに飲物と行動食を入れ、13:20燕山荘を出発する。Y CLは脚を少し痛めてしまったので、明日以降の事を考慮し、お・る・す・ば・ん。花崗岩の砂礫の中を登る事30分。13:50に燕岳(2763m)の山頂に立つ。山頂にはモニュメント、標柱がなかったのが残念。一旦、北燕岳側に下り、14:20燕山荘に帰着。
 17:00夕食が始まった。宿泊客が多いので、食堂の奥にある談話室みたいな所で頂いた。突然オーナーが現れ、ここでの食事提供に対し一言のご挨拶とお詫びに来られた。
数日前にNHKで放送された顔なので、親近感が漂う。今夜のアルプスホルン演奏は、放送時より音がしっかり出ていた。TVとは緊張度が相当違うのだろう。
 部屋に戻ると、通路向かいの部屋のオバチャン達のいとまない会話が否応なく耳に入る。「ナンバ」「コウヤセン」「ハンワセン」「ケイハンデンシャ」「シタミ」「アノヒトハ○○」「ソジョイ(正確にはソイジョイのはず)」等延々と続く。これが「オオサカのオバチャン」。大阪の山岳会のグループらしい。ここの会話の中で有益だったのは「明日は良い天気やてぇ」の一言のみ。
8月3日 昨夜、朝食3交替の2番目に並ぶ計画であったが、1番目の4:15の朝食に滑り込みセーフ。当初ご来光を諦めていたのだが、にわかにgood timingとなる。4:55東の空にオレンジの輝きが昇る。
 燕山荘を5:10出発。オオサカのオバチャンの言う通り、気持ちの良いお天気だ。ここからの稜線歩きは、コマクサが道案内。あまりにも快適すぎて「蛙岩」「為衛門吊り岩」の名勝を見過ごし、「小林喜作レリーフ(2700m)」7:50に到着して、初めて自分達の位置が判明する。
ここからは「切通岩」を登りつめ、大天荘までのきつい道が続く。8:50に大天荘(2880m)に到着するが、かなり体力を消耗していた。このまま常念小屋に向かうか、逆方向の大天井岳(2922m)をピストンするか話し合いがもたれた。今回の夏山コースの中で最高峰を登らずして「山の会ささやま」は名乗れない。
一同覚悟して最高峰を目指し9:10頂きに立つ。
大天荘に9:30戻り、常念小屋を目指し出発する。横通岳(2767m)の下の雪渓で今回初のコーヒータイム30分。あったかい飲み物で疲れを流し、雪で顔を洗い気持ちを立て直す。横通岳南肩(2680m)辺りを通過していると、一ノ俣谷の雪渓に黒いものが動く。よく見るとクマであった。山歴8年で初めてクマに遭遇した。
 12:30に常念小屋(2466m)に辿り着く。燕山荘のお弁当を常念小屋でいただくことになる。再びこれからの行動について打ち合わせが行われる。昼食後に常念岳をピストンするか、明日の早朝にピストンするかである。常念岳(2857m)からの下山では、標高差1600mの一気の下りコースとなり、三日間の疲れと脚の負担を考えると、今日のうちに登り、一晩寝ることで体力回復を図るほうが得策であるとの結論となる。
 13:15常念小屋を出発。石と岩の山である。延々とガレ場が続く。すれ違った下山途中のオバサンに「あと、1/2ぐらいですか?」、「いえ、ここは1/5ぐらいですよ」とニッコリ。「エエッ」っと、力が抜け落ちた。登っても登っても山頂が見えない山である。14:40とうとう山頂に辿り着く。
 標柱を抱きしめ、「お前に会えてウレシイヨ~」と記念撮影を敢行。辺りはガスで後ろの槍ヶ岳は姿を見せず白い世界を後にし、16:00常念小屋に到着。
 とうとう目的の山をすべて走破し、達成感に浸る中で、夕食前の打ち上げ宴会。今回の山小屋はすべて生ビールが用意されており、美味かった。これで夕食も進む。

8月4日 常念小屋は谷間に位置しており、、ご来光は無理と思っていたが、東側が開けており、ここからのご来光も堪能した。朝食もしっかりとり、5:50に常念小屋を出発。胸突き八丁(2070m)を6:50通過。どんどん、どんどん下る。まだか、まだかと下る。9:30やっと一ノ沢登山口(1250m)に到着。予約していたジャンボタクシーに乗り込み、中房温泉の駐車場に向かう。凡そ一時間ほどで着き、ここで熟成していたNさんスイカで全員無事の乾杯(食)を挙げる。
 さて、次はお風呂である。有明荘の日帰り温泉を楽しむ。久しぶりのお風呂は実に爽快である。身体がみずみずしくなったところで、昼食を摂る。やはり注文は蕎麦系に集中する。街に近づくほど美味くなると思うのは私だけではないだろう。
 12:20有明荘を出発。安曇野ICから入り、恵那SA15:00、多賀SA16:35で休憩。京滋バイパスを経由して千代川ICを出る。18:45篠山市民センター駐車場に到着。楽しかった四日間にY CL、O SL、皆さん、そして天候に感謝し、家内のもとへ。

参加者の感想

<Ueさん>台風5号の接近で、念入りに防水パックしての参加となりましたが、運良くカッパを取り出さずに済みました。3日目(燕山荘~大天井岳~常念嶽の縦走)は、早朝からしばらくの間は快晴で、槍・穂高連峰の大パノラマの眺望は前日の疲れを忘れるほど快適なものでした。
 私にとり北アルプスは初めてで、「一度は参加しないと・・・」との思いでした。何処が「アルプス銀座」と呼ばれているのかよくは理解できていないが、とにかく登山道も小屋も人が多いので何となく頷ける。
 予想外の天候に恵まれ、北アルプスの大展望は幸運でした。

<Umさん>中一日開けての夏山登山。リュックを軽くして負担が減ったのと天気に恵まれ、楽しくあっという間に過ぎました。合戦小屋でスイカ、燕山荘でケーキセットを食べホルン演奏を聴き大満足。コマクサの可憐な姿、槍を見ながらの尾根歩き。写真の撮りまくりでした。次回も絶対参加します。

<Oさん>山行で先頭を歩かせてもらいました。
 1日目 中房温泉から合戦尾根経由燕山荘~燕岳~燕山荘 標高差1300m予定時間5時間15分
テーマ:合戦尾根がきついので、とにかくゆっくり登る
結果:7時15分出発 12時10分燕山荘到着 ゆっくり昼食 まずまずの歩き
 2日目 燕山荘~大天井岳~常念小屋~常念岳~常念小屋 標高差220m 尾根歩き予定10時間
テーマ:常念岳往復3時間を見て常念小屋に最低でも午後1時には到着したい
結果:4時15分朝食 5時15分出発 常念岳到着12時20分 昼食後、常念岳~常念小屋4時
    一日11時間の活動 大成功の要因は朝のスタートの早さにつきます
 3日目 常念小屋~一ノ沢登山口 標高差1130m 予定時間3時間10分
テーマ:30分の余裕を見て登山口にタクシー待機、ゆっくり歩いて間に合わせる
結果:余裕を使い切り、3時間40分で下山。すでにタクシーが来ていました。運転手さんに聞くと今来たばかり(?)とのこと。概ね成功
総評:天気が良くて最高の夏山でした。皆さんご協力ありがとう。また来年も参加したいと思います。

<K.Tさん>お天気にも恵まれ、まして素晴らしい景色にも出会え本当に夢のような日々でした。稜線からは左右にどこまでも続く山並みが写真を見ている如く目に焼き付きました。おかげで北アルプスの山々の名前と位置がわかるようになりました。これからの山行が楽しくなりました。山小屋も三軒、三通り、暑く寝苦しい小屋もありましたが楽しい思い出となりました。

<Kさん>45年ぶりの山に登りました。燕・大天井・常念、ずっと覚えていた名前でした。その当時と変わったところ-山小屋がきれい、食事がいい、寝るところ狭い、自分の足の衰え-でした。でも、変わらないのは山の堂々としたすがた。今回、槍の穂先を見ての稜線歩き、本当に楽しかったです。天候に恵まれた山行でした。皆さま、お世話になりました。

<Nさん>温泉 すいか 槍ヶ岳 燕岳 コマクサ 槍ヶ岳 ケーキセット ホルン演奏 ご来光 槍ヶ岳 コーヒータイム 雪渓に熊 岩だらけの常念岳(命がけの記念撮影?) 熱帯夜 ご来光 槍ヶ岳 温泉・・・3年越しに会いたかった槍ヶ岳とずっと一緒に歩けて幸せな時間でした。ただ困ったことに「山中毒」がまた悪化しています。あの見えていた山たちに会いたい。どうすればいいのでしょうか。

<Yさん>2日目、中房温泉から久しぶりの合戦尾根、4月に痛めた左ひじをかばいながらののぼり、案の定、右足に燕山荘手前でメンバーに迷惑をお掛けしました。
 三日間とも天気に恵まれ、心配していた雨にあわず、なんとか楽しい山行が出来たことに感謝です。SL Oさん、会計をお願いしました女性3人さん、Hさん、Uさん、Kさん、ありがとうございました。出発の朝、Nさんからスイカの差し入れがあり、下山後、おいしくいただきました。
      


★ 2017.7.27(木)~30(日) 北アルプス夏山山行 双六岳(2860m)~笠ヶ岳(2897m) ★   
山行コース
  MAP
27日(木) 新保高温泉登山口→わさび平小屋
28日(金) わさび平小屋 7:00→秩父沢出会 8:36→鏡平山荘 12:03→弓折乗越 13:55→くろゆりベンチ 15:11双六小屋 16:17
29日(土) 壮六小屋 6:02→弓折岳7:47→秩父平 10:05 →笠新道分岐12:25→笠ヶ岳 15:14→笠ヶ岳山荘 15:41
30日(日) 笠ヶ岳山荘 6:08→笠新道分岐 7:15→杓子平 8:57→笠新道登山口 12:30→新穂高温泉登山口 13:54
参加人数 5名 
 <1日目-7/27>
 ひるがの高原SAで早い昼食を摂り、2時前に運よく登山口の無料駐車場に車を止める。登山届を提出し今日は鎌田川左俣谷の気楽な林道歩き。ひんぱんに風穴が出現し冷気のシャワーを楽しむ。わさび平小屋は数少ない入浴できる山小屋、夕食後は季節はずれrの蛍観賞も楽しめた。
<2日目-7/28>
 昨夜から雨が降り続いており、小降りになるまで少し出発時間を遅らせ7:00にスタートする。

9:00頃、雨が上がるが穂高方面の展望は望めず。期待していた鏡池の逆さ槍もダメでした。気を取り直して鏡平山荘で昼食を取り気分転換する。ここから先は高山の花のオンパレード。次々と色とりどりの花が現れまったく前に進めません。おまけにフレンドリーな雷鳥の家族も2組現れて、またまた足止め。そのうちガスも晴れてきて穂高連峰が姿を現し正に言うことなし。
最後はホシガラスに導かれて双六小屋に遅めの16時過ぎに着く。目の前にひかえる双六岳登頂はあきらめ生ビールを選択。夜は個室で快適に就寝する。

<3日目-7/29>
 午前5時、予想外の御来光を頂く。午後の天気が案じられ、すぐ真上にそびえる双六岳に見送られるような気分で早々と山小屋を発つ。
 双六岳をパスしたことから、今回の山行は頂上を極めることなく終わるのでないかと不安にかられ、弓折乗越を少し過ぎて途中登山道から5分程脇に入った弓折岳(2588m)にお手軽登頂する。
 今日は、お花畑といくつもの雪田を横断し快適な稜線歩きである。ここまで来ないと見られない風景がひろがっています。
 小雨が降るなか、笠ヶ岳小屋にザックをデポして双六岳山頂で記念撮影。小屋はツアー客が入って超満員、食事が終わったら居場所もなく寝るしかない。
 突然、耳が大爆発。今まで聞いたことのない大いびき(断っておきますがうちのメンバーではありませんよ)、耳栓忘れたのが悔やまれます。
<4日目-7/30>
 朝から小雨。雨に濡れた笠新道の激下り。足場に集中し無事全員14時前に登山口へ降りてくる。
 ご褒美に平湯温泉で入浴後、「飛騨牛棒葉焼定食」とソフトクリームを食す。高速道を飛ばして篠山市民センター24時着。参加の皆様お疲れ様でした。(I・H)

 急遽、双六岳・笠ヶ岳の山行に参加させていただきました。新穂高温泉からの入山は初めてです。登山指導センターに登山届を出し、目の前にそびえるこれから登る山々に感動しました。どれがなんと言う山かはわかりませんが・・・。これといった険しい急登もなく、危険な場所もなく、多くの高山植物やお花に癒されながらの山登りでした。
 暑さを癒してくれる『おたすけ風』が出る風穴や、雪渓を吹き渡る冷たい風に、「あ~涼しい~気持ちいい」と何度も助けられました。夏山は雪渓のある山がいいとつくづく思いました。
 登りが苦手な私にも余裕があったため、お花の写真を摂り過ぎ、コースタイムがかなりオーバーしてしまい、山小屋の夕食の時間を考えると、双六岳の登頂をあきらめなければなりませんでした。
  その上、小屋が見えた辺りから、右足親指の付け根に激痛が走り、富山大学北アルプス双六小屋診療所で診て頂き、痛みが引かなければ縦走を断念しなければならないと・・・いろいろ考え、反省した二日目でした。幸い大事にならず、予定通りのコースで下山できました。
 お天気は、あまりよくありませんでしたが、ガスが晴れ、槍ヶ岳や穂高連峰が見えた時は、あちらこちらで歓声が上がり、みんな一斉にカメラを向けました。稜線のクロユリベンチの辺りで、雷鳥の親子が登山者も恐れず、砂浴びをしていて、まじかにかわいい姿が見られました。
 3日目は無事、笠ヶ岳に登頂できました。4日目、激下りの笠新道。2回滑ってこけましたが、大きな怪我もなく、5人揃って無事下山しました。一緒にこの4日間過ごした皆さんに感謝です。
 今回も、50種類以上の高山植物の写真を撮ることができました。自宅に戻って名前をさがすのが楽しみです。来年はどこのお山に行こうか、雪渓が残る涼しいアルプスに行きたいです(T・I)
           

参加者の感想

<Uさん> 初めての夏山登山でした。参加者の中で一番重いリュックをかつぎ(持ち上げるのもかつぐのも一苦労)荷物は、できるだけ軽くが身に沁みました。
 天気のほうは、今ひとつでしたが、目の前に広がるお花畑、雪渓、雷鳥の親子、初めて見る槍の姿・・・ああ、山を登ってきたんだと感動しました。
 双六岳には登れませんでしたが、朝日が昇る瞬間も見れて、山最高・・・と叫びたい気持ちでした。

<Yさん>  天候には恵まれない山行ではありましたが・・・喜びも・・・
 母雷鳥と子供5羽、ハイマツからハイマツへお散歩、可愛い姿を充分に見せてくれました。母雷鳥も砂浴びのサービスです。”曇天の中ご苦労さん”と癒してくれているようです。
その時、ガスがかかって見えなかった槍先が一瞬にして姿を現し・・・皆が”槍、槍”と歓声です。この興奮、喜び、皆さんに聞こえますか?もちろん想像できますよねえ・・・
 小さなアップダウンを繰り返す稜線は気分が下がりますが、またご褒美です。戸岳からの笠ヶ岳への稜線は天然公園の感です。自然石が点在し、大きな大きな残雪があり、早く雪解けしたところには視界一杯に広がった一面のお花畑、30㎝は超えないと思う高さの花々。
ハクサンイチゲ シナノキンバイ ゴゼンタチバナ チングルマ ミヤマキンポウゲ ヤハズハハコ ツマトリソウetc 見事です。
 霧中の笠ヶ岳山頂は、ガスった中に阿弥陀仏を見たという先人達と同じ状況ではありましたが・・・はてさて、修行不足の私にはまったく感じられず・・・
 と思いきやその時突然、クリヤノ頭の方から話し声がして、ガスの中から現れたのは、うら若き美しい女性二人、さては観世音菩薩様が現れたか?・・・でありました。この二人は岐阜県の地元の方、明朝下山する笠新道の情報などを聞いて会話を交わし、山頂での出会いに元気をもらって最終泊の笠ヶ岳小屋へと再び戻りました。
 夕刻になるにつれて雨の中を次々と登山者が到着、山小屋は大変な混雑、賑わいでした。

<Sさん> 双六岳~笠ヶ岳の稜線は眞に花の高峰、そのものでした。今、パソコンのディスプレイ画面を開いては毎日思い浮かべている(今一つは、先日登った扇ノ山のシワガレの滝、これも実に絶品)
 今冬は平地でも大雪に見舞われた。北アルプスの残雪風景はその跡形をはっきりと残している。そそり立つ岩稜と絶壁の峡谷に阻まれて寝そべる氷河のような広大な雪渓は足を踏み入れるに怖かった。その雪渓から滴る湧き水は頗る美味かった。雷鳥の親子が雪上と這い松の中を行き交って何かを啄んでいる。そして遙か彼方に槍ヶ岳が姿を覗かせる。山岳は奇怪で美しく・優しい。また登ろう。


★ 2017.7.6(木) 例会山行 牛ヶ峰山(712m)   
山行コース
  MAP
四季の森駐車場~年輪の里駐車場~湯村温泉~越坂~牛ヶ峰山~往路ピストン
参加人数 8名 
 九州の方では豪雨で大変なことになっているが、心配をしていた雨もなし。年輪の里で8名全員が集合、2台に分乗し新温泉町へ向かう。天気は上々、内山出会いから越坂までの道幅は車一台が通るのがいっぱい、対向車に出会うと大変である。
 登山口に到着し、ストレッチ体操で体をほぐしてから牛ヶ峰神社鳥居をくぐり参道に入る。30分ほど登ると前日の雨で林内を吹き抜ける風が心地よく、登るに最適、石段を上ると社殿に着き、そこから後方に2~3分ほど登りつめて山頂に辿りつく(登山口から約1時間)
 山頂は植林に覆われ、見晴らしがあまりきかない。昼食をすませ、少し早かったが下山につく。帰路は神鍋高原にある日帰り風呂「ゆとろぎ」で汗を流し、全員無事に山行を終える。


山頂にほど近い牛ヶ峰神社の静かな佇まい

牛ヶ峰山頂にて

牛ヶ峰山頂上三角点(712m)



★ 2017.7.1(土) 2017夏山トレーニング 氷ノ山(仙谷アルパインルート) ★   
山行コース
  MAP
若桜スキー場10:12~三の丸11:35~坂ノ下登山口行岐11:29~三の丸頂上11:35~氷ノ山頂上12:30到着(13:00出発)~こしき岩分岐13:40~登山口15:21
参加人数 6名 
 この冬に赤谷山を計画しましたが、大雪のため計画の変更を余儀無くされ、若桜スキー場に立ち寄ったのがきっかけで、今回若桜側からの氷ノ山三の丸コースを計画しました。
 参加メンバーは会の平均年齢を大きく下げている若手が中心で気持ちもはつらつで、梅雨の期間中ということもあって、メンバーからは心配のメールもありましたが、夏山トレーニングであり、雨の中でも行く覚悟でしたから!!気持ちは実行あるのみでした。
 早朝、青垣辺りから天気が悪くなり大雨になりました。若桜スキー場に着くなり猟師風の人に出会い、その人曰く、この間、県の許可を得て熊を殺して処分したよ!!まあ気を付けて行きやと言われ、いやな予感がしましたが、ここまでくれば実行あるのみです。
 パノラマコースを取り、最初のチャレンジリスト終点までの200mくらいの登りが大変きつかったですネ!!Aさん頑張ったね。
 三の丸でディナータイム、同じように夏トレで鳥取大ワンゲルメンバー5名と出会いました。彼らは幕営するらしくザックの重量も40kgくらいはあるだろうにひょうひょうと登っていきました。まあ”年も若いわなあ”
 君たちカンガク生か?いや違います、鳥取の環境大学の学生です。頂上で出会った人たちと写真を撮るのが目的だとか、百人くらい来ていたのかもしれませんでした。
 仙谷アルパインコースを下山しました。この間、雨降りもあったと思いますが、沢筋の水量もそんなに多くなく、整備された稜線の登山道と違う谷下りを楽しみながらの下山です。
 登山口に到着しました。登山口では地元の人に「ヘリ」は入らないでと言われましたが、、メンバーの顔、次第で有りまして、ホンマ!!
 Aさんには少ししんどい登山であったかもしれませんが、尾根あり谷ありで、良い夏山トレーニングになりました。下山した直前に夕立が来ましたが無事に下山口に到着しました。
 氷ノ山の若桜からのコースは少し厳しいところもありますが、他のメンバーの方も挑戦してみてください。参加者のみなさんお疲れ様でした。


★ 2017.6.24(土) 御祓山(773.1m) ★   
山行コース
  MAP
四季の森グラウンドP8:20~大屋市場糸原P~みずめ桜~尾根分岐~御祓山頂上~尾根分岐~(南尾根ルート経由)~東屋~糸原登山口
参加人数 8名 
6月下旬といえば梅雨真っ最中のはず。天気予報でも終日曇りだったのが、当日朝、四季の森に集合すると、なんと青空が広がっている。すぐにでも雲が広がってくるだろうと思っていたのが、なんと15時に下山するまでいい天気に恵まれるという僥倖。去年の6月の例会山行はほとんど雨で中止になったのでは?そんな、ラッキーといった気分で出発した山は最後まで楽しい山行となりました。
 大屋市場糸原のみずめ桜駐車場への道は、予想と違って細い未舗装の道で、とまどいましたが、駐車場広場は広くてゆったりしていてトイレもあり、いい駐車場でした。 駐車場から沢沿いの道を辿るとすぐに東屋に着き、ここから尾根の急な登りが始まります。天然記念物に指定されているミツバツツジの花回廊の道です。
 東屋から約1時間で512m標高点の展望台経由でみずめ桜に着きます。展望台のあるところは木が繁って展望台の雰囲気はありませんでしたが、須留ヶ峰の堂々たる姿を望むことができました。
 展望台を過ぎて、杉の植林地の急傾斜の道を進むと、みずめ桜がその堂々たる姿を現しました。樹齢600年という途方もない年月を生き抜いてきたその長い歴史に圧倒される思いです。4月の開花時期にぜひ再訪したいと思いつつ、樹の周りをぐるりと廻り、記念撮影しました。登山道はみずめ桜の下を通過して、またくるっと廻るようにして桜の樹の上を巡ります。
 みずめ桜を過ぎて、尾根に出、折り返すようにして尾根の道を辿ります。ところどころロープが張ってあったり、結構急な登りですが、傾斜も楽になって間もなく頂上に着きます。頂上は樹木に囲まれて展望は今一つですが、落ち着いた、静かな頂上空間はとてもいい雰囲気です。ちょうど氷ノ山方向だけ見通しがきき、氷ノ山が展望できるのには嬉しくなりました。
 頂上ではゆっくり1時間の昼食休憩を摂り、作ったばかりの梅ジャムを皆で食べてもらいました。
 頂上を辞して、元来た尾根道を戻り、尾根分岐点について、ここから、登りに使った尾根道の南の尾根を辿って下ることに決め、先の道に入る。  案内標識にもちゃんとルート表示されているのですが、ほとんど廃道状態で、表土が流亡してしまってルートそのものも判然とせず、なかなかハードな下りとなったけれど、GPSで位置を確認できれば、尾根をはずすことなく、予定通り登山口からすぐの東屋に降り立ち、15時に駐車場に帰着しました。
 帰途、道の駅まほろばでソフトクリームをほおばり、各自買い物を楽しんで帰途につきました。
 今回はSさんが例会山行初参加、またHさんの復活山行で、Sさんにも楽しんでいただけた様子、またHさんにも復活の手ごたえを感じていただけたようで、今回の山行がそれだけでも充分に意義ある山行になったかなと喜んでいます。ありがとうございました。


★ 2017.6.15(木) 一山(1064m) ★  ☆ 
参加人数 9名 
 雲一つない快晴、雨男返上なるか・・・?
ナビデータが古いのか?遠回りをして目的地の阿舎利林道分岐の駐車場スペースに10時40分に到着する。ここからはこれから登る一山の丸い山頂がよく見える。準備を整えて廃道に近い林道をと思ったが以前来たときと様子が変わっている?その原因はすぐにわかった。新しい林道を作るために既存の林道を整備したのだ。以前来たときは荒れて歩き難い林道だったが歩きやすくなっている。
 林道終点の登山口より登山開始。登山口からいきなり急な登りになっている。坂を上がりきると広葉樹の緑が鮮やかだ。杉の植林地に入ると倒木が登山道を多く覆っている。わざと登山道に倒しているのではと疑いたくなるほどだ。やっとの思いで開けたところに出た。
 ここからはススキの原になる。素手でススキを握ると手を切る可能性があるので慎重に進む。踏み跡を確認しながら登っているとまた倒木があったのでこれを避けてススキの原を横切る。
 これが問題だった。登山道(踏み跡)が消えてなくなった。滑るススキの枯れたのを踏みながらすぐ前に見える山頂まで直登した。誰もいない山頂からの眺望は素晴らしかった。
 杉林の中の倒木に悩まされる山頂で休憩と昼食を摂ることにした。昼食を摂っていると若い男性が登ってきて山頂の標識のところで昼食を摂り始めた。集合写真をとるのであけてもらった上にカメラのシャッターをお願いした。快く引き受けてくれた。Facebookで見てほしいと自己アピールして下山していった(若いね・・・)下山途中で登るときに避けた倒木のところに下りてきた。僅か1m2m先をみれば登山道を確認できたのに頭が固くなってきているとだめですね・・・トホホ 同じ道を引き返して14時45分に車にもどる。
 このあと温泉につかり帰宅しました。雨の気もありませんでした。皆さまありがとうございました。

         


★ 2017.6.9(日) 白岩山(973m) ★   
参加人数 10名 
 集合場所が篠山市の四季の森会館であるが、CLに無理を言って、丹波市山南町のJA山南支店に集合組を企てる。でないと、丹波市―篠山市間を二往復するのが苦痛に感じたからだ。申し訳ないのがHさん。同じ山南町在住であるが、お会いしたこともなく、電話番号も知らない仲なので、今回は二往復である。
 四季の森を7時30分出発なので、JA組はCLからの提案「松が井の水」で9時に落ち合うという約束となる。従って8時に出発すれば、たっぷりの余裕におつりがくるほどである。
 やがて8時になったので、JAの駐車場を出発しようとしたその時、目の前をCLの三菱車が通過。慌てました。あと二人、途中で乗っけなければならないのに・・・慌てました。全員(4名)揃いましたので、三菱を追っかける。「松が井の水」に着いた時には、四季の森組は余裕の休憩中。まだ9時にはなっていなかったが、「松が井の水」を三台の車で出発する。県道8号線から国道312合線に入るとやがて「猪篠(いざさ)」の集落。どんどんと山奥に登りつめ、最後の民家(建物)が駐車場兼登山口である。

 今回は「読図山行」。軽いストレッチの後、CLより地図とコンパスによる講義が始まる。例によってああでもない、こうでもないの声が飛び交う。私も久しぶりにコンパスを手に取った。最近は地図をみても、コンパスを使うことがおろそかになっている。年寄りになるとカンを優先してしまう。
 まずは駐車場から猪篠浄水場にコンパスを合わせ出発である。ここは林道なのでひたすら歩く。次は中間ポイントに合わす。ここも林道、ひたすら歩く。次は東コースの登山口へ。ここもまた林道、もくもくと歩く。東コース登山口の石橋を渡り、ここからが「登山」の始まりであり、読図山行の終わりである。このコース、2010年の4月に経験しているが、ほとんど記憶がない。はじめのうちは「白岩山登山道-白岩会」の標識があったが、歩くほどに目印が少なくなってきた。あっちかな、こっちかなでとうとう自分の位置がわからない。こうなれば踏み跡とカン(ここでは一応経験値と解釈願いたい)が頼り。
 迷いながらも「白岩山山頂」に到着することができた。山頂は「日本庭園」風というのがこの山の特徴であったが、木々が大きくなり下草も伸び、その風情がなくなったように思う。
 CLから「早めの昼食をとります」の指示には誰も反対せず、お弁当を開ける。おにぎり二個(梅入り)、卵焼き四切れ、ソーセージ四切れ、ほうれんそうのおひたし少々・・・家内の十八番弁当である。
 さて、重たいお腹をかかえ12時30分に次の山「高畑山(984m)」を目指し出発である。あとは稜線をたどるだけとの楽観があだとなる。途中で道間違いに気づき、戻りながら踏み跡とカンを働かす。ドーンと大きな反射板に突き当たる。ここに三角点があるので「高畑山」と思われるのだが、標識・表示が一切ない。反射板に「高畑山反射板」の名前。我々はここを「高畑山山頂」に決めることにした。
 帰りは途中までは来た道を戻るのだが、何せ迷いに迷った道なので、慎重に足を進めたが「白岩山」山頂の少し下に出てしもうた。でも、山頂が見えるので、ほぼこの道で間違いが無い。ところがどっこい、下山道である西コースへの分岐を見逃し、どんどんと尾根伝いを下る。
 もはや踏み跡どころではない。とうとう獣道もなくなりカン下りとなる。下りに下って歩き疲れて鉄塔(送電線)に突き当たる。ここで休憩。数年前の地図は鉄塔―送電線まで地図に載っていたので位置情報に使えたが、国土地理院の身勝手な行為によって、今はこのような情報は得られない。
  休憩中のKさんのふくらはぎにヒル発見。急いでザックから「ヒルまず進め」を出し噴霧。直ぐ丸くなってダウンである。皆それぞれに自分の服装にヒル探し。なぜかヒル一匹にみなさん元気をいただき、そそくさと下山を始める。とうとうお寺の屋根が見えるところまで下りてきた。生活の気配を感じ安堵する。住職に我々の位置をたずねるが、地図からはみ出していた。止む無く駐車場の場所を聞くと、2km程上のほうだと教えていただいた。運転手3人は長~い坂道を上がり、車で下りてくる。やれやれ全員車に乗り込み、顔に笑みが戻る山行でした。また、どこかの山でお会いしましょう。有難うございました。

の辺り、名水が散在しており「松が井の水」は平成の名水百選に指定された公園。明石方面からもこの水を求めて来られるが、私は未だ飲んだことがありません。だって、雨が降った後はこの名水の量がぐ~んと増えるらしい・・・。


★ 2017.5.28(日) 武庫川渓谷と新緑の廃線跡歩き ★   
 久しぶりに晴れ渡った五月の最終日曜日、武庫川渓谷と廃線ウォークに参加しました。男性3名、女性5名で五月晴れのもと、のんびりと歩きました。
 このコースは再整備されたこともあり、大勢のウォーカーで賑わったいました。コース沿いの武庫川は水量も多く、ゆったりと流れています。濃い緑に覆われた廃線の道、土に埋もれた枕木も往時を偲ばせ、煙を吐いて走っていた蒸気機関車の面影が目に浮かびます。ちなみに私は当時大阪にいたため、多分ぎりぎりこの線路を走る機関車に乗ったように思えます(長く生きていることを実感・・)
 積まれたレンガが朽ちかけたトンネルに入ると、本当に真っ暗闇、出口が近づくとトンネルのアーチの形に緑の木々が切り取られ、まるで一幅の絵のように美しい。トンネルの前後には3~4mもあろうかと思われる石積みの壁がコケに覆われて続き、当時の工事の大変さが偲ばれます。
 途中、大峰山登山口方面へ。このあたりに広がる桜の園は、ここを開いた桜守として有名な笹部新太郎氏が全国から集めた桜が往時は30種5000本も咲き誇っていたようです。
 もみじの道、どんぐりの道とアップダウンを繰り返し1時間ほどで元の廃線道へ。もみじの道はイロハカエデの大木がうっそうと繁り、紅葉の時期はさぞやと思われます。 廃線道には、コアジサイ、シロバナウツギ、スイカズラなどが咲き、木々も名札がつけてあるので、親しみが増します。昼食を取った河原にクレソンが生えていて、ちぎって食べるとほんのり苦みが最高。このあたりの武庫川は大岩がごろごろと、隙間を縫うように川水が勢いよく流れている。赤錆びのアーチ型の鉄橋もどっしりと存在感があり、廃線道に趣を添えている。
 5時間ほどのウォークで西宮名塩の駅に着き、気持ちの良い一日が終わりました。リーダー始め皆さまお疲れさまでした。

*追記
武庫川渓谷と廃線跡で忘れてならないのが「我が会の創設者安留紘一(故人)」の武庫川渓谷の景観保存と廃線跡の一般公開に対する取り組みと思い入れです。(F)



★ 2017.5.21(日) 蘇武岳(1074.4m) ★   
山行コース
  MAP
四季の森会館~道の駅「村岡ファームガーデン」~大糟神社登山口~5合目~馬の背~蘇武岳山頂~寺河内分岐~土俵場~寺河内登山口~道の駅
参加人数 10名 
登山道 朝から快晴の五月晴れです。道の駅「村岡ファームガーデン」裏手の大糠神社から蘇武岳に登り、寺河内に下山する周回コースに行ってきました。
 ブナ林のよく整備された登山道を登り約3時間で蘇武岳に登頂しました。芝張りの広い山頂には方位盤が設置してあり、また一等三角点だけあって360°全方位の眺望です。
 日差しが強く、山頂からすこし下がった木立の中で昼食をとる。途中、展望台から氷ノ山方面の山々を眺めてから下山にかかる。
 下山路は踏み跡のうすい植林地、あまり利用されていないかとおもわれる。途中から渓流づたいに下り、朴の木やトチノキの茂る自然林に変わり心が和みます。寺河内登山口からは棚田の風景を眺めながら45分間舗装路を歩いて道の駅にもどる。トラロープ、鎖場等危険個所のない山でのんびりと6時間春の山を楽しみました。

イワカガミとイワウチワの違い 
 
イワウチワ
 
イワカガミ
  両方とも同じような場所に生育して一見わかりにくい。葉の形がハート形になっているのがイワカガミ、円形がイワウチワとのことです。蘇武岳でみかけたのはイワカガミと思われます。


★ 2017.5.18(木) 氷ノ山 春の恵みを味わう ★   
山行コース
  MAP

参加人数 7名 
 
スズコ(ネマガリタケの筍)
 
山菜の王様 コシアブラ
 恒例の氷ノ山でスズコ(ネマガリタケの筍)を採り美味しくいただく美味しい企画です。
だが、今年は雪解けが遅れスズコの成育が10日位遅れていて不満が残るものでした。
 スズコがだめなら「コシアブラ」を探し回り、コシアブラを見つけましたが手が届かないので、登山靴で木登りをして食べごろのコシアブラをゲットしました。
*登山靴での木登りは注意が必要です。
 採ったものは美味しくいただくことに、スズコは「湯でと天ぷら」コシアブラは「天ぷら」にして美味しくいただきました。
 ※以下は参加者の感想です。

1.SL Kさん
 私は三回目のさんかになりますが、雪が残っているのを見るのは初めてです。今年は氷ノ山では雪が相当振ったのでしょう。そのためスズコもやっと芽をさましたとこなのか少なかった。でも、天ぷらや湯がきでいただくくらいは十分に採れ皆で美味しく頂きました。Fさんがコシアブラを採ってくださったので、今年ならではの天ぷらをも頂くことになり、より美味しい食事会になりました。帰りには天滝にも寄り、新緑の中、滝巡りもでき、マイナスイオンをいっぱいに浴び若がえりました。年一回の行事となったスズコ採り、来年こそは参加していただき、わいわいがやがや言いながら楽しい食事会をしましょう。

2.Hさん
 スズコ狩りに行きました。思っていたより藪漕ぎがきつかったです。スズコの天ぷらはコリコリと歯応えがあり美味しかったです。一番嬉しかったのはコシアブラの天ぷらを初めて食しました。口にした最初はヨモギの味がして食感は柔らかい餅のようでした。何とも言えない最高の味でした。
 帰りの道の駅にも売っていましたが、家内や近所の人に聞いても誰も知りませんでした。また、天滝も初めて見て感動しました。

3.Tさん
 まだ路肩に雪の残る氷ノ山に行ってきました。今年は花の開花が一週間ぐらい遅いようです。ネマガリタケの筍(スズコ)もまだ少なかったです。でもそのおかげで、食べごろサイズのコシアブラをFさんがいっぱい摘んで戻ってこられました。私も無我夢中でネマガリタケと格闘しながら、スズコを大量に採ってきました。駐車場の東屋でそれらを湯がいたり天ぷらにしていただきました。
 コシアブラの天ぷら、最高です。モチモチとしたタラの芽のような食感で口の中にヨモギのような風味が広がりました。お塩でいただいたのが一番好きです。翌日、道の駅にコシアブラを買いに行きました。でもサイズが大きく、あのモチモチ感がありませんでした。食べごろサイズのコシアブラをいっぱい摘んでくださったFさんに感謝です。スズコも全くえぐみがなく、天ぷらが美味しかったです。
 来年もよろしくお願いします。

4.Hさん
 今回のスズコ採りは、私にとって3回目の参加でした。1回目は湯でたもの、2回目は湯でたものに天ぷらが加わりました。天ぷらの美味しさにビックリ!!3回目の今回はさらにコシアブラの天ぷらが加わり、その美味しさに再びビックリ!!薬味もバリエーションアップして美味しい食卓となりました。
 帰りには天滝に寄るという嬉しいオプションもあり、マイナスイオンと美しい緑の木々に癒されました。参加者の皆様ありがとうございました。食いしん坊の私ですが次回もよろしくお願いいたします。

5.Uさん
 スズコ採り、楽しかったです。採るのも始めて、食べるのも始めて、おまけにコシアブラも始めて食べました。モチモチした食感でちょっとクセがあり、春の味としては最高でした。天滝に登る途中でミズの葉も口にし、来年は岩タバコも食べてみたいと思っています。名水「ぶなのしずく」も飲み大満足の1日でした。

6.Aさん
 体験、体験。しんどいけど、先には最高の景色と天滝の絶景。
スズコ採りの大変さも体感しました。でも、目が慣れて採れた時の充実感、採った後に即調理していただき、食べた時の感動、コシアブラも初めての味でした。もっちりとして、ほのかに香る独特の食感にやめられない。採ってきていただいた方、調理していただいた方に感謝します。行って良かったです。自然満喫させてもらいました。
 一番に、誘ってくださった友達に一番感謝します。皆さんの連携の強さと、思いやりに感謝します。本当に今日という日を計画して頂いた方々に頭が下がる想いです。ありがとうございました。

 
美味しくいただいています
 
日本の滝100選
 兵庫の名滝「天滝」98m

名水「ぶなのしずく」にて


★ 2017.5.8(月) ツツジのヤマト葛城山~ダイヤモンドトレイル縦走 ★   
山行コース
  MAP
篠山口駅~近鉄御所駅~ロープウェイ葛城登山口駅~ロープウェイ葛城山上駅~登山口~葛城山頂上~岩橋山~平石峠~竹内峠~岩屋峠~當麻寺~葛城市相撲館~近鉄当麻寺駅~篠山口駅解散
参加人数 5 名 
 「一目一万本」と言われるツツジを見ようと大和葛城山(959.7m)にロープウェイを利用して行ってきました。10日ほど早かったようです。満開時は山肌を真っ赤に美しく染め上げるそうです。早いと言ってもツツジは蕾で、山肌が赤く染まり、その面積の広さに感動しました。ツツジの開花時期には、ロープウェイの待ち時間が長い時で1~2時間待ちになるそうです。 ここから、二上山に向かってダイヤモンドトレイルを歩きました。歩き出してすぐに、ハルリンドウ、カタクリを発見し、今回は山野草好きのメンバーばかりで、「山野草を愛でる会」になってしまいました。初めて見るハナイカダ、ウラシマソウギンラン、ミヤコカンアオイなど、それは楽しい山行でした。ギフチョウが登山道にとまり、ばっちり写真がとれました。
 岩橋山(竹内峠という日本最古の国道(官道)を通って當麻寺へ行きました。當麻寺の牡丹を楽しみに参詣したのですが、花の時期は終わっていました。柿の葉寿司のお店でお茶して、相撲発祥の地、相撲館けはや座へ寄りました。
 今回の山行は盛りだくさんの内容で、ハイキングに観光にと楽しかったです。登山開始から32000歩でした。


★ 2017.4.28(金) 中山連山縦走(中山487m) ★  ☆☆ 
山行コース
  MAP
中山観音駅~中山寺~八王子川沿え~奥の院分岐~奥の院山道~やすらぎ広場~縦走コース~大峰山合流点~中山山頂~山本の岩場~最明寺滝分岐~山本駅
参加人数 11 名 
 
中山 やすらぎ広場にて
 
中山寺(中山観音
 昨年2度計画して2回とも雨のため中止した曰く付きの山である。3回目の挑戦でやっと山行が実現できました。しかも快晴で歩いていると暑いくらいでした。(参加者は11名・全ルート歩行時間6時間30分)
 篠山方面からの8名が中山観音駅で待つ3名と合流して、先ず中山寺(中山観音)に寄り道をして、天王寺川沿いに渡渉と堰堤超えを繰り返す。一尾根向こう側には広い住宅地が広がっているが川沿いは自然がいっぱいの別世界だ。沢筋から急坂を登り整備された林道にでる。そこで営林署の職員と合い、この辺一帯が国有林になっていることがわかった。林道を暫く行くと奥の院の参道と交差した。さらに林道を進み右折すると芝生の緑が美しい「やすらぎ広場」に出た。
 時間的には11時で昼食には早いが気持ちのいい明るい広場でゆっくり昼食を摂ることにしました。昼食後、記念写真を撮り出発。自衛隊の演習地手前で奥の院方面へ向かい、途中から縦走路にとりつく。平日でも天気が良いので縦走路では多くのハイカーと出会いました。中山山頂には5~6名の先客がいました。ここでリーダーの藤井がミスを犯しました。何を勘違いしたのか記念写真も撮らずに出発してしまいました。(中山山頂と認識していなかったな?)後半は先頭を木戸SLと交替しました。
 下山途中には通称「山本の岩場」と呼ばれる岩稜帯があり、急こう配の岩場で通過には慎重さが求められる。ここで記念写真を撮り、慎重にルートを選びな山本の岩場がら岩場の長い下り坂を無事下り切り、一息つく。
 山本駅までの間に最明寺の滝への分岐があるが、参加者に見に行くかを尋ねると、良い返事が返ってこない。この時点で約6時間歩いている。疲れが出てきているのだ。最明寺の滝には寄らないことにし、3時半ごろに山本駅前の公園に到着。公園内の日陰でミーティングを行い解散しました。
 参加者の皆様、お疲れさま。ありがとうございました。
※3度目の正直は、天気は快晴、満足度90%


★ 2017.4.8(土) 藤原岳(1128) ★  ☆☆☆
山行コース 
  MAP 
西藤原登山口駐車場 ~大貝戸道~藤原山荘~藤原岳山頂~藤原山荘~聖宝寺道~西藤原登山口駐車場
参加人数 7 名 
 四季の森、6時集合。古本さんの車でお世話になり、7名で篠山インターから出発する。第2名神高速甲南サービスエリアで休憩をとり西藤原登山口駐車場に9時着。駐車場が空いているか心配していたが、何とか一台分の空きが有り一安心、、立派な市の休憩所が設けられていた。
 雨も落ちてはいたが大したことなかったのでカッパのズボンとスパッツを着けて9時20分に出発する。
 しっかりとした道をジグザグと登る。ミヤマカタバミ、タチツボスミレ、珍しいミノコバイモは初めてお目にかかる可憐な花でした。カタクリの花は葉が一枚出ているだけでした。
 8合目の広場で写真に収まり、いよいよここから上は残雪の中。足元はドロドロ。滑ること滑ること。どこが登山道か見当がつかない。先を行く人を目で追いながら登る。今日のメインの花、福寿草があちこちで咲いている。9合目くらいになると素晴らしい景色が広がる。天気の良い日にしか花が開かないといわれているが、今日は満開のごとく一面に花を広げている。運がよかったのだろう。周りの雪や石灰岩も素晴らしく調和して景色を盛り上げている。来た甲斐があった。
上に行くほど天気が目まぐるしく変わり、モヤが出てきて先がどうなっているのかわからない。暫くはひたすら登る。下山してくる人がもうすぐだよと声かけをしてはくれるが、もうすぐではなかった。急に前が明るくなると山荘が現れた。山荘へは12時35分に到着した。
 小屋にはかなりの人がいた。食事中にも続々と人が増える。ツアーの団体さんも数組あり、入ったり出たりの人ごみの中、荷物を置いて藤原岳山頂に向かった。山頂は石灰岩が立ち並ぶ岩場の展望台だが今日は展望なし。写真に収まり早々に下山。天狗岩には行かずに身支度を整え駐車場に向かって下る。
 足元がドロドロのため8合目までは十二分に気を付けて下りる。福寿草は花を閉じていた。8合目にあったコバイケイソウは朝より大きく成長していたのには驚き。帰りは聖宝寺道を下りる。こちらには花はまだだが2輪草が多くみられた。杉林に入ると私の楽しみが始まる。ないだろうなあと思いながらもカヤランを探しながらの歩きが楽しいのです。あったときの嬉しさは飛び上がりたい喜びです。今日もなかった、残念。そう、どこにでもあるものじゃないんです。
 堰堤の谷川を渡り林道に出る。ここからはアスファルト舗装の道を40~50分歩いて帰る。雨が落ちてきたが気にせず歩き17時10分駐車場に到着する。私たちが最後の下山者だった。
 今日は決行が正解でした。残雪歩きの経験、ぬかるみ歩きの経験等新たな体験ができました。皆さん有難うございました。古本さんには大変お疲れのところ帰りの運転までもお世話になり有難うございました。楽しい思い出の1ページが残りました。


★ 2017.3.28(火) 浄瑠璃寺周辺と石仏巡り ★  ☆☆
山行コース   篠山口駅~加茂駅~大門石仏群~浄瑠璃寺~三尊摩崖仏~壺二尊摩崖仏~わらい仏~岩船寺~浄瑠璃寺~奈良駅
参加人数 5 名 
 篠山口駅7時10分に集合する。7時23分の木津行に乗車し、10時30分加茂駅に到着した。田舎の農道をのんびり歩く。何もない景色が落ち着き心地よい。いよいよ石仏巡りの山道へと入り込んで行く。大門石仏 さて目前に御座しますのは大門の大摩崖仏、大岩にくっきりと彫られた仏様である。立派なお姿で残っていました。浄瑠璃寺までの道端にはまさに遠き昔を今に感じる石仏や墓石が処かしこにたたずんでいるのです。
 首切地蔵尊(首有り)の近くに咲く薄黄色の花を沢山付けた木が気になる。浄瑠璃寺の山門前の昔ながらのたたずまいの蕎麦屋で昼食を摂った折に聞いてみるとアオモジという木とのこと。クロモジの木と同じく爪楊枝になるらしい。
 美味しいソバをいただいた後はすぐ前の浄瑠璃寺に参拝である。三重塔前で写真に収まり本堂に入る。秘仏である吉祥天立像が御開帳になっていたのでグッドタイミングでした。鎌倉時代の作品で、ふくよかなお顔をされ幸福の女神さまと言われている。ホッとさせられるお顔でした。また9体の阿弥陀如来の大きな像が横に並んだ様は圧巻でした。
今日ここに来られたことに感謝して寺を後にしました。藪の中三尊摩崖仏に手を合わせ、ちょっと気になっていた愛宕灯篭にご対面し、細長いあるがままの石に四角い穴を開けただけの素朴な灯篭には共感、石仏巡りのこの参道にはピッタリの灯篭だった。

 岩船寺への道は他の人に出会うことなくのんびり歩く。坂道にさしかかるとわらい仏が迎えてくれました。最近彫られた摩崖仏ではと思うくらいの保存の良さである。上の岩が傘の役目をしているようだった。
 その近くにはかわいいねむり仏が土に半分埋もれて顔を出していた。一休みも道の真ん中でひとすわり。坂道をちょっと下ると岩船寺に到着する。
 山門をくぐると三重塔が目に入る。塔の前で写真に収まり本堂に入る。写真でよくお目にかかる普賢菩薩騎象像が祭られていた。実物を見ることができてよかった。私は昔、花の寺25カ所巡りをしていた中で未だ来てなかった2寺を巡れたこともうれし限りです。
 バス停に行くと時間があったので一願不動にお参りし、そのまま浄瑠璃寺のバス停まで歩くことになった。思いのほか近かった。バスもほどなくきて近鉄奈良駅に戻り、大阪駅18時24分の電車にのる。
 羽田さんには大変お世話になり有難うございました。またの奈良歩きを楽しみにしております。
 
浄瑠璃寺三重塔
 
     浄瑠璃寺庭園  
 
岩船寺庭園と三重塔
  


★ 2017.3.25(土) 公開山行 羽束山(三田市) ★  ☆
山行コース
   MAP
四季の森会館・・・JR三田駅裏口(全員集合)~三田市香下寺P登山口~六丁坂~羽束山頂上・展望台・神社・観音堂~宰相ケ岳山頂~香下寺登山口下山~帰路
参加人数 15 名 
 
 香下寺P登山口へ午前9時に着き、準備体操を行って同20分に登山開始、途中休憩を入れて午前10時には早くも登頂。早昼休憩をして、川西さん差し入れの美味しいお手製ジャムにスナック菓子を口に頬張り、皆たいそうご満悦でした。
 休憩後、宰相ケ岳を経由して、午後1時に下山、帰路に着く。
 お天気よろしく、のどかな近場のハイキングでした。



2017.3.18(土)~19(日) 例会山行 百閒山999.2m・嶽山849.9m(和歌山県田辺市) ☆☆☆ 
山行コース
   MAP(1)(2)
3月18日:四季の森⇒田辺IC⇒百閒渓谷入口P→雨乞いの滝→登山口(昼食)→百閒山山頂→千体仏→崩壊地下道路→百閒渓谷P⇒ガルテン秋津野
3月19日:ガルテン秋津野⇒嶽山西尾根登山口→烏帽子岩→馬ノ背→嶽山頂上(昼食)→柿平⇒乙女の湯⇒四季の森
山 域 田辺市
参加人数 8 名 
 昨年3月に実施した例会山行、「和歌山県田辺市の嶽の森山と三星山」は、気候も温暖で、とても印象に残る山行となり、忘れることができなかったので、今年も八千代さんの古里、田辺市の山を一泊二日の行程で企画しました。宿泊はもちろん、八千代さんの母校である秋津野小学校を改装して整備されたガルテン秋津野です。
 参加メンバーに多少の変動がありましたが、昨年同様賑やかな楽しい山行となりました。
 初日は百閒渓谷から百閒山に登り、二日目に岩山として名高い嶽山に登るという計画です。百閒渓谷は2011年秋の台風による水害からようやく復旧し、その渓谷美を再び満喫できるようになりましたが、百閒山からの下山ルートにあたる熊野川流域の斜面崩壊は想像を絶する激しいもので、現在なお復旧工事の真っ最中であり、登山道は寸断され、全面復旧にはまだまだ年数を要するとのことでした。
 本稿では、参加メンバーから寄せられた感想文を中心に、写真を添えて、今回の山行を総会したいと思います。(K.N)

 熊野古道、中辺路に囲まれた中に里山の人々に守られひっそりと聳える山、百閒山、嶽山登山に参加しました。熊野の澄み渡る空気と清流、中でも嶽山は急斜面の直上、石尾根の間から熊野の山々を眺めながらの贅沢な山登り、足並みの揃った愉快な仲間たちとの山行でした。(K.Y)
 百閒山の水の透明度にビックリ。エメラルドグリーンの深い淵に到っては神秘的で、景色と同化できれば、何か?と出会えそうな気がしました。嶽山は石楠花がたくさんあり、花の時期はさぞきれいだろうなと思いました。牛の背・馬ノ背から見る景色は、高い山ではないですが360度山で最高の気分でした。(Y.U)
 
 一日目の百閒山は自然美溢れる百閒渓谷の奥にある山。すばらしい数々の滝巡りをしながら大岩を越えたり眺めたりしながら長い道のりを飽かずに登れた。とにかく水が緑色や紺色に輝く滝壺は言いようがない素晴らしさ。奇岩・滝巡りのトレッキングコースが終わる百閒山登山口からはきつい登りになる。山頂からは歩きやすい下りだったが、突然、林道がなくなり驚く。数年前の大雨の災害らしく、途方に暮れるほどの崩壊の広さだった。その工事現場を通り抜けさせてもらい下山口の車に戻る。夜は秋津野ガルテンでゆっくり休んで明日に備える。
二日目はなかなか手ごわい山だった。岩山とは思っていたが、想像以上の山。登り始めから山頂までが岩登りといっていいくらい。馬ノ背などは恐怖心を感じた。訓練さながらの山登り。でも達成感があり充実した一日でした。行き帰りとも運転していただいた西嶋さん、川西さんありがとうございました。(T.K)

 百閒山の頂上は思ったより狭い空間でしたが、登山口から約50分の尾根の急登に報いてくれるのに十分でした。東に法師山、北東方向になかなか愛嬌のある名前のゴンニャク山、野竹法師が樹間を通して望むことができました。次なる山はやっぱり法師山かなと直感。第3回遠征もこれで決まったようなものです。(M.K)

 和歌山は行ったことがなく、どんな山があるかも知らなかったのですが、田辺市は熊野三千六百峰に囲まれた大自然一杯の素晴らしいところでした。1日目の百閒山は滝・淵・釜の宝庫で自然美に感動でした。下山は2011年の台風の崩壊地を下りていきました。甚大な被害の後を垣間見ての驚きの連続でした。2日目の嶽山は上級者コーストと聞いていたので気合を入れて出発しました。蟻の戸渡、牛の背、馬ノ背を全員無事に通過することができて感動でした。山頂では昼食の後ジャムとコーヒーで楽しいひとときをゆったりとすごしました。下山後の温泉もいいお湯で乙女になった気分でした。帰りに寄ったお店はみかんと梅干しの種類が多かったです。さすが日本一の産地だと感心しました。今回はお天気が良く、春を満喫できて本当に嬉しかったです。ご一緒していただいた皆さんたいへんお世話になりありがとうございました。(K.T)

百閒渓谷は2011年の紀伊半島の大水害からよみがえった渓谷です。前々から行ってみたい百閒山渓谷に行けて楽しいことばかりでした。天気は良く、滝は見事でした。水もすごく澄み切っているし、言うことなしです。百閒山はお昼ご飯の後で登ったため、少し疲れましたが、いい山でした。頂上から次に登りたい法師山もみえました。下山は千体仏の林道を下りました。通行止めとなっていたが大丈夫と皆の意見で下山したが、大変な地滑りで、工事中の箇所をやっとの思いで抜けて、車に戻りました。二日目の嶽山は人気の山だと大塔観光協会に教えていただいた通り登りごたえがあり、岩場が多く慎重に登りました。烏帽子岩は交替で登り、周りを見たら怖いくらいでも山は美しかったです。馬ノ背もなんなく越えて山頂に着き、皆でハイタッチで喜びました。帰りは冨里温泉で汗を流しました。参加された皆さま有難うございました。でも年齢的に次の山行に行けるのか心配しています。(Y.K)

 二度目の和歌山一泊山行、今年は2座共とても印象深い山でした。百閒山は滝と滝つぼに圧倒されました。滝つぼのエメラルドグリーンの神秘的な佇まいは感動でした。下りは崩壊の現場を目の当たりにし、山の神秘と厳しさをしみじみ感じる山行でした。
二日目の嶽山は聞きしに勝る岩山で、大岩と立木にしがみつきながら、まさに三点確保を身を以て余儀なくされることとなりました。その昔、岩場が好きだったころを思い出し、無事登れたことに大満足です。皆さまお世話になりました。(M.M)

皆さんお疲れ様でした。充実した山行に満足しています。ありがとうございました。
         冨里温泉 乙女の湯


★ 2017.3.1(木) 愛宕山 ★  ☆☆ 
山行コース
  MAP
四季の森P~龍蔵寺P~東コース~愛宕山登山口~~愛宕山~中央コース~愛宕堂~龍蔵寺
参加人数 7 名 
 ミツマタの大群生を見て頂きたくて計画したのですが、全く咲いていませんでした。
2~3週間早すぎました。参加してくださった皆様、ごめんなさい。
東コースは、登山口から20分ほどでミツマタの大群生が見られるので、お散歩がてらカメラを持って改めて行きたいです。
愛宕山に行くには、東コースにおいては、この冬の大雪でミツマタが倒れ、登山道をふさいでいるので、林道終点まで行き、尾根に向かい直登すると本来の登山道にすぐ合流します。 そこから30分ほどで愛宕山山頂に着きます。

 愛宕山は、[松茸山のため9月10日~11月15日の間入山禁止です。また狩猟解禁機関の11月15日~2月15日の間入山されると危険です]と頂上まであと5分の所に立札がありました。あともう少しで頂上なのに・・・ ここまでは入山してもよいということなのでしょうか?
 山頂は篠山市内のほうに少し伐採され景色が見渡せました。11時ですが早い昼食をとりました。11時半ごろ中央コースで下山開始。トラロープもありましたが、かなりの激下りです。立木につかまりながら落石を起こさないよう慎重におりました。以前登山道調査で、この中央コースを登ってきたのですが、きつかったので下山におすすめのコースです。途中愛宕堂への分岐があるので、お参りしてきました。ウバユリの芽が顔を出していました。崩れかけの長い石段があったり(侵入禁止です)、苔むしたかなり高い石垣が印象的な愛宕堂です。一時間ほどで龍蔵寺に下山しました。
 今回は、花が全く咲いておらず、参加者の皆さん申し訳ございませんでしたもっと勉強して次の山行に生かしたいと思います。参加ありがとうございました。


★ 2017.2.21(火) 例会山行 盃ケ嶽 (497m) ★  ☆ 
山行コース
   MAP
四季の森P~ユニトピアささやま~登山口~盃ケ嶽~五台山分岐~岩谷山-昼食休憩・祝誕生月~五台山分岐~法蓮坊山~打坂峠~ユニトピアささやま
山 域  
参加人数 14 名 
 

 ユニトピア篠山から逆時計回りに修験道の山、盃ケ嶽~法蓮坊山を歩きました。
 大雪の後の残雪上の歩行となりましたが、元気に突破。
 今月、誕生日を迎える会員4名をクラッカーを鳴らしてお祝いしました。


★ 2017.2.16(木) 例会山行 播州高原(千町・段ケ峰線) ★ ☆☆☆  
山行コース
   MAP
四季の森P~笠杉トンネル/林道入口P~千町・段ケ峰林道~笠杉山登山口~どうどう橋(岩塊流)
復路は往路の逆コースで戻る
山 域 宍粟市
参加人数 5 名 
〇 今年はスノーシューに挑戦しようと思い、不安の中にも期待が膨らむ。
 笠杉トンネル林道入口のPは1台駐車できるぐらいのスペースが空いていた。
 雪は充分、準備OK! 小動物たちの足跡が残る白銀の林道を さあ出発!
 今回は宇和野高原に続き2回目だけあって自分で自分のスノーシューを踏むこともなくスムーズに前進することができたので、ちょっと嬉しくなってきた。また自分がスノーシューを履いて雪山の遠謀を楽しんでいる自分が信じられないくらいでした。
 今回は先頭が大変なので順番に代わって歩こうということになった。先頭は、何もない雪の上に自分の足跡がついていくのは大変気持ちがいいのだが、足を上げて歩いていると太ももがつりそうになったので、私は人より早く代わってもらいました。先頭の方のご苦労がわかり良い経験をさせていただきました。
 12時近くになったので昼食をとることになり、登山道入口までは行かずに、ここで引き返しました。
 
〇 今年は雪に恵まれ、兎和野高原、播州高原の林道歩きはしっかりと楽しめました。またとても良い勉強にもなりました。来年はどこかの山頂を目指して歩こうじゃないかと言う話になりました。私は初めてのスノーシュー参加が八ケ峰の山登りだったので大変だったが楽しい思い出となっているので、苦労しながら歩くのもまた楽しい。来年は頑張って山頂を目指して歩こう。

〇 里では厄介な雪も山では大歓迎です。今年2回目のスノーシュー、登山口から積雪1mはあろうかと思える雪の山。兎か鹿の足跡がある他は純白の世界です。日差しにも恵まれ、積もった雪はきらきら輝き、頭上からは木々の雪が風にのり粉雪舞います。スノーシューの踏み跡は一瞬コバルトブルーに発色し、これまた感激です。歩くだけで手軽に銀世界を楽しめるスノーシューだ。


★ 2017.2.4(土) 例会山行 高見山(1248.9m ) ★  ☆☆☆ 
山行コース
   MAP
JR篠山口駅~榛原駅~(霧氷バス)~高見登山口バス停~旧伊勢南街道~撞木松~古市~雲母曲~小峠~盗人岩~大峠~ベンチ(昼)―アイゼン装着~高見山 山頂~揺岩~息子岩~国見岩~乳岩―アイゼン外す~高見杉~平野登山口・たかすみ温泉 たかすみ温泉バス停~榛原駅~篠山口駅
山 域 奈良県東吉野村 
参加人数 10 名 
 関西で樹氷、霧氷を日帰りで見ることができる山ということで、三重県と奈良県東吉野村の県境の高見山へ行ってきました。高見山は「えびのしっぽ」で有名な山です。また、その美しい三角錐の山容から「近畿のマッターホルン」と呼ばれています。
 1月中旬から2月下旬の土日祝に樹氷バスが奈良県の榛原駅から出ているので、榛原駅を降りると登山客で溢れていました。ここからは、三峰山の2ルートの樹氷バスが出ています。バスの乗車料金1060円を払うと、たかすみ温泉の入浴割引券とお箸がついてきました。
 高見山登山口で準備体操をして、トイレを済ませ出発です。民家の庭先のようなところに登山口がありました。雪は全くなく、「篠山の方が雪が多いな、えびのしっぽはないかも・・・」と思いながらのスタートでした。登山道は旧伊勢南街道で石だたみの道が残っていました。「撞木松」「古市」などの旧伊勢南街道の案内看板がありました。
 私が一番印象に残った看板は「盗人岩」です。盗人が隠れていたと説明していただいてから、私の頭の中は時代劇の妄想が始まりました。岩陰から山賊が出てきて、一生に一度のお伊勢参りのために持ってきた大金を取られ、一文無しになって・・・そんなことを妄想しながら登っていました。
 小峠からのルートはきつい急登とのことです。今回は、大峠からのルートでした。小峠あたりは少し積雪がありましたが、まだアイゼンをつけるほどではありませんでした。
 大峠(高見峠)には、駐車場、トイレもありました。数台車がとまっていました。風はきついですが、快晴のいいお天気です。しばらく登るとベンチがあり、ここで昼食をとりました。昼食後、ここでアイゼンをつけました。山頂を見上げると、白いすすきの高原のようでした。山頂に近づくと、それが霧氷、樹氷とわかり、感激しました。真っ青な空にキラキラ樹氷が輝き本当にきれいでした。
 高見山山頂に3時間ぐらいで到着しました。山頂は多くの登山者でごった返していました。高角神社で記念写真を撮って、展望台へ行きました。その時、私はわからなかったのですが、兜・鎧岳がしっかり写真に写っていました。帰宅してから知ったのですが、高見山から、運が良ければ、富士山や御嶽山が見えるそうです。次登るときはしっかり探したいです。山頂の反対側の斜面は凄い雪でした。念願のえびのしっぽを見ることができました。感動でした。
 揺岩、笛吹岩、息子岩、国見岩、乳岩と、いわれの書かれた説明板を見ながら下山しました。杉谷・平野分岐を平野に向かって下山です。樹齢700年の高見杉がありました。この辺りでアイゼンを外し、たかすみ温泉(平野登山口)に2時間ぐらいで到着しました。
 初めての樹氷登山に大満足の私でしたが、お天気が良すぎたそうです。もっとすばらしい霧氷、樹氷が見られるそうです。また、三峰山の霧氷、樹氷も素晴らしいそうなので、またチャレンジしたいです。 

★ 2017.1.31(火) 自主山行 兎和野高原& 瀞川山 ★  ☆☆☆ 
山行コース
   
兎和野高原野外教育センターP ~ 林道入口 ~ 展望台 ~ アルペンルート合流点手前折り返し
山 域 兵庫県香美町 
参加人数 9 名 
 四季の森会館駐車場に7時に集合して車3台9名で出発。高速・国道とも車道に雪が無く順調に走る。国道から離れると僅かに道路に雪が出てきたら兵庫県兎和野高原野外教育センター駐車場に到着。センターに駐車許可を取り出発準備開始する。なお、この駐車場に地図の作成には欠かすことができない。
 「電子基準点」があります。駐車場直ぐ近くの除雪がされていない車道でスノーシューをセットする。今回の参加者で4名の方が初めてスノーシューを着けて歩く体験をしました。
 私自身、兎和野高原にスノーシューで来るのは10年ぶりになりますが、雪のある風景は殆ど変わっていませんでした。懐かしく思い出しながら、林道入口までの道路(ルート)でも積雪は50㎝以上あり十分スノーシューを楽しめました。
 林道入口からも積雪は十分にありましたが、前日の雨の影響か表面が固くなっていて歩き難い。途中の展望台からは蘓武岳や妙見山の雪景色が目の前に見ることができた。
 ここで先頭を後退して最後尾に廻る。思ったよりスピードが上がらず、12時近くなっても直線林道の付近まで到着していないが、お腹も空いてきたので昼食をとることにしました。休憩中に先を見に行くと、木の殿堂からルートとの合流点(直線林道開始)まで約100m位のところまで来ていました。でも、帰りの時間を考えると休憩地点から引き返すことにしました。ただ、歩き始めると私の足に違和感を抱くようになりスピードが上がらない。そしてやわらかい雪を踏み抜いて転倒してしまいました。起き上がろうとすると膝上の展望台にて内側がコムラ返りを起こして、歩くことができない状態になってしまいました。
 やっとの思いで歩き出すが、他の参加者とは離れるばかり。リーダーとして情けなくなってきました。
 林道入口で待っていてもらって、やっとの思いでたどり着きました。
 センターの駐車場に戻り、スノーシューを外し、帰り支度を整えて帰途に就きました。

       

★ 2017.1.28(土) 公開山行 牛松山(629.3m) ★    
別名・丹波富士 とも呼ばれて親しまれている亀岡市の山
山行コース
   MAP
四季の森P→東城公民館→亀岡駅前P~北保津バス停~登山口~福性寺~金毘羅神社~牛松山~愛宕神社~国分バス停~北保津バス停~亀岡駅前P
コースタイム:4時間
山 域 京都府亀岡市 
参加人数 14 名 ( 会員 10 名、一般参加 4 名 ) 
 JR亀岡駅から北東を見上げれば、なだらかな富士山と言った感じがあります。地元では「丹波富士」の愛称で親しまれているそうです。
この山行の一週間ほど前の大雪が日本海側から和歌山県北部地方を含める広い範囲で降雪に見舞われ、篠山でも24年ぶりの大雪となりました。
 この大雪のせいで、ワカン、スノーシュー等を整えるのに焦る気持ちもありました。申し込みは20名の多数でしたが、参加者は大雪のせいでキャンセルがあり14名となりました。
 堺の天引トンネルを出ると雪はあまり積もっていなくて装備の不安は消えました。登山口近くに福性寺駐車場があるのですが、そこは無断駐車禁止でしたので、獣対策用の扉を開けた上の駐車スペースを利用することにしました。 登り口からは豪雪どころか雪もなく、期待外れでしたが、登るにつれて積雪があり、途中で亀岡の市街地を包むような雲海も楽しむことができました。
 牛松山の頂上付近にある金毘羅宮まで18丁ある。「金毘羅」は梵語の「クンビーラ」の音訳、ガンジス川に住むワニが神格化されたものと言われています。頂上付近では20㎝ほどの積雪があり、今回の公開山行のメインテーマである雪上ハイキングが楽しめました。下山後に9号線沿いにある道の駅「ガレリア」に寄りました。ガラス張りの大きな建物で図書館、特産品館、カフェ等が有り、買い物などが楽しめるところでした。時間に余裕のある方は行かれると気持ちを癒せる場所かもしれませんよ!

★ 2017.1.19(木) 例会山行 桶居山(248m) ・高御位山(304m) ★  ☆☆☆  
山行コース
   MAP
JR御着駅~深志野登山口~桶居山~高御位山~辻登山口~JR宝殿駅
山 域 高砂市 加古川市
参加人数 6 名 
 今回のコースは姫路市・加古川市・高砂市にまたがる低山の岩尾根歩きである。JR御着駅に8:30分全員集合。30分ほど車道を歩いて登山口に到着した。登山口から竹林を抜けると灌木の茂る岩尾根に飛び出す。彼方に姫路城も見渡せ眺望は申し分ない。
 尾根伝いに登っていくと前方にピラミッドピークを思わせる桶居山が見えてきてアルパイン気分満開。今回の山行で一番印象に残る山となった。桶居山から高御位山への鞍部で昼食。
 高御位山までの南斜面は2000年の山火事跡が黒々と残っており無残な有様。植林してあるが元に戻るには相当年数がかかると思われる。高御位山山頂には他のコースから登ってきた登山者が平日にもかかわらず大勢くつろいでいた。
 山頂には神社のほか、バイオトイレが設置され、地元の人々に愛されている山と実感した。
 今回の歩行距離21km、ほとんどが岩尾根歩きでミニミニアルプスを楽しめた。

        


★ 2017.1.14 (土) 例会山行 赤谷山(1216.4m) ★    ☆☆☆☆
山行コース
   MAP
四季の森会館P→高速→戸倉スキー場P~登山口~赤谷山山頂~戸倉峠~戸倉トンネル出口~戸倉スキー場P
帰路 往路の逆コース
コースタイム:6~7時間
山 域 宍粟市 
参加人数 4 名 
 朝、集合時点で三田、篠山周辺は銀世界に。雪は盛んに降りしきっている。とりあえず行けるところまで行ってみようと雪の降りしきる中を出発する。山崎ICから北上、波賀町に入るころには国道が完全に雪道になる。
 戸倉スキー場に着くと、降りしきる雪と霧で視界がまったく効かない状態。駐車場も除雪作業で駐車スペースもない。ゲレンデへの立入りは、視界不良のため禁止。しかたなく、どこかでスノーシュー散歩して温泉に入浴して帰ろうと衆議一致し、戸倉峠を越えて、氷ノ山スキー場方面へ雪道を走り、若桜ゆはら温泉ふれあいの湯の駐車場に車を停める。時間はまだ朝の9時で温泉もまだ営業していない。どうしたものかと思案していたら、管理人のおばさんが親切で、玄関扉を開けていただき、おまけに中に入って休憩室も使ってくださいとのこと。親切な言葉に甘えて、玄関のタタキでスノーシューを装着させていただき、スノーシュー散歩に。 温泉裏手の神社に向かって道がついていたので、辿ってゆく。沢沿いに進んでいると、後方から叫び声が聞こえる。
振り返ると、戻って来いということらしい。なんでも西嶋さんが雪かきを手伝っていたら、小屋のおやじに、中に入って休んでいけと招待されたとのことで、中に入れてもらうことに。
 薪ストーブが小屋の真ん中にでんと座っており、なにか楽しそうな手作りの造作の小屋だった。奥には養生亭の木の看板もぶら下がっている。コーヒーを淹れていただいて、すっかりくつろがせていただいた。リンゴの栽培をされているとかで、なかなか愉快なおじさんであった。
 小屋を辞して温泉に戻り、お風呂に入る。これがまた熱くていい湯で、私はもう大満足。山には登れなかったけれど、人と温泉で心温まる一日となった。

★ 2017.1.7 (土) 例会山行(2017初山行) 烏ヶ岳(528.3m) ★  ☆ 
山行コース
   MAP
三田駅北口→上槻瀬(つくしの里)~東屋~見晴らし道~行者山~烏ヶ岳~金毘羅道~妙見山~つくしの里(上槻瀬バス停前)→三田駅北口
コースタイム:3時間
山 域 三田市高平
参加人数 14 名 
      
 今年の初例会山行は酉年にちなんで烏(カラス)ヶ岳に。穏やかな日差しの中、10時35分公民館前到着。つくしの里で準備体操をして出発。高平ナナマツの森の林間広場まで、山里集落の道をのんびり歩きます。振り返ると大船山が美しい姿を見せています。獣避けゲートをくぐって、ため池横の道を進むと林間広場手前の鉄製橋に着きます。ここで、休憩を兼ねて、ぜんざいパーティ資材を林間広場にデポしておきます。 橋を渡って新池横から烏ヶ岳への登りの始まり。取りつきから急な登りが待っていて、途中ベンチのある休憩場所で汗を拭き、一気に行者山の展望台へ。崩れた石の祠がある明るい頂きが出迎えてくれます。ここまでくればもう烏ヶ岳は目の前、明るい雑木林の尾根道を辿ること10分で頂上に。弁当と記念集合写真を撮る。
 頂上を辞して、行者山の手前の分岐を左に折れ、鞍部に向けて急坂を下ります。鞍部から樹林の中の沢沿いの道を辿って林間広場に下ります。 林間広場に到着し、さっそくぜんざいパーティの用意です。ぜんざいの用意をしている間にもジャムとクラッカーで空腹を癒し、いよいよ本命のぜんざいの出来上がり。皆腹一杯になるまで最後の一滴まで食べ尽くしました。
 お腹一杯で、もう砦~薬師堂経由で下る計画も放棄してつくしの里へ向けて下山。めいめい、おしゃべりしながらの里山の道は、とてものどかで、今日一日の楽しい山行の締めくくりにはぴったりでした。

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